湿地帯を手作りして自然観察をしよう!
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はいどーもどーも。くられ先生です。最近、ビオトープが流行していますね。

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ビオトープというのは、庭に庭に小さな桶や、コンクリートを練るためのバットなどを置くなり埋めるなりして、湿地帯環境を作るお手軽自然観察の世界観です。

自分は地味に十数年、ベランダや庭などでやってきたのですが、近年発売された中島 淳先生の「自宅で湿地帯ビオトープ!」を読み直して、知識が繋がったこともあるので、その辺を本日はまとめてみたいと思います。

●自宅で湿地帯ビオトープ!~生物多様性を守る水辺づくり
https://www.amazon.co.jp/dp/4479394044

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◆◇◆「ただの水桶」に驚きの環境変化◆◇◆



自宅の敷地内に、水を入れた容器を置くなんて、ヤブカの発生源になるでしょ……と、そう思う人もいることでしょう。しかし、実際にはそんな事にはならないのです。

その容器の中に、メダカが一匹入ってるだけ、なんならヌマエビが一匹いるだけでヤブカは発生しません。

また、近くにトンボでもいる環境があれば、自然に幼虫であるヤゴなどが住まうようになり、それすらも必要ないというのが実情です。

というのも、吸血性の蚊のボウフラは繁殖力も旺盛ですが、実は身を守る術を持たないので、他に生き物がいたら見事に食い荒らされます。

実際に、そうしたボウフラを専食に小さな水たまりを転々とするゲンゴロウまでいるくらいで、「ただの水桶」は、土と草が入っているだけで想像以上の環境変化を見せてくれます。

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