テーブルトークRPGの『ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)』が、30年以上の長い歴史の中で遂に初の映画化へ向け、ワーナーによって映画化権が取得されたとエンタメ情報サイト、Deadlineが報じました。
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え...? もう映画化されてる...? もしかして、『ダンジョン&ドラゴン』ですか...? しょぼい筋肉番付(サスケ)みたいなダンジョンが登場するあの映画は私の中では『D&D』の関連作品の中に含まれていないのです。
...正直に申しまして、私が初めて『D&D』に出会ったのは厳密にはあの『筋肉&番付』でした。あれのおかげで「D&Dって、しょぼいゲームなのかなぁ...」というイメージを持ってしまい、結果として、素晴らしいTRPGの世界の世界に踏み込むのが遅れてしまったといっても過言ではないでしょう(後にそのイメージは払拭されて、今では毎週『D&D』で遊んでますけどね!)。
話がそれてしまいましたが、本題に。Deadlineによると、ワーナーは昨年、ミニチュアゲーム『チェインメイル』を原作にした脚本の権利も取得しているんだとか。この『チェインメイル』は『D&D』の原型になったゲームであり、今回『D&D』映画化権を買ったのも関連があるのかもしれません。
『チェインメイル』の脚本は、映画『タイタンの逆襲』の脚本を手がけたデヴィッド・レスリー・ジョンソンさんのものとの事なので、もしこれが『D&D』の映画にそのまま使われるとしたら、ファンも満足できる大迫力の作品になることでしょう!
ちょっと心配なのは、『チェインメイル』のプロデューサーは先程の『筋肉&番付』の監督、コートニー・ソロモンさんだと発表されていたというところ。悪夢が再来する可能性もゼロではない...!
しかし、ソロモンさんは『筋肉&番付』の監督をした後に、ヴァン・ダム出演の『ユニバーサル・ソルジャー:殺戮の黙示録』やスタローン主演の『バレット』でプロデューサーを務めています。
もしかしたら、モンク役のジャン=クロード・ヴァン・ダムがサイオニックなパワーを駆使して、空飛ぶレッド・ドラゴンに回し蹴りを決めたり、レンジャー役のスタローンがジャングルでホブゴブリン軍団を相手にゲリラ戦を繰り広げるなんていう激熱な映画になるのかもしれません...!
まだ公開されると決まったわけではありませんが、こんどこそ素晴らしい『D&D』映画になってくれるといいですね!
© Wizards of the Coast. 4e Dungeon Masters Guide; Interior Illustration.
Warner Bros Acquires Rights To Make 'Dungeons & Dragons' Movie[Deadline]
4e DnD: DMG Chp. 1.[DeviantART]
(傭兵ペンギン)
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