兵頭新児(著者) のコメント

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(著者)

冬至さま>

>彼女たちの運動の目的(フェミニズム)の範囲外にあること

例えばですが、ぼくたちがフェミニストたちに「さあ、お前らのせいだ、お前らが何とかしろ」と迫っているのであれば、その反論は意味を持ち得ます。
しかしそんなことは恐らく、誰も言っていない。
単純に男性が、おっしゃるように男性の権利を見直すにはフェミニズムが大きな壁として立ちはだかってくる。
男性の権利は、あまりにも大きく侵害されているんです。
そこを批判されるのは当たり前のことで、それに対して「お前らのことはお前らでやれ」と反論するのは、「我々は他人の立場など顧みず、自分たちだけが利益を得ればいいのだ」と言っているに過ぎない。
それでは多くの支持は得られないですよ。

>現実には女性が社会に進出し、その次の段階としてポストを望む現状において少数だと定義するのは無理があります。

それはどうでしょう。
日経新聞の調査で翌年の就職を目指す大学三年生女子516人へアンケートを採ったところ、「結婚してもずっと一線で働きたい」と答えたのは僅か5.2%だったという調査があります。
三年生と言うことは四年制大学でしょう。これが短大や高卒を含めると、一体どういう数字になるか。
「女性のマジョリティが社会進出したがっている」というのはフェミニストの願望でしかありません。

>また、て女性が社会に進出したことによって、旧来の社会(男性型社会)にはない問題が顕現しているのです

これはセクハラのことですかね。
セクハラに対処すること自体がケシカラン、という意見は誰も言っていないでしょう。そのやり方があまりにも一方的だと批判しているだけです。

クロワッサンについては意味がわかりません。
女性が切り捨てられる云々はクロワッサンと関係がないでしょうし、また女が配偶者を扶養することが稀である以上、仕方ない面があるのでは。ましてや「女性のほうが社会保護を受けやすいから」という側面があればそれはなおさらで、それが「よけいにマスキュリズムの必要性があるのではないでしょうか。」と続くのは論理のつながりが掴めません。

第五も意味が取りにくいのですが、「女性の徴兵制という事例を例外として無視するな」とおっしゃっているのでしょうか。
ならば余計に、男性の方が女性の何十、何百と徴兵されてきた事実をこそ、無視するべきではありません。
申し訳ないけどフェミニストの言い分は「私の挙げる事例は特別なオンリーワン」という前提に支配されていることが、大変に多い。

最後はコミュ障氏の答えを待つべきかも知れませんが、ぼくなりの返答をしておきます。

>それによって幸福となる全体とは、畢竟男性の視点からする幸福なのではないでしょうか。

これは「伝統的ジェンダー観をフォーマットとする世界では男が得をしてきた」とおっしゃっているのでしょう。
が、違うのです。
ホームレスの、徴兵の例を挙げることでそうしたフェミニズムの根底にある思想、いや情念はもう崩壊したと考えざるを得ないのです。

No.59 123ヶ月前

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兵頭新児の女災対策的随想

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