石破 茂 です。
 今日の参議院本会議で国家戦略特区法の改正案が可決され、今国会に私が所管している提出法案三本はすべて成立致しました。一応の仕事は果たしたことになり、まずは一息ついたところです。
 昨日の参議院内閣委員会の締めくくり的質疑では、江口克彦議員(今はおおさか維新の会所属)が在任最後の質問に立たれ、道州制や今後の日本の在り方について有意義な示唆を頂きました。このような高い見識を持たれた方が参議院から去って行かれるのはとても残念な気が致します。その後の山本太郎議員との質疑がお互いに言いっぱなしで全然噛み合わず、とても虚しい気がしただけに余計にそう思います。
 
 立場や主義主張の異なる他党の議員にも、立派な方は多く居られます。
 共産党の吉岡吉典参議院議員は、歴史に深い造詣を持たれたとても学究肌の方で、小泉内閣の防衛庁長官時代に外交・防衛委員会で有事法制やイラク派遣を巡って随分と激しい議論