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<最新版>Facebookページに投稿したコンテンツのリーチ数とエッジランクを上げる13の方法

2013/05/15 10:34 投稿

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先週、Simply Zestyから「13 Ways To Boost Your Facebook Edgerank Status(あなたのフェイスブックページのエッジランクを上げる13の方法)」というタイトルの記事が公開されました。エッジランクを上げるためのチップスについては、過去様々なコラムや記事で取り上げられているので珍しくもなんともないのですが、今回は僕自身が始めて知ったチップスがいくつか含まれていたこともあり、改めてFacebookページに投稿したコンテンツのリーチ数と最新のエッジランクを上げるための方法について整理してみたいと思います。

 

 

Facebookページの担当者を悩ます3つの課題

 

僕が代表を務めるリトルウイングスは、企業向けにFacebookページの運用コンサルティングサービスを提供しています。仕事柄、企業のFacebookページ担当者の方から様々な相談をいただくのですが、その中にあって、お客さまから最近相談を受けることが多いトップ3は以下の通りです。

 

 1.どうすればファン数(いいね!)を増やすことができるのか

 

 2.どうすればリーチ数を増やすことができるのか

 

 3.どうすればファンとのエンゲージメント(反応)を高めることができるのか

 

この3つ、企業のFacebookページ担当者にとっては、永遠の課題と言うべき存在かもしれません。お客さまにはいつも下の図を使って説明するのですが、1のファン数(いいね!)を増やすのはFacebookページ全体に関連した課題であり、2のリーチ数を増やすと3のエンゲージメントを高めるは日々のコンテンツに関連した課題であるということをしっかり理解しておく必要があります。

 

 

 

 

1番目の“どうすればファン数(いいね!)を増やすことができるのか”については、キャンペーンやFacebook広告といった結果を出すための解決方法が明確になっているからいいのですが、どうすればリーチ数を増やすことができるのか”と“どうすればファンとのエンゲージメント(反応)を高めることができるのか”については、これといった明確な答えがないというのが正直なところです。

 

もちろん、良く言われているように、”ファンが反応したくなるような面白いコンテンツを投稿する”ことが最終的な結論に落ち着くわけですが、「じゃあファンが反応したくなるような面白いコンテンツってどうやればできるの?」という課題にぶつかってしまうことになります。そして、この課題を解決するためには、長い時間をかけて取り組む覚悟が必要になってきます。

 

さらに付け加えると、コンテンツを投稿する時間帯は何時頃がベストなのか、1日に何回投稿するのがベストなのかといった課題もクリアにしなければなりません。そして、このコンテンツの前に立ちはだかる課題は、それぞれのFacebookページ毎に異なってきます。なぜなら、Facebookページを運営する企業の事業内容やサービス内容によって、対象となるファンもそのファンが望むコンテンツも自ずと異なってくるからです。

 

今回は、3つの課題の中から“どうすればリーチ数を増やすことができるのか”について考えてみたと思います。なぜなら、最終的な目標であるファンとのエンゲージメント(反応)を増やすためにも、まずは投稿したコンテンツをできるだけ多くのファンに見てもらわないことには始まらないからです。そして、投稿したコンテンツのリーチ数を増やすために理解しておかなければならないのがエッジランクのしくみです。

 

 

エッジランクについて 

 

始めに、エッジランクについて簡単に説明しておくことにします。エッジランクについては、すでに数多くの記事が存在していますので、理解している読者の方はこの部分は読み飛ばして下さい。

 

エッジランクとは、投稿したコンテンツを友だちやファンのタイムライン上に表示する/しないを決定するためのアルゴリズムです。Facebookは、Twitterと違って、投稿したコンテンツが必ず友だちやファンのタイムライン上に表示されるとは限りません。コンテンツを投稿した側と見る側との親密度、過去に投稿したコンテンツに対する反応(いいね!やコメント)の有無、投稿したコンテンツの新鮮さなどのデータを算出し、どの友だちやファンに投稿したコンテンツを見せるかを判断しているのです。

 

