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JAXA(宇宙航空研究開発機構)の研究プロジェクトが、このたびFP7という先端科学研究所製プログラムに採用されました。研究内容は『プリキュア』です。その興味深い研究を続きよりどうぞ。
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研究が開始されたのは、低毒性高性能推薬を用いたパルススラスタ(Pulsed Chemical Rocket with Green High Performance Propellants)、略称「PulCheR(プリキュア)」。同研究プロジェクトは、欧州の研究活動を助成する欧州委員会の政策である「FP7」という先端科学研究助成プログラムにも採択されるなど、海外からの期待も高まっています。ではどんな技術なのか? というと、ずばりオナラです。
プリキュアは、へっぴりむしの原理を応用した推進技術。へっぴりむしは体内でふたつの物質を作り、化学反応させて高温高圧のガスを噴出しているとのこと。これを推進力へと応用しようという試みとなります。以下プリキュアの特徴(広報資料より抜粋)です。
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・5気圧という低圧での作動(現状のシステムは、10気圧を超える高圧であり種々の規制がある。)
・パルス動作による高圧燃焼:推薬を燃焼室に低圧で送り込み、燃焼室で急激に燃焼させるので高性能。
・毒性のない推進剤:プロピン C3H4と過酸化水素 H2O2という毒性の低い推進薬の利用。
・簡単な系統:高価な調圧システムを廃したブローダウン式のシンプルな構成。
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注目すべきは低毒性の推薬を利用しても、混ぜることで高い推力を生み出せるところにある点でしょうか。わかりやすく説明するならば、マナも可愛いし、立花も可愛い。でも二人が絡みあったマナx立花のカップリングはさらにスゴイ爆発力を秘めている。ということですね。
確かに色々な推進力が生まれそうです。
Photo by Thinkstock/Getty Images.
宇宙情報[JAXA]
(小暮ひさのり)
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