花粉症のシーズン到来ですね。
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ハイハイハイ! くられ先生です。

自分は重度の花粉症なのですが、その割にSNSなんかでガフガフ文句を言ってないのは優秀な薬のおかげ。
そう、ノバルティスの抗IgE抗体製剤であるゾレアを、ここ2年ほど受けているからです。

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この薬は症状が重めのアレルギー性鼻炎にも保険適応があり、血液検査などを経て治療を受けることができます。
1回の注射で約1ヶ月の持続があり、3回連続まで使うことができます(2025年初頭の段階)。
投与は皮下注射で専用のバイアルがあり、150mg、300mgの2つの大きさで、血液検査の結果に応じて使う量が判断されます。

自己負担額は150mgのバイアルで数千円+診察料みたいな感じで、1ヶ月だいたい1万円ほど。

自分のように、完全に症状が無くなる人もいれば、抗アレルギー薬の量が減るだけの人と、効果も様々ですが、しつこい花粉症に悩んでいる人は、一度病院で相談してみても良いでしょう。
しかし、取り扱っている病院はあまり多くないので、事前に取り扱いをしているかどうかは聞いておいてもよいかと思います。

さて、そんな春の到来の前の地獄こと花粉症シーズンですが、
その花粉症はどういう仕組みで起こっているのでしょうか? 

体の中でアレルギーを引き起こすヒスタミンという物質を追いかけると、副作用で眠くなる理由や、胃薬のうたい文句まで「ああ、なるほど」となるはずです。
たまには自分の専門的なことも書いておかないと、なんの人か分からなくなるので、お付き合いください(笑)。

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