つまり、Facebookページのファンが1万人いたとしても、投稿しているコンテンツが1万人全員のタイムライン上に表示されているわけではないのです。「キャンペーンを実施してファン数は増えたのですが、リーチ数が全然増えないんです」といった相談を時々受けのですが、これもエッジランクのなせる業だと考えていいでしょう。エッジランク、Facebookページの担当者からしてみればちょっと悩ましいですよね。

 

そして、そのエッジランクを決定するために使われている要素が、Affinity(親密度)、Weight(重み)、Time(経過時間)の3つです。最近は、この3つの要素にネガティブフィードバックが加えられ、4つの要素のスコアからエッジランクが計算されると言われています。

 

 

 

<最新版>エッジランクを上げる13の方法

 

では、Facebookページのエッジランクはどうやって上げたら良いのでしょうか。Simply Zestyの記事「13 Ways To Boost Your Facebook Edgerank Status(あなたのフェイスブックページのエッジランクを上げる13の方法)」から最新のエッジランクを上げる13の方法をご紹介したいと思います。

 

●あなたのフェイスブックページのエッジランクを上げる13の方法

 

①Be Consistent(投稿する時間を決める)

 

同じ時間に投稿することから始めます。まずは1日1回同じ時間に投稿することから始め、そして徐々に頻度を上げていきます。

 

【解説】

 

ここでは、同じ時簡にコンテンツを投稿することを薦めています。最初は、投稿する時間を変えて、ファンがコンテンツを一番良く見てくれる時間を探してみると良いでしょう。そして、やはり毎日1回はコンテンツを投稿することが重要になってきます。

 

②Keep It Short And Concise(簡潔さを心がける)

 

Facebookページの場合は、ファンはコンテンツを“読む”のではなく“見る”のだということを意識しておくことが必要です。長いテキストは読んでもらえないという前提に立ち、Twitter程度の簡潔な投稿を心がけます。

 

【解説】

 

Facebookページのファンはコンテンツを“読む”のではなく“見る”のだということを意識しておくことは非常に重要です。内容によっては長いテキストも必要ですが、その場合でもできるだけ箇条書きにするなど、読みやすくする工夫が必要です。

 

③The Power Of Imagery(画像の力を利用する)

 

投稿するコンテンツの中心はあくまでを写真を始めとした画像にします。画像を中心にして、それを補完するための簡潔なテキストやURLのリンクを添えます。

 

【解説】

 

もはや説明の必要がないくらい当たり前になっているチップスの1つですね。でも、未だに写真のないテキストだけのコンテンツを目にすることがあります。Facebookに投稿するコンテンツは写真ありきだということを頭の中に叩き込んでおく必要があります。

 

④Quality Over Quantity(量より質)

 

1日にいくつもリンクを貼っただけのコンテンツを投稿しても見てもらえません。それよりは、ファンが興味をひくと思われる内容のコンテンツを1つ投稿する方がよほど効果があります。

 

【解説】

 

リンクを貼っただけのコンテンツを1日に何回も投稿しているFacebookページをたまに見かけますが、よく考え込まれた内容のコンテンツを1つだけ投稿する方が効果が高いということです。量より質、Facebookページコンテンツの基本です。

 

 

⑤Don’t Delete Posts(投稿を消さない)

 

一旦投稿したコンテンツを削除することはエッジランクの低下につながります。よって、投稿した後に間違いを見つけても、よほどの問題がない限り投稿したコンテンツ自体を削除してはいけません。

 

【解説】

 

投稿したコンテンツの内容は編集機能を使って簡単に修正できるのでいいのですが、問題は投稿した写真ですね。投稿する前に、その写真が本当にベストショットなのか、著作権はクリアになっているか等をチェックし直してみることが必要です。

 

⑥Understand The Weight Of Actions(シェアしてもらうことの大切さを理解する)

 

エッジランクを上げるために効果があるファンの反応は次の順番です。

 

シェア⇒コメント⇒いいね⇒クリック。

 

