GaiaXソーシャルメディア ラボです。

 

夏の参院選からネット選挙運動が解禁されるに伴い、企業のネット選挙運動支援サービスやソーシャルメディアの活用が注目を集めていますね。

 

そんな中、5月13日にLINEに政党の公式アカウントが開設されたと発表がありました。

 

開設したのは、自民党・民主党・日本維新の会・公明党・みんなの党・生活の党・日本共産党・社会民主党・みどりの風・新党改革の全10政党。

 

ラボではさっそく政党公式アカウントの友だち数を独自で調査し、ランキングにしてみました。気になる配信メッセージもご紹介します。

 

各政党のネット選挙運動の動向を、LINE公式アカウントからチェックしてみましょう。

 

目次

1.政党公式アカウント友達数ランキング
2.政党の公式アカウントを「友だち追加」する
3.気になる政党からのメッセージをご紹介!

 

1.政党公式アカウント友達数ランキング

今回の政党公式アカウント開設の目的は、各政党が政策やマニフェストをユーザーに配信することで有権者の情報収集に貢献し、投票率の増加につなげるというものです。

 

政党のネット選挙運動、LINE活用のスタートはどんな動きになっているでしょうか?以下、友だち数を調査しランキングにしました。(2013年5月14日時点)

 

順位 政党
[LINE ID] 友だち数 公式アカウントイメージ 1位 公明党
[@komei]
12,743人
2位 自民党
[@jimin]
4,291人
3位 日本維新の会
[@jprestorationparty]
2,999人
4位 民主党
[@minshu]
2,497人
5位 みんなの党
[@yourparty]
2,117人
6位 日本共産党
[@jcpline]
1,946人
7位 生活の党
[@seikatsu1pr]
1,630人
8位 社会民主党
[@sdp.japan]
1,562人
9位 新党改革
[@shintokaikaku]
1,486人
10位 みどりの風
[@midorinokaze]
1,449人

 

1位は公明党で友だち数断トツの12,743人を獲得。2位は自民党 4,291人、3位は日本維新の会2,999人となっています。

 

現在の阿部さん率いる自民党を公明党が大きく離してリードしているという意外な結果が見られました。
参考:ちなみに現時点の自民党のFacebookページ友達数は36,875人。公明党は5,766人でした。

 

その他4位以下の7政党は、概ね1,500人~2,000人の友だち数を得ており、今後順位に変動が見られそうですね。

 

2.政党の公式アカウントを「友だち追加」する

政党の公式アカウントは、LINEのスマホ画面に「新しい公式アカウント」として更新情報は表示されないようです。

 

「友だち追加」するには、ID検索かQRコードから出来るようになります。

 

政党のLINE公式アカウントには、なりすましを防ぐ等のため、企業の公式アカウント同様に緑色の「公式マーク」が表示されています。

 

▼友だち一覧画面上での10政党の公式アカウント表示

 

3.気になる政党からのメッセージをご紹介!

気になるのが、各政党はLINEを通じてどういったことを配信するんだろう?という点。。

 

政党は公職選挙法で有権者とのやりとりが禁止されていますが、LINEの持つ一方向の発信という特性をどう活かすのかが興味深いです。

 

返信するとトリビアが配信される!

政党を「友だち追加」すると、ほとんどの政党が「友だち追加の御礼」と「返信しても直接のお返事はできません」といったメッセージが自動返信で返ってきます。

 

試しに、全政党にメッセージを返信してみました。。すると、公明党自民党だけは、国会や政党に関する情報を返信してくれることが分かりました。

 

▼公明党の返信メッセージ-【国会あるある】

 

公明党は「国会あるある」と題した、国会に関するメッセージを返信してくれました。次に、自民党の返信メッセージです。

 

▼自民党の返信メッセージ-【自民党トリビア】

 

自民党は、政党に関するトリビアを返信してくれました。

 

その他の政党は「配信をお待ちください」といった内容のメッセージが返ってきました。
基本的にはどこの公式アカウントも、政党に関する情報や動画配信をするようです。その他、日常的な気軽なメッセージも見られます。

 

友だち獲得の大きなポイントは配信内容?

政党などに関する情報を返信する公明党・自民党は、友だち数ランキングがそれぞれ1位・2位であることにが分かります。

 

公明党が大きく友だち数を伸ばしていることと、配信内容はやはり関係があるかもしれません。

 

また、自動配信メッセージは親しみやすい言い回しや、絵文字が多用されているなど、LINE特有の気軽な雰囲気は活かされているようです。

 

最後に

ネット選挙運動の解禁に伴い、企業の選挙運動支援サービス等の展開が活発化していますね。

 

ガイアックスでも、選挙運動に特化したFacebook運用と、炎上防止のための投稿監視サービスを揃えた専門的なネット選挙運動支援サービスの提供を開始しています。

 

LINEを活用したネット選挙運動。現在も、各政党の友だち数は増え続けており、スタートからおもしろい状況を見ることができました。

 

今後もラボでは、ネット選挙運動におけるLINEやFacebook等ソーシャルメディア活用について、情報をお届けして参ります。

 

 

以上、『【LINE速報】ネット選挙解禁間近!政党公式アカウントの友だち数ランキングを発表!|1位は断トツ公明党!気になる配信メッセージもご紹介。』でした。

 


※元記事 :http://gaiax-socialmedialab.jp/line/220

 

 


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