雰囲気たっぷりのスチームパンクゲームを集めてみました。
蒸気で動く機械の数々に、西部開拓時代や19世紀イギリスのスタイル...そんなスチームパンクに魅了された人は少なくありません。Kotaku Japanでもコスプレやゲームコントローラーなど、様々なスチームパンクネタを紹介して来ました。
しかし、意外にもスチームパンクなゲームは少ないのです。もちろんスチームパンク的要素があるゲームは存在します。例えば『トーチライト』にもレトロ・フューチャーな敵が出てきますし、『レイトン教授』の雰囲気もスチームパンクです。「でももっと蒸気がシューシュー出てそうな本格的なのじゃなきゃ嫌だ」という方のために、今回は本格的にスチームパンクしているタイトルを集めてみました。
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『エターナルアルカディア』
ドリームキャストで2000年に発売された和製RPGです。若い「海賊」ならぬ「空賊」がヴィクトリア朝っぽい世界を巨大な帆船で旅します。
『The Chaos Engine』
1993年、Bitmap Brothersによる俯瞰視点のシューティングアクションゲームです。『The Chaos Engine』(ザ・ケイオス・エンジン)は、このゲームの最終ボスの名前でもあります。
『Rise of Legends』
Big Huge Gamesのリアルタイムストラテジーゲームです。スチームパンクな中にも魔法やファンタジーの要素がプラスされた作品です。
『マシナリウム』
美しいポイント・アンド・クリック式のパズルゲームであるこの作品に出てくる鉄屑たちは、きっとゲーム史上一番美しい鉄屑でしょう。
『ワイルドガンズ』
この作品はスーパーファミコンの隠れた名作です。巨大でノロマなロボットが出てくる未来的なワイルドウエストが舞台の作品です。
『Arcanum - アルカナム -』
Troika Gamesより2001年に発売された、魔法と機械の世界を舞台にした名作RPGです。
『ファイナルファンタジーVI』
印象的なオペラシーンとスチームエンジンを相手にしたボス戦、19世紀工業時代の進化した姿がそこにあります。
『The Gene Machine』
Divided By Zeroによる1996年のポイント・アンド・クリック式のグラフィックアドベンチャーです。ゲーム内容からすれば、タイトルは『ジュール・ベルヌ:ザ・ゲーム』とかにしたほうが分かりやすかったかもしれませんね。
『Thief』シリーズ
ステルスゲームの金字塔となったこのシリーズは、4作目が現在製作中。中世の終わりごろを舞台に、奇妙な機械が出てきたりもしますが、有名な『Thief』シリーズに説明は要らないでしょう。
『ワイルドアームズ』
メディア・ビジョンが送る日本のRPGシリーズは、カルト的な人気を誇る作品です。『ワイルドガンズ』のように、西部開拓時代を舞台にしながらも不思議なSF要素が楽しめます。
『プロギアの嵐』
ケイブによるこの横スクロール弾幕ゲーは、美しいスチームパンクな設定の作品でもあります。このタイプのゲームでスチームパンクは珍しいです。
スチームパンクゲームはそう多くは無いものの、その人気が衰えてはいないことは『ディスオナード』と『バイオショック:インフィニット』の2作からも伺えます。
米コメント欄ではアドベンチャーゲームの名作『シベリア』や、アクションRPGの『ダーククロニクル』なども挙げられていました。みなさんのお気に入りのスチームパンクゲームはありましたでしょうか?
(via AmidstStorm, DeoxySynchro89, FenPhoenix, poa9s, Amanita Design, ArchmageMelek, HardcoreGaming101)
[via Kotaku]
(abcxyz)
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