カレの身体から作られた分泌液も、生理現象も、すべてが超人的だってコトです。
コミックだけでなく、映画でも『スーパーマン』はいろんな能力を発揮しているので、カレが氷のように冷たい息を吹けるコトだって、皆さんはご存知かと思われます。そして、1987年の映画『スーパーマンIV 最強の敵』では、カレの髪の毛一本で、500キログラムの鉄球を吊り下げられるコトも知られました。
さらには、1971年に書かれたエッセイ『Man of Steel, Woman of Kleenex』によりますと、もしも『スーパーマン』がロイス・レインと夜のチョメチョメを行った時、カレのスーパー精液は勢いのあまりロイスの子宮を撃ち抜いてしまうであろう......なんて綴られているそうな。
ということで、今回はソレ以外にも知られていない、クリプトン人カル・エルのスーパー過ぎる生理現象を、8つほどご紹介したいと思います。ほとんどが憶測ですが、以下へどうぞ!
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物体を透視して見るカレの眼ですが、X線的な機能以外にも、熱光線を照射したりもでき、ひとつのボディー・パーツに複数の役割が備わっている場合もあります。でもそれは、カレの意志で切り替えができる能力ですよね。
ですが、これから先の8つは能力というより、もっと生理的な部分で、あまり自分でコントロールできないモノもあります。例えばそのひとつめは...?
1.つば
唾液というのは本来、クチの中を潤し、虫歯から歯を守り、噛み砕いだ食事を飲み込むのを手伝う液体。上で書いた精液と同じように、モノ凄い勢いでペッ! と飛ばしたら...そりゃもう弾丸のような殺傷能力になるでしょう。でもそんなのは、『スーパーマン』のスタイルではありませんよね。
ですが、唾液が潤滑の役目をするとしたら、『スーパーマン』のつばはエンジンオイルのように、メカの潤滑油として使用が可能かもしれません。それも一度の使用で永久に潤滑できる可能性だってあります。だとしたら、悪者の足元につばを吐いて、ツルっと滑らせて足止めさせる...という使用方法も考えられます。
でもそんなコトしたら、街中が永遠にヌルヌルになってしまうかもしれませんし、例えカレのつばが粘着性を持っていたとしても、街ではすでにクモ男も世の平和を守っているワケですから...もうちょっと紳士的にスーパーヒーローらしく活躍してもらいたいという希望もありますよね。
2.涙
泣くという行為は、人間の感情に反応して起こるものでもありますし、目に入ったゴミなどを洗い流そうとする生理現象でもあります。
『スーパーマン』がこの世に登場してからというもの、コミックブックでカレは何度も泣いています。なので、悲しみがカレに涙を落とさせるコトはもう知られているのです。しかし、カレの瞳が弾丸を弾き返したコトからしますと、眼にゴミが入っても、涙はでないかと思われます。
これまでにカレはプールや湖、そして川の水すら吸い上げたコトもあったため、もしも涙を流すようなコトがあれば、それもう川のように止めどない涙が溢れ出る可能性があります。たとえば、死んだ仔犬の写真なんか見せたりした日にゃぁ、もう永遠に泣いてしまうかもしれませんね。
しかしながら、特殊能力としてはちょっとキャッチーではありません。もっとソレらしい能力があるとしたら...カレの涙がどんな傷をもスグ治す万能薬だったりすると、もっともらしくてイイですね。
3.咳
DCコミックからもたらされた情報によりますと、カレが猛吹雪のような息を吐くのは、肺の毛細血管がとてつもなく強靭であるために、二酸化炭素を強烈に圧縮して、凍りつくような温度まで下げることが可能だから出来る技なのだそうです。
ソコまで肺が強いのであれば、おそらく『スーパーマン』の咳はゼッタイに近くに居たくないような猛烈さになることは、考えなくても判りますね。
一般的に人間がする大きな咳の音量は、うるさいテレビの音と同じくらいなのだそうですが...それが『スーパーマン』クラスになってしまうと...衝撃波となって、その辺のヒトもモノも全部が吹っ飛んでしまうコトでしょうね。『インクレディブル・ハルク』が両手をバチーンと叩いて生み出すアレに近いかもしれませんが、咳のうるささもスーパーになると...?
4.くしゃみ
人間でも、くしゃみの初速は時速320kmあり、その時に飛ぶしぶきは200万個ほどに及ぶのだそうです。で、これが『スーパーマン』級になったらどうなるでしょうか? ショットガン位? それとも、目の前の敵が動けなくなるよう、ネバネバの鼻水が大量に飛ばされる?
