広告収入100%の雑誌があることはご存じでしょうか。
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どうも、薬理凶室のケダモノ、亜留間次郎です。今日は出版と広告にまつわる「闇」の話をお送りします。

雑誌は本を買ってもらうことで発生する売上収入とは別に、広告を載せる事で利益を得て成り立っています。
この比率は雑誌によって様々ですが、中には「広告収入が100%」の雑誌もあるのです。

とはいえ、本が広告の塊で出来ていると売れません。また、読者の反応も良くないので、

実際には広告だけど、取材した記事という体裁を取るものがあります。

これは「記事体広告」と呼ばれる記事のような構成で書かれた広告です。

当然のごとく、世界中にあるので英語ではアドバトリアル (Advertorial)と呼ばれています。
これは広告(Advertisement)と記事(Editorial)を合成した単語です。

こうした本は実体は広告なのに客観的な評価を受けているかのように見えます。

◆◇◆「名医・病院ランキング」の実体◆◇◆



現代日本で最も儲かっている記事体広告の集合体で作られた本が「名医ランキング」とか「○○病院ランキング」みたいな本です。

こうした本に載っている病院や医師は100%あてになりません。

なぜなら、こうした本に載っている医師や病院の、

ランキングの基準が単純に出版社に払った広告費順だからです。

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