後から観返すと、当時の時代的背景と文化が垣間見えたり...?
これまで何年もの間、日本で作られたアニメに登場したテレビゲーム、またはゲームコンソールは数えきれないほど沢山あります。時にそれはストーリーに必要な小道具であるコトもありますが、たんに出演するキャラクターが遊んでいるだけの時もあります。
ま、画面に出て来る意味合いは様々ですが、今回はそんな和製アニメにチラリと出てきた、ゲームやゲーム機をご紹介。以下でどうぞ!
【大きな画像や動画はこちら】
『美少女戦士セーラームーン』:Power.tv
『美少女戦士セーラームーン』:fanpop!
『赤い光弾ジリオン』:Dreamcast Talk
『らんま1/2』:Hardcore Gaming 101
『新世紀エヴァンゲリオン』アニメシリーズより
『サマーウォーズ』(提案:Gojiguyさん)
『クレヨンしんちゃん』:Fall of Saigon
『BAMBOO BLADE』:My Anime List
『名探偵コナン』:Conan Wiki
『喰霊-零-』:Anime History
『げんしけん』:Otakudom (提案:Sakiyaさん)
『紅』:GoNintendo
『侵略!イカ娘』:dakara transplrance
『僕は友達が少ない』:YouTube
『BTOOOM!』:Gigaventure
『神のみぞ知るセカイ』:動画と日記のポコテン日和 (提案:truthtellahさん)
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』: ニコニコ動画
この数十年の間、何世代もモデルチェンジを繰り返してきたゲーム機...アニメ内に登場させるのが流行とまでは行かないでしょうが、こうして見ると当時最新だったコンソールが何だったのか、考察するのも楽しいですよね。
これまでいくつものアニメ作品の中で、こうした描写が数えきれないほどあったワケですが...ある程度詳しいゲーマーであれば、番組の中でチラっと見えただけのゲーム、またはコンソールでも瞬間的に目が行ってしまうかと思います。
特に『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』では、PSVitaっぽいポータブル機が描かれていたり、『ハヤテのごとく!』ではXbox 360のコントローラーらしきモノが描写されていたりと、それによってキャラクターたちがXbox派なのか、はたまたソニー派なのかがジョークとして、一部のファンの間でウワサされたりもするようです。
見た目がそのまんまであろうが、少し似ている程度であろうが、そしてライセンスの問題などをクリアしていなくとも、描写する側がゲームを大好きで、少しでも描きたいと思うから登場させるのだと考えられます。
これらをご覧になって判ったと思いますが、『らんま1/2』のスーパーファミコン(劇中の画面には『スターソルジャー』そっくりのシューティングが登場)然り、アニメの中に登場するゲーム/ゲーム機は、あからさまにブランド名を出さなくても一目でソレだと判るパターンが多いんですよね。
ですが、『新世紀エヴァンゲリオン』では明らかにSEGAと書かれたテレビが登場したりしますし、そうかと思えば映画『サマーウォーズ』やそのほか色々な作品では、これまた見た目から明らかにニンテンドーDSっぽい携帯ゲーム機がでてきますが.....。
現実世界の人々は普通にテレビゲームをプレイします。もしアニメに出てくるキャラクターたちも一般的な生活を送っているのであれば、カレらも同じようにゲームをプレイするのは当たり前のコトとして捉えるべきでしょう。取り分け『クレヨンしんちゃん』がコナミ・コマンド(らしきもの)を入力しようとしている様はイイですね。スゴくワタシたちが子供の頃にやったコトと被ります(笑)
とにかくちょっと挙げただけでも、こんなに沢山あるってことは、読者のみなさんのご記憶の中にも、まだまだイロイロ有るかもしれません。もし何か憶えていたら、ぜひとも教えてくださいね!
How Japanese Anime Brings Gaming Hardware To Life[Kotaku]
(岡本玄介)
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