出版と広告の闇・インチキ記事とアンチワクチン:亜留間次郎
広告収入100%の雑誌があることはご存じでしょうか。
どうも、薬理凶室のケダモノ、亜留間次郎です。今日は出版と広告にまつわる「闇」の話をお送りします。
雑誌は本を買ってもらうことで発生する売上収入とは別に、広告を載せる事で利益を得て成り立っています。
この比率は雑誌によって様々ですが、中には「広告収入が100%」の雑誌もあるのです。
とはいえ、本が広告の塊で出来ていると売れません。また、読者の反応も良くないので、
実際には広告だけど、取材した記事という体裁を取るものがあります。
これは「記事体広告」と呼ばれる記事のような構成で書かれた広告です。
当然のごとく、世界中にあるので英語ではアドバトリアル (Advertorial)と呼ばれています。
これは広告(Advertisement)と記事(Editorial)を合成した単語です。
こうした本は実体は広告なのに客観的な評価を受けているかのように見えます。
現代日本で最も儲かっている記事体広告の集合体で作られた本が「名医ランキング」とか「○○病院ランキング」みたいな本です。
こうした本に載っている病院や医師は100%あてになりません。
なぜなら、こうした本に載っている医師や病院の、
ランキングの基準が単純に出版社に払った広告費順だからです。
以下会員限定
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
コメント
コメントを書く(ID:23316985)
団塊ジュニア世代に受け継がれた何でも逆張りは、どういう形ででてくるのだろう?
(ID:96586976)
記事体広告は、ネットだとアフィリエイトに当たるんですか?
(ID:128307796)
やっぱり雑誌のランキングは信用できないですね