オーストラリアなどで先行公開されるやいなや6100万ドルという売上を叩きだし好調な滑り出しを見せた終末SF映画『オブリビオン』。その主演を務めたトム・クルーズに、新たなSF映画の話題が持ち上がってきました。
なんと、神林長平さんのSF小説『戦闘妖精雪風』がトム・クルーズ主演で実写映画化されるというのです...!
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『戦闘妖精雪風』は、南極に突如出現した超空間通路を通じて侵攻してきた異星体ジャムを撃退してから30年後、超空間通路の先にある惑星フェアリィでジャムとの戦いを繰り広げる、特殊戦戦術偵察機「雪風」とそのパイロット「深井零」の活躍を描くSF小説。1979年から連載が始まり、ラジオドラマ、アニメ、漫画化もされています。
エンタメ情報サイトDeadlineによると、映画会社のワーナーが小説の映画化権を獲得し、プロデューサーとして『マトリックス』のアーウィン・ストフさんらを迎え、トム・クルーズ主演で映画化に向けて交渉中とのこと。今のところ、他の出演者や公開予定日などの情報はありません。
主人公が明らかに日本人なのに主演はトム・クルーズというのは引っかかるところはあるものの、なんといっても『トップガン』のトム・クルーズなわけですから、戦闘機に乗ってカッコ悪いわけがない! 元も子もない気がしますが、なんなら同じ世界観を使った別の偵察部隊の話でもいいかもしれませんよね。
とにかくハリウッドの全力を使って、アニメ版を超えるかっこいい戦闘シーンを魅せてくれればOK。『トップガン』はオープニングシーンだけを何十回も見た私としては、とにかくトム・クルーズ+戦闘機という組み合わせだけでワクワクしちゃます。
ちなみに、トム・クルーズは桜坂洋さんのSFライトノベル『All You Need is Kill』のハリウッド版実写映画でも主演を務めることが決定しています。同作でトム・クルーズがパワードスーツを着て走るシーンがこちら。
果たして『戦闘妖精雪風』どんな感じになるのか...いろいろ楽しみですね!
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First Glimpse of Tom Cruise Battling the Relentless Alien Invaders in All You Need is Kill[io9]
Top Gun (1986)[IMDb](画像)
(傭兵ペンギン)
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