結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2012年8月14日 Vol.020
結城クイズ
「正六角形です」が答えになるようなクイズを考えてみましょう。
はじめに
おはようございます!結城です。
立秋が過ぎてだいぶ涼しくなりましたね!と書こうと思ったら今日は暑い… 気温の変化、特に朝方の気温は予測がつかないのでうっかりすると 風邪を引きそうになります。お元気ですか?
この「はじめに」を書いているのは2012年8月10日で、 数時間前に「なでしこジャパン」の ロンドンオリンピック銀メダルが決まったところです。 サッカーの試合は見ていてハラハラしますね。ずっと身体を緊張させて 見ていたようで、いささか身体がこわばっています。
結城はいつも執筆のことを考えていて、 サッカーでも本を書くことと対比させて考えてしまいます。 パスやドリブルを組み立ててゴールまで持っていく様子を 自分の仕事に重ねてしまうのですね。
途中のパスやドリブルはきれいに行くときもあれば、 ちょいと失敗かな、と思うときもある。 でも、それをなんとかつないでいって、とにかくシュートまで持って行く。
そういう姿勢やガッツを自分の仕事にも取り入れたい…などと思います。 パスやドリブルは個々の細かい作業に相当します。 そしてシュート&ゴールは記事の公開や書籍の刊行です。
うまいパス、絶妙のドリブルがシュートにつながる確率を上げるのは 確かでしょうけれど、パスやドリブルだけやっていても得点は 絶対に上がりません。こけそうになっても体勢を崩しても、 タイミングをとらえてシュートを打たなくては!と思います。
個々の作業の品質を上げるのは大事、 仕事のコツやTipsを収集して会得することも大事。 でもどこかでは大づかみにガッと仕事の核心をつかむ大胆さや思い切りが 必要に違いない。そんなふうに思うのです。
…という話の続きは、今回のメルマガの「本を書く心がけ」で触れましょう。
では、今週のメルマガのお品書きです!
目次
- 結城クイズ
- 本を書く心がけ - ルーチンワークの創造
- 十年一昔 - 2002年8月
- 本を書く心がけ - 手書きノートのスナップショット(5)
- 結城クイズの答え
- 次回予告 - 数学文章作法「読者」
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