設定からするとどう考えても笑えないのに、観客席では爆笑が起こり、クライマックスには涙する感動作として全米で話題となっている『世界にひとつのプレイブック(原題:The Silver Linings Playbook)』が2013年2月22日(金)に日本公開されます。
ジェニファー・ローレンスとブラッドリー・クーパーという今が旬の若手俳優が主演、そして名優ロバート・デニーロやクリス・タッカーが脇を固める今作のあらすじと海外版予告編は以下より。
妻の浮気で心の壊れたパット(ブラッドリー・クーパー)は、両親と暮らしながら社会復帰へのリハビリをしつつ妻とやり直そうと行動するが、なかなか上手くいかない。そんな時、パットは近所に住む女性ティファニー(ジェニファー・ローレンス)と出会う。見た目とは裏腹に過激な言動、行動をとる彼女もまた事故で夫を失い、心が壊れていた。ティファニーはそんな状況から立ち直るべく、ダンスコンテンストへの出場を決意し、パットを強引にパートナーに指名。二人の心の壊れた男女が互いに手を取り合い、立ち直るための挑戦を始める。
傷ついてちょっとクレイジーになってしまった、噛み合いそうにない二人が実は共感し合える部分を持っていて、少々過激な舌戦を繰り広げていくうちに打ち解けていく様子が痛快な予告編となっています。前評判の「爆笑かつ感動」という形容も納得の作品となりそうです。
筋肉好きとしては『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』でブレイクし、『特攻野郎Aチーム』で好演、2011年に米『ピープル』誌で「最もセクシーな男性」に選ばれたブラッドレイ・クーパーは見逃せませんが、なんといっても注目は『ウィンターズ・ボーン』、『X-MEN ファースト・ジェネレーション』、『ハンガー・ゲーム』、『ボディ・ハント』と、幅広いジャンルの作品で実力派ぶりを見せているジェニファー・ローレンスちゃん。彼女はどの作品でも表情が素晴らしいので、複雑な心情にある今作のティファニーの表情も見逃せません。あとムチムチな身体も。
『世界にひとつのプレイブック』は2月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー。
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[世界にひとつのプレイブック](海外公式サイト)
(スタナー松井)
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