6月14日、LINEは公式ホーム・タイムライン機能の提供開始を発表しました。
公式ホームは、企業や店舗、有名人などのLINE公式アカウント・LINE@ビジネスアカウントからの投稿を、友だちになったユーザーのタイムラインに表示できるというものです。
ラボでは、現時点(6月14日)で稼働中の公式アカウントから、いち早くホーム機能を活用しているアカウントをピックアップしました。新しいホーム機能、実際のキャプチャ画像と共にさっそくチェックしましょう。
―
※LINEホーム機能搭載に伴い、ガイアックスでは、LINE公式アカウントに寄せられたユーザーコメントの監視サービスの提供を開始しました。LINE運用代行サービスと併せ、企業様のLINE活用を支援して参ります。
目次
1.これがLINEホーム機能
-友だち追加したアカウントの投稿がタイムラインに表示される
-「おすすめ」「共有」「いいね」「コメント」が出来る
2.LINE公式ホーム活用事例10アカウントのご紹介
-SHIBUYA109
-パルコ
-ローソン
-無印良品
-PLAZA
-ビックカメラグループ
-楽天市場
-サマンサタバサグループ
-政党編(民主党・日本共産党)
1.これがLINEホーム機能
まず初めに、簡単に公式ホームのご説明しておきます。
公式ホーム機能により、公式アカウントが投稿する情報が「友だち追加」しているユーザーのタイムラインに表示されるようになりました。
詳しくはLINE公式ブログをご参照ください。
友だち追加したアカウントの投稿がタイムラインに表示される
公式ホームは、従来のLINEの特徴である一方向・1対1のメッセージ送信とは異なり、公式アカウントが投稿した文章や画像に対して、友だちが「いいね」やコメントが出来るユーザー参加型のコミュニケーションが可能になる点が最大の変化と言えます。
実際に公式ホーム画面を確認するには、タイムラインに表示される公式アカウントの投稿から、[アイコン]→[ホーム]ボタンを順にタップすることで、一覧表示が可能になります(上記 右図参照)。
または、(図にはありませんが)投稿の右上に表示される[ホーム]ボタンをタップすることでもアクセスできます。
「おすすめ」「共有」「いいね」「コメント」が出来る
公式アカウントと友だちになってるユーザーは、LINEの友だちにその公式アカウントの投稿をおすすめしたり、「共有」することが可能になります。
公式アカウントの投稿には、友だちであるユーザーは「いいね」やコメント、絵文字によるアクションができます。
公式アカウントは発信した情報に対するユーザーの反応を得られるようになりますが、ユーザーのコメントへの返信などの双方向のコミュニケーションはできないようです。
(上記、案内と画像はLINE公式ブログより引用)
2.LINE公式ホーム活用事例10アカウントのご紹介
「始まったばかりのホーム機能、どんな運用になってるんだろう?」という疑問から、さっそく調べました。
リリース間もないのもあり、まだ準備段階のアカウントがほとんどの中、いち早く活発な運用を見せている10アカウントのホームイメージ(カバー写真)と投稿イメージをご紹介します。(6月14日時点)
SHIBUYA109
SHIBUYA109さんの公式ホーム。運用準備の開始が最も早いアカウント一つです。
なんと運用開始日の初投稿に9,000以上の「いいね」や、2,000近くのコメントを獲得するなど、これまでの投稿数はまだ3つですが、出だしの勢いはブランドや友だちの属性にもよるものでなのしょうか。
パルコ
パルコさんの公式ホーム。こちらも初投稿で1万もの「いいね」を獲得しています。
パルコでは全国の店舗でLINE@導入を始めたようで、そのプロモーションと併せての施策と考えられます。
前項のSHIBUYA109共に、LINEユーザー属性が若年層である傾向からか、若者向けファッション関係の公式アカウントへは友だちユーザーの感度が高いのかもしれません。
ローソン
LINE含むソーシャルメディア活用で成果を上げているローソンさんの公式ホームです。自社商品のPR投稿に、1万以上の「いいね」と多くのコメントを集めています。
ホーム画面用に加工した画像を使用するなど、ツールの活用に工夫が見られます。
無印良品
無印良品さんの公式ホーム上では、現時点ではカバー写真変更のアクションのみですが、カバー写真がリアルタイムなセール告知の内容になっています。
この方法、例えばFacebookページ上ではカバー写真にユーザーの購買行動を促す表現は禁止されていますが、カバー写真はホーム上で最も目立つ箇所。
現時点では、LINEホーム運用における規約は明らかではないのですが、来店・購買促進のためにカバー写真を活用すれば、閲覧者への訴求効果が望めるかもしれませんね。。
PLAZA
PLAZAさんでは、魅力的な画像の使用が伺えます。店舗で配布しているフリーペーパーのPRも投稿していました。
ビックカメラグループ
ビックカメラグループさんの公式ホームでは、LINE限定のクーポンを配信していました。
楽天市場
楽天市場さんの公式ホームでは、配信メッセージと同じ内容のLINE限定のセール告知を行っていました。
サマンサタバサグループ
サマンサタバサグループの公式ホームです。6月新規登場の公式アカウントですが、同時に早期でのホーム運用にも取り組みを見せています。
政党編(民主党・日本共産党)
現在150以上ある公式アカウントのうち、ホーム運用を始めたアカウントに政党が含まれました。
まだカバー写真が変更されていないホーム画面や、配信メッセージと同様の投稿内容であるようですが、取り組む模様をご紹介できればと思います。
民主党
民主党の公式ホームです。街頭演説の案内など配信メッセージと同じ内容の投稿で、これはFacebookページの運用とも共通しているようです。
ちなみに、カバー写真未設定の場合は、上 左図のようなイメージで表示されています。
日本共産党
日本共産党の公式ホームです。こちらも配信メッセージと同じ投稿ですが、Facebookページとは別の投稿や運用になっています。
最後に
LINE公式ホームの運用に取り組む以上10アカウントのご紹介、いかがでしたでしょうか。LINEのホーム機能ならではの特徴や活用方法、他のアカウントの運用についても、引き続き情報をお届けできればと思います。
また、前述でも触れていますが、ガイアックスでは、LINE公式アカウントに寄せられたユーザーコメントの監視サービスの提供を開始しました。
これまで500社に対し、Facebookページ・Google+ページ・mixiページ等の公式アカウントを監視してきた経験とノウハウを生かし、
ユーザーからの不適切な書き込みを目視監視いたします。
特に若年層による利用が多いLINE。ソーシャルリスク対策の専門ガイアックスでは、今後より企業様のLINE活用を支援して参ります。
以上、『最速でご紹介!【LINE公式ホーム・タイムライン】活用10事例!SHIBUYA109、パルコなど若者向けブランドと若年層ユーザーの勢いが凄い!』でした。
※元記事 :http://gaiax-socialmedialab.jp/line/235
GaiaXソーシャルメディア ラボ
">by GaiaXソーシャルメディア ラボ