いやいや、そんなモンじゃ済まされません。実はコレ、昔のコミックブックでシッカリと描写されているんです。
はい、このようにクシャミひとつで太陽系をフっ飛ばしてしまいましたw
アクション・コミックス273号で描かれていたというこのストーリーでは、Mr. Mxyzptlkが大量のくしゃみ粉末を街中にバラ撒いたそうで、『スーパーマン』はワタシたちのいる次元から飛び出し、クシャミをしても大丈夫なように、誰も住んでいない次元を探さねばなりませんでした。そして、そこで太陽系の全惑星を壊滅させてしまった...というワケなんです。恐ろしすぎて言葉も出ませんね(汗)
5.嘔吐
話題にしてあんまり愉快なモノではありませんが、とりあえず人間の身体が起こす現象として、コレもあります。クシャミもする『スーパーマン』ですので、いつの日か、きっとカレもスーパーゲロを吐くことがあるでしょう。
病気や二日酔い、または精神的な原因で出るこの症状ですが、もしカレがやらかしてしまったとしたら...イヤ、汚すぎるのでこの話題はやめておきましょうか(苦笑)。
ただ、吐き出す時の速度や物量はもう、『エクソシスト』で緑のゲロを吐いたリーガンちゃんを遥かに凌ぐモノとなることは確実です。おそらくは、ゴジラが口から吐き出す放射熱線クラスではないかと...。
6.オナラ
体内に溜まったガスを排出するオナラ。ギネスブックには、世界一長いオナラなど放屁に関する世界記録がいくつも載っているようです。人間がするオナラであれば、せいぜいちょっとした風が吹く程度ですし、音量は電話の呼び鈴くらいのボリュームで、臭いもまぁ...死に至るほどではありません。
『スーパーマン』的には、カレの咳ほど強烈な破壊力はないとしても、ソコはやっぱり『スーパーマン』...きっと音も風速もタイヘンなものでしょうし、臭いだったらおそらく、催涙ガス級に強烈で、嗅いだ途端に意識を失ってしまうほどかもしれません。
捕らえられて身動きが取れない時などには、重宝しそうなスーパー放屁...ぜひともドコかで使ってみて欲しいような気もしますw
7.おしっこ
動物であれば、飲食をする限り尿意をもよおすハズですよね。コレも身体が余分な水分や毒素を排出する、大事な機能であります。普通のヒトであれば、大体400~600ミリリットルほどの尿を膀胱に溜めておくことができ、平均的には毎秒18~21ミリリットルを放尿するのだとか。
ですが上で書いたように、湖すら体内にキープできるカレだったら、同様に大量のおしっこを膀胱にキープできるでしょうし、放尿する時の水圧はおそらく、マッハ3で水を飛ばし、鉄や石をスパっと裁断するウォーターカッターに匹敵するかもしれません。もしそうなれば、世界一長いライトセイバーとなりえましょう(ですが、そのライトの色はイエローという...)。
8.ウ◯コ
ついに来ました。もしもカレが小さいほうをするのであれば、もちろん大のほうだってしちゃうでしょうね。たとえスーパーヒーロー的にオシッコをしなくたって、ウ◯コはするでしょう...だってホラ、絵本の『みんなうんち』では、皆がうんちするって書いてあるじゃないですか(笑)
川を飲み干すことができる『スーパーマン』ですが、これまで山など巨大な物体を食べるというような描写はなかったそうなんです。なので、大便はきっと通常の人間と同じくらいの量をするんじゃないかと考えられます。しかし、猛烈にお腹を壊した時などは、地球に穴が開くほどの勢いで下痢をするかもしれませんね(苦笑)
ところで、かつてカレは石炭をギュっと握りしめて、ダイアモンドを生成したことがありました。そして、きっとカレが持つ括約筋も、握力と同じくらい強力であると考えられます。さらにワタシたちが食べるものは肉でも野菜でも、炭素から出来ているコトを考えれば...括約筋をギュっと絞って、大便はダイアモンドに変わることが出来る、という理屈になってしまいます。
つ・ま・り! カレが排便するのは、ウ◯コではなく14カラットのダイアであるという結論に達するのです。ロイス・レインにも、テレビシリーズ『ヤング・スーパーマン』のラナにも、ましてやワンダー・ウーマンにも、もしカレがダイアをプレゼントしていたとしたらソレが出てきた場所は...(ニヤリ)
さて、いつもであれば語られない『スーパーマン』のスーパー生理現象8選でしたが、いかがでしたでしょうか? 憶測とはいえ、けっこう汚い話も多かったので、夢が崩れてしまったかもしれませんが...カレに限っては、普段では考えが及ばないトコロを妄想するのも楽しいかと思われます。
他にも『スーパーマン』であれば、ツメの垢とかハナクソとか、ヘソのゴマとか、どんだけスーパーなんでしょうかねぇ(笑)
The 8 Incredibly Gross Powers Superman Doesn't Even Realize He Has[io9]
(岡本玄介)
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