チバニアンにはロマンが溢れています。
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こんにちは、倫獄です。

千葉セクション、養老川流域田淵の地磁気逆転地層こと「チバニアン」を見てきました。
はい、今回は旅行レポートです。

ビジターセンターで色々と教えていただいたので、皆さんにご紹介しようと思います。

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◆◇◆チバニアンってなに?◆◇◆



誕生から46億年という長い歴史を持つ地球は、学術上、地質年代という形でいくつもの時代に分けられています。
恐竜がいたジュラ紀や白亜紀などが有名ですね。

ほとんどの時代はすでに名前が決まっていますが、まだ決まっていない時代もあります。
多くの時代は、生物相の大幅な変化(大量絶滅などがわかりやすいでしょう)によって区分されていますが、

チバニアンが含まれる「第四紀」という区分では、地磁気の逆転現象や気候変動が境界となっています。

千葉セクションが存在する田淵の地層は、このうち地磁気逆転現象がよく記録されていることや、地層が観察しやすい場所にあることから、地質年代の境界を地球上で最も良く示す「GSSP(国際境界模式層断面とポイント)」に認定されました。

このことにより、いままで名前がなかった約77万4千年前から12万9千年前までの時代が「チバニアン」と呼ばれることになりました。日本の地名にちなんだ名前が地質年代につけられることは初めてだそうです。

GSSPに認定されると、ゴールデンスパイクという、「金の杭」を打ち込むことができるそうです。

これはロマンです。これが国内で見られるというのですから、行かないわけにはいきません。というわけで、実際行ってみてきました。

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