マーベルが生んだアメリカのヒーローチーム『アベンジャーズ』の映画版が昨年公開され、大ヒットを記録しましたが、今度は日本のヒーローチーム『ビッグ・ヒーロー6』がディズニーからアニメ映画化されます。
今回は『ビッグ・ヒーロー6』の解説に加え、新たに公開された映像も合わせてご紹介。
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「ビッグ・ヒーロー6」は、1998年にマーベルから刊行された『Sunfire & Big Hero 6』に登場した日本人ヒーローチーム。映画版の「アベンジャーズ」は「S.H.I.E.L.D.」によって結成されますが、「ビッグ・ヒーロー6」は政府と日本の大企業が秘密裏に協力し結成されたチームです。
初期のリーダーはカプコンの格闘ゲームにも登場し、公開予定の『ウルヴァリン:SAMURAI』にも登場する「シルバーサムライ」。彼は刀にタキオンエネルギーを込め、なんでも切ることができるパワーを持つミュータントです。
その他主なメンバーは、「サンファイア」(超高温の炎を操るミュータント)、「ヒロ・タカチホ」(天才少年。父の人格をコピーしたロボット「ベイマックス」を作り出し、彼とともに戦う)、「ゴー・ゴー・トマゴ」(特殊なアーマーで球体になり、体当たりで攻撃。「サ○ス・アラン」ではない)、「ハニーレモン」(異次元につながるバッグ「パワーパース」から便利な道具を何でも取り出せる。「ド○えもん」ではない)。
2008年には第2期シリーズが開始。「サンファイア」と「シルバーサムライ」は脱退しており、その代わりに「フレッド」(恐竜の映像を作り出し、その映像に物理的に攻撃をさせることができる。「ジョ○ョ」の「スタ○ド」ではない)、「ワサビ・ノー・ジンジャー」(寿司職人にして刀の達人。ワサビは生姜ではない)が登場。
今回の映画版は「ヒロ・ハラダ」(タカチホから名前が変更されています)と彼が作ったロボット「ベイマックス」が、ヒーローチーム『ビッグ・ヒーロー6』に参加するサン・フランソーキョー(San Fransokyo。原作ではトーキョーが舞台だったのですが、ここも変更)の平和を守ために戦うというお話になる模様。
そのサン・フランソーキョーの街の映像がこちら。
サンフランシスコに欧米がイメージするアジアがミックスされた雰囲気の街ですね。『ニンジャスレイヤー』の「ネオサイタマ」のような勘違いされた近未来日本ってだいたいこんな感じですよね。遥かに良い。
映画『ビッグ・ヒーロー6』はアメリカで2014年11月7日公開予定。まずは、キャラクターデザインを見てみたいな!
Disney's "Big Hero 6" First Look Footage[YouTube via io9]
Big Hero 6[Marvel.com]
BIG HERO 6 (2008) #1 (NAKAYAMA VARIANT)[Marvel.com]
(傭兵ペンギン)
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