自社の運営するFacebookページと同じジャンルのFacebookページからシェアのコンテンツを見つけアイディアを得ます。

 

【解説】

 

同業他社の成功していると思われるFacebookページやベンチマークにしたいFacebookページを徹底的に研究することが大切です。これを日々繰り返すことで、実は驚くほど解決方法が見えてきます。弊社もお客さまにお薦めしているチップスの1つです。

 

⑦Study Insights(インサイトをよく見る)

 

投稿したコンテンツにファンがどういう反応をしてくれたのか、インサイトのデータできちんと分析することが重要です。

 

【解説】

 

意外に活用していないお客さまが多いです。確かにデータに関する信憑性などの問題はあるかもしれませんが、利用次第ではいろいろなことが見えてくる非常に重要なツールです。もっと活用することをお薦めします。

 

⑧Time Your Posts(適切な時間に投稿する)

 

投稿したコンテンツをファンが見てくれる最も効果的な時間帯を、試行錯誤しながら見つけ出すことが重要です。週末(土日)にコンテンツを投稿することも試してみます。

 

【解説】

 

コンテンツを投稿する時間を最適化することは非常に重要です。ただし、運用を続けているうちに見えてくるものですから、時間をかけて見つける覚悟が必要になってきます。見つかると、効果は覿面です。

 

⑨Ask Questions(質問を投げかける)

 

ファンが押し付けがましいと感じないような質問を投稿し、ファンからの反応を引き出すことでコミュニケーションにつなげていきます。しかし、あまり長過ぎる質問はファンに好まれないため注意が必要です。

 

【解説】

 

どんな質問をすれば反応をもらえるのか、事前に時間をかけて考えておくことが重要です。やり方によっては、失敗するケースが多いのも質問の特長です。また、インセンティブを用意するなど、回答するモチベーションを上げる工夫も必要です。

 

⑩Respond To Comments(コメントに返事をする)

 

ファンが投稿したコンテンツにコメントをしてくれた場合は、必ず「いいね!」をして感謝も気持ちを示します。回答ができるコメントの場合は、必ずコメントも返します。それがファンとのコミュニケーションにつながっていきます。

 

【解説】

 

ファンと向き合う上で非常に重要なポイントです。徹底されていないFacebookページが意外に多いので注意が必要です。また「いいね!」やコメントを返すまでの時間も重要になってきます。ファンへの反応はできるだけ早いタイミングで行いましょう。

 

⑪Create Albums(アルバムを作る)

 

写真を投稿するのであれな、できるだけアルバムの形式で投稿します。1枚の写真よりもアルバムの方がタイムライン上でファンの目をひき、クリックしてもらう確率が高くなります。

 

【解説】

 

最近、アルバムの形式を利用して写真を投稿するケースが目立ちます。特に海外のFacebookページに多いような気がします。すぐに試してみたいチップスの1つです。

 

⑫Cross-Promote(他のサイトと連動させる)

 

あまり頻繁に使うべき方法ではありませんが、フェイスブックページに投稿したどうしても読んでほしいコンテンツを、Twitterのフォローワーに知らせて誘導します。

 

【解説】

 

よく利用される方法の1つで、僕自身は頻繁に利用しても問題はないと思っています。Twitter以外にも、ウェブサイトでも同期をとって告知するとか、使えるメディアはなんでも利用するべきです。

 

⑬広告費を払う

 

お金を払う価値があると考えられるような内容のコンテンツ場合は、有料の広告サービスを利用します。

 

【解説】

 

投稿したコンテンツを広告を使って宣伝する方法も最近目にするようになってきました。これも、試してみたいチップスの1つです。

 

 

以上です。すでに実行済みのチップスもあれば、今回始めて知ったというチップスもあったのではないでしょうか。リーチ数を増やす、エッジランクを上げるという目的は、すぐに達成できるものではありません。また、これといった明確な正解もありません。じっくり腰を据えて取り組む姿勢が求められます。

 

今回の記事が、少しでも企業のFacebookページ担当者の方の参考になれば嬉しいです。

 


伊藤 靖

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