皆さん、おやつは300円までです。
こんにちは、倫獄です。
この300円ルール、小学校などの遠足で定番ですが、「バナナはおやつに入りますか?」というお決まりの疑問とセットで語られることが多いですよね。
一見すると言葉遊びのような質問ですが、
実はこれ、真面目に考えると、法律学における解釈の奥深さが隠れているのです。
今日は法解釈とその在り方について勉強していきましょう。
◆◇◆解釈が複数ある!?法解釈の難しさ◆◇◆
法律のある条文をどう解釈するかには、時に複数の方法や見解が存在します。
以下の例を見てみましょう。
廃棄物処理法16条
何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。
これを読んで、すぐにその意味がわかるでしょうか。
例えば、裏庭の竹林が邪魔になってきたので、伐採して燃やした灰を庭に放置していたとします。
さて、この灰は「廃棄物」と呼べるでしょうか?
廃棄物だとして、自分の庭に放置することを「捨てる」と言えるでしょうか?
「みだりに」という文言も気になりますね。
この条文だけを一般の人に見せたら、その解釈はかなり多様なものになるでしょう。
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