いやこれまずいですよ。

こちらの写真をごらんください。
こちらはサンゴの密漁にやってきた不逞な中国漁船です。

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なんとその数は200を超えます。

東京都の小笠原・伊豆諸島沖に出現した中国漁船は、
200隻以上に膨れあがっている。
サンゴの密漁を狙っているという見方がある一方、
専門家の中には
「単なる密漁ではなく、西太平洋の覇権を握ろうとする下準備ではないか」
と分析する向きもある。
(中略)
中国情勢に精通する評論家の宮崎正弘氏は
「彼らは海上民兵と見るべきだ。
中国漁船は遠洋航海用のレーダーを装備している。
中国ではレーダーを装備した船はすべて海軍の管理下にある」
(中略)
宮崎氏は
「中国政府は『悪い中国人がいる。直ちに取り締まる』
と言うだろうが、それだけだろう。
普通の国家なら、自国の領海で他国の漁船が違法操業をしていたら、
銃撃を加えて、すべて拿捕(だほ)する。
ロシアも韓国もフィリピンも、世界中がそうだ。
日本だけができない。この現実を国民が知ることが重要だ」
と語っている。
(ZAKZAK)

これ本当にただならぬ事態ですよ。

200隻も一気に来て違法操業っておかしいでしょう。
ただ日本人ってこれだけのことやられても危機感が無さすぎると思うんですよ。

別の例で例えてみましょう。

例えばあなたは一軒家に住んでいたとしましょう。
そして家には池があります。池では希少な鯉を飼っていましたと。

ある日中國君の一族200人がやってきました。
そして鯉を根こそぎ盗んでいくんですね。
こんなのおかしいでしょう。

ちなみにさきほどの記事にもありましたが、
普通の国は違法操業している漁船は銃撃を加えて即拿捕します。
当然の話ですよ。

でも日本にはできない。ただ領海ウォッチするだけ。
早く不逞な支那ニャンは国に帰ってもらいたいですね。

こういう時こそ国を挙げて国の防衛についての議論をすべきではないでしょうか。
だって9条のような言葉があっても悪人には関係ないんですよ。
今密漁している人に「遺憾の意」って言って帰りますか?

帰りません。

台風のタイミングでこの数が来ているわけですから、
あわよくば上陸も考えているのでしょう。
結局上陸は許さなかったようですが、
中国はしたたかに日本を侵略しています。

はっきり言って日本は舐められています。

こんなタイミングで日本の国会ではなにやってるですかね?

滅びかけの社民党は週刊誌のネタだけで総理を名誉毀損して返り討ち。
滅びたがりの民主党は誰々と写真を撮った云々で無駄に時間を使う。
もう政局政党はいりません。

政治家にも問題があります。

しかし国民ももっと関心を持つ必要があるのではないでしょうか。
そうしないと日本の領土や資産はどんどん奪われるだけです。
その成れの果てで困ることになるのは誰でしょうか?

私たち日本人なんですよ。

無関心のブーメランは私たちの負担となって帰ってきます。
そんな日本に、少なくとも僕はしたくありません。

こんなのがやって来る以上、中国との関係改善なんてとうてい不可能ですね。

KAZUYA



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■編集後記■

東海大学の山田吉彦教授は海洋問題についての第一人者だ。

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これほどの漁船団となると単なる密漁とは考え難い。
中国から2千キロ以上も離れているため、燃料代だけで300万円ほどになる。
海保、警察ともに離島において大量の不法入国者に対処する機動力を持たない。
また漁民が武器を行使したとしても、すぐに自衛隊を動かすこともかなわないのだ。
これがグレーゾーンだ。
( http://www.sankei.com/column/news/141106/clm1411060001-n1.html )
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と上記のような警鐘を鳴らす。

マザーテレサは、「愛の反対語は無関心だ」と言った。
今回の件で漁師だけでなく、国民の多くが関心を持っているし、
危機感を募らせている。

政治家が無関心なのだ。
残念ながら、戦後政治家の多くはずっと、
国民や領土、国民の財産に対して愛がないのだ。

( 和 田 )