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劇場版『まどか☆マギカ』を見るなら、2万4780円を持って行くとさらに幸せ

2012/10/26 13:00 投稿

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なぜならば! 原画集KEYANIMATION NOTE』全6冊を買うためゆえに! 映画情報サイト「シネマトゥデイ」によると、劇場版『まどか☆マギカ』の興行成績が好調だそうです。私もほむほむメガネをかけて初日に見に行きました。そして、物販コーナーで出会ってしまったのです、このぶ厚い6冊からなる原画集『KEYANIMATION NOTE』に。 劇場でしかもう手に入らなそうなレアアイテム。アニメ版OPを含む全話の原画レイアウト指示などをフルカラーで掲載という大ボリューム。最初は欲しい気持ちを飲み込んでスルーするつもりが、映画を見終えたら、もっともっとまどマギの世界を感じたくなって迷わず特攻をかけてしまいました。 で、内容はどうだったの?  ...最高です。家宝にします。 ということで、どこが良かったのかを2点ほど紹介させてください。
 
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■「あのシーン」が特大カットで拝める&見直すと泣けてくる
決意のほむほむ。このカットだけで買ってよかったと思えた...。 『KEYANIMATION NOTE』では、原画にこだわりがある部分にはページが多めに割かれているようです。

例えばオープニングで、まどかがネコを追いかけて走るシーン40ページに渡って掲載されています。表情の変化や肉体の躍動感など、細部にまでこだわっているのがわかります。このページを見てからOPを見直すと「このシーンにこれだけの労力が...!」と新たな楽しみを発見できます。なんだかジーンときてOPだけで泣けてきましたよ、私は。 同じように、自分のお気に入りのカットや原画チームのこだわりを知ってから本編を見直すと、それまでとは違った目線で見られそうです。
■スタッフの一言コメントが裏話盛りだくさんで激アツ
原画によっては、ページ下部にスタッフのコメントがついているのですが、これが素晴らしい。現場の熱気を感じられたり、知り得ない苦労話やこぼれ話が飛び出したり、「そんな裏設定あったのか!」なんていう驚きもあったりします。 ---------------------------------------
中村直人(作画監督):今村氏のC031(OPのシーン31)に刺激されて、髪のなびきなど豊かになるよう自己リテイクしました。作画監督をしていても、こうして原画を見ていると画の方から引き上げてもらえる瞬間があります。(VOL.1 122ページ) 阿部望(アクションディレクター):(マミの戦闘シーンにて)武器などの設定はすべて作り終えてから作画に入ったのではなく、作画作業をしながら決めていました。アドリブの感覚が入っています。(VOL.2 82ページ) 宮本幸裕(シリーズディレクター):キュゥべえにお尻の穴はありません。情報集合体なので食べ物を食べるのはただのポーズです。(VOL.3 31ページ) 宮本幸裕(シリーズディレクター):(仁美がさやかに想いを打ち明けるシーンで)このあたりの台本を読んだ女性声優さんたちの間で、こうした生々しい描写があまりに巧みなので「虚淵さんは実は女性ではないか」という説が流れていました(笑)(VOL.4 68ページ) 宮本幸裕(シリーズディレクター):ほむらの時間遡行の能力は1ヶ月に1回しか使えません。かならずこの病室に戻されます。(VOL.5 82ページ) 阿部望(アクションディレクター):(ハイパーアルティメットまどか登場シーンにて)本当に時間がなくて、編集の前日まで描いていました。どうやって弓を撃つ流れにするか悩みました。(VOL.6 188ページ)

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全巻収納BOXもシックなのにキラキラとした装丁でたまりません。所有欲がくすぐられます。いつまでも本棚のド真ん中に置いておきたい...。 『KEYANIMATION NOTE』には、DVDジャケットをはじめ、『アニメージュ』や『ニュータイプ』といった媒体に掲載された版権イラストもフルカラーで収録されています。 買った当初は「値段的にはNexus 7を買ったのと同じくらいですね」なんて冗談めかしていたのですが、読み込むたびに「Nexus 7よりも先にこっち買うべきだよ!」と周りに吹き込む私がいました。 ちなみに、VOL.6の最後は蒼樹うめ先生の第12話エンドカードの線画で〆。原画集らしくて、粋です。
「魔法少女まどか☆マギカ」(PUELLA MAGI MADOKA MAGIKA)KEY ANIMATION NOTE[シャフト] (ライフハッカー編集部 長谷川賢人)

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