ネコと和解せよ
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おはようございます。しろへびです。

◆◇◆最も身近な「侵略的外来種」◆◇◆



2023年の6月1日に改正外来生物法が施行され、アメリカザリガニとアカミミガメが条件付き特定外来生物に指定、販売や頒布が禁止されたのは記憶に新しいと思います。
特定外来生物は、外来生物の中でも特に日本の生態系に影響を与える種の飼養、栽培、保管、運搬、輸入などを規制する法律ですが、特定外来生物以外にも生態系に影響を与える種を「侵略的外来種」と呼んで環境省などが注意を呼び掛けています。

そんな侵略的外来種ですが、特定外来種とは別に、世界的に見て特に侵略的な外来種ワースト100が公開されており、
一覧は環境省のウェブサイトで確認できます。

●参考リンク:
https://www.biodic.go.jp/biodiversity/activity/policy/kyosei/23-1/files/1-10-2.pdf

例えば葛餅の原料となるクズですが、海外では旺盛な繁殖力から問題となっており、リストに掲載されています。
在来種みたいな顔で池や川、用水路を泳ぐコイも世界的な侵略的外来種のようです。
条件付き特定外来生物の(ミシシッピ)アカミミガメもリストにありますが、アメリカザリガニは意外とリストにありません。

そんな中、皆さんの身近にも侵略的外来種が暮らしていることに気が付いたかと思います。
そう、「イエネコ(ノネコ)」です。

奴らは高い狩りの能力で、野鳥を始め昆虫や爬虫類などを食べたり何となく殺したりする凶悪な外来種なのです。
しかもその外見から、多くの生物の天敵であるヒトを味方につけるという特性まで持ち合わせる、恐ろしい生き物だったのです。

今日はそんなノネコを概ね0まで減らす取り組みの話です。

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