二次予選はA、Bともにレースが面白かったですね。特に若手の行きっぷりが良かった。またそれを受け止めて、しっかり勝ち上がるベテランも良いレースだった思います。
そして、若手同士の意地の張り合い。これがいいですね。
競輪って意地の張り合いでしょう。意地が張れなくなったら、面白くも何ともない公営競技になってしまうと思います。
そして本日勝ち上がった選手による準決勝戦が明日行われます。
この準決勝はどのレースも見ごたえ十分なレースになりそうです。
準決勝10レース
9山崎賢人-1山田英明-2和田圭
6横山尚則-3武田豊樹-8稲村成浩
7古性優作-4川村晃司
5桐山敬太郎(単騎)
山崎山田の山々がメインになりそうですね。6横山が3武田を後ろにどのようなレースをするのかで変わっていきそうです。山崎と先行勝負となるのか、どうするのか?
とはいえ、山田から考えたいですね。
私的に山田英から。しかし山崎の先行力が抜けているので山崎の頭でも考えられます。
準決勝11レース
1山田久徳-9村上義弘
2平原康多-5木暮安由
3清水裕友-7桑原大志
8飯野祐太-4齋藤登志信
6佐々木豪(単騎)
清水が良いですね。桑原がしっかりついてこれるかどうかにかかってきそうですね。平原も完調ではなさそうです。二日目は良かったけれど。
準決勝12レース
1浅井康太-3村上博幸
4簗田一輝-9郡司浩平
6早坂秀悟-5大槻寛徳
7太田竜馬-2香川雄介-8佐々木則幸
太田の出来は良さそうです。簗田も悪くないでしょう。これらに浅井がどうやって絡んでくるのかに注目だと思います。
地元地区の太田の頑張りにも注目したいと思います。香川の伸びも良いですね!
本日のレース《ダッグアウトから》
■6レース
●最終バック取って1着の横山尚則
「関東4車だし、絶対に主導権は取ろうと思っていました。大槻さんがかなり強力で、長島さんのとこで粘られてしまって、それは残念でした。自分としては勝ち上がりで失敗することが多かったので、こうやってGIIで勝ち上がれたことは大きいですね」
●横山の番手で粘った大槻寛徳が2着
「澤田(義和)さんに押し出されて前に出たけど、山中(貴雄)さんが先行してって思っていたので、飛びつきは考えてなかったんですけど、流れでいきました。…でも、本当は直で長島(大介)のところに競りにいかなきゃいけなかったかなって思って、そこが一番の反省点ですね…」
■7レース
●山田交わして1着の川村晃司
「久徳が上手いレースをしてくれました。自分も番手として少しずつ慣れてきたかなと思います。でも、山崎(芳仁)君と接触してしまったりしているので、そこは下手だったなと、勉強ですね」
●3番手取り、そこから捲って2着の山田久徳
「今日は上手く走れたと思います。バックでも余裕がありましたね。明日の準決勝もしっかり頑張ります!」
●最後方に置かれてしまった松本貴治
「前が行ってくれるかなとか、今行ったら合わさられるかなとか、そんなことを色々と考えてしまったら、あんなレースになってしまいました…」
■8レース
吉田拓矢と南潤の激しい主導権争いのレースになり、それぞれの番手の選手がゴール勝負になった
●吉田の番手から、捲る村上に切り替え、追い込んで1着の武田豊樹
「激しいレースでしたね。僕は考えていたら離れ気味になってしまいました。最後はなんとか気力で追い込みました。一戦一戦頑張っていくしかないですね」
●南の番手から、捲ってくる池田良に合わせて捲っていた2着の村上義弘
「これから競輪を背負っていくだろう若手の争い、潤が頑張っていいレースをしてくれました分と思ったけど、僕の力不足でした」
●池田良の番手から、4番手に切り替え、追い込み3着の香川雄介
「(渡邉)晴智さんは(最後)内を空けないと思ったので、外から行こうと思いました」
■9レース
●永井清史を叩き先行した佐々木豪が2着に逃げ残った
「永井さんが出たらそれを叩いていこうと思って、きつかったけど、行けてよかったです。本当は、平原さんを合わせられたらよかったんですけどね。久米さんのおかげで、勝ち上がれました。調子は最近の中でいいですね」
●佐々木の後ろで高橋大作をブロックした久米康平
「なんとか2着、3着に入れたらよかったけど、豪も伸びていったし、平原さんだけならって思って高橋さんを飛ばしにいきました。最後はもう脚いっぱいでしたね。豪だけでも勝ち上がってくれてよかったです」
●1着の平原康多
「昨日はもう本当に情けないレースをしてしまったので、修正してきました」
■10レース
●捲って1着の山崎賢人
「全部引いてからになってしまって、仕掛けは遅かったです。緊張は特にないですね。1つ1つ勝っていければいいなと思っています」
●鋭く捲り追い込んだ2着の簗田一輝
「木暮(安由)さんの内を行こうかちょっと悩んでしまって、行くのが遅くて、それがなければ1着まで行けていたと思います。2着ですけど、でも、レース内容的にはよくないですね」
●先行した早坂秀悟は3着に
「昨日あれだけ新山(響平)がいいレースをしてくれたのに、自分が今日捲り追い込みみたいなレースは出来ないです。飯野(祐太)さんがいいブロックしてくれて、そのおかげでラインから2人勝ち上がれました。たくさん自力選手が出てきていますが、まだまだ負けるつもりはありません」
●山崎に離れてしまった小川真太郎は
「タイミングが取りづらかったけど、きつかったってことはなかったです。けど、これ行き切れるのかなって見てしまいました。失敗でしたね。次また機会があったらリベンジでしっかりついていきます」
■11レース
●先行した和田真久留の番手から発進した郡司浩平が1着
「真久留が自分が勝てるように駆けるなら、全力でブロックしようと思っていました。でも、あれだけ行ってくれて。その気持ちに応えるというのが言い方が正しいのかわからないけど、番手から行かせてもらいました。今日はもう真久留のおかげです!」
●神奈川ライン3番手かためた桐山敬太郎が2着
「真久留が気持ちのこもったレースをしてくれました。こういう勝ち上がり方をしたことがないから、なんか不思議な感じですね。でも、嬉しいです」
●3着の山田英明に
「今日は苦しかったですね。でも、準決勝に乗れたし、絶対に決勝に乗りたいです!」
●5着で準決勝へ進んだ佐々木則幸、地元で気迫で勝ち上がった。
「きつかったですね。このメンバーで、僕が隙を見せたら付け込まれると思って意識して、ヒデ(山田)についていきました。最後は離れてしまったけど、もう気力で踏みました。年齢も年齢なので、地元のビッグレースにまた出られるかわからないし、ここはと思っていました」
■12レース
●太田を交わして1着の清水裕友
「太田と番手をまわしてくれた桑原さんのおかげですね。今日は太田のパターンだったと思います。菅田(壱道)さんや(佐藤)慎太郎さんのところは警戒していたんですけど、太田がいいスピード差で行ってくれました。次に太田と一緒の時は僕が前の場合もあるだろうし、そうやって中四国を引っ張っていきたいです」
●捲って太田竜馬が2着
「踏み出した時はわからなかったけど、いいところまで行ければ、出切れるなって思ってました。ラインで決まったのが嬉しいですね」
●3着の桑原大志。カメラマンたちが大勢で構えて待っていると顔を隠しちゃうお茶目な方
「3日目も同じく清水と一緒に頑張る」と準決勝へ
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