兵頭新児(著者) のコメント

兵頭新児 兵頭新児
(著者)

>この時代のエロラノベ作家には後に有名になる人が大変多く、日本SF作家クラブ事務局長を務めていた森岡浩之さんも昔はエッチなラノベを変名で執筆しておりましたwww

うわ、それはナポレオン文庫的なエロラノベよりは、もうちょい前の世代の感じじゃないですか。
SFというのは世代的にはサブカルに包摂できると思うのですが、どう評価したものか、ちょっと難しい概念ですね。「SF」そのものに敵意はないですが、「日本の、あの世代のSFクラスタ」は微妙です。『マカロニほうれん荘』と同じで、「仲よく遊んだ記憶もあるが、あの人たちのバックボーンとなっている思想性は何だかなあ」という感じです。

>今思うと、この頃から特撮でもリアル系の作品が増え始めたんですよね(無論、それより以前も『ウルトラセブン』における「ノンマルトの使者」のような例外はいくらでもありましたが)。

そうそう、レスキューポリスの頃から設定なんかがガチガチに固まるようになりました。それ自体は単にスタッフが世代交代したからだと思いますが。

>ファイズやキバなんかでは女性がライダーに変身しようとすると失敗する描写が多く、女性の変身願望(男性化)を否定したいという作り手側のメッセージが強く感じられました。

う~ん、そうなんでしょうか。
それこそ『ゴースト』の理系女しかり、『オーズ』の怪力女しかり、意味もなく女に力を付与しているパターンが多いやないですか。
今のはあんまり見てもいないんですが、初期は「ものすごく威張ってる女」が多くて不快でした。

しかしそれに比べて『プリキュア』は頼もしいですね。

>結局はフェミの恣意的な好き嫌いでしかなく、単に女性人気が高い作品をフェミニズム的に素晴らしいと言ってるだけなんですよね。

結局、「女性である論者がアニメに対し(肯定論であろうと否定論であろうと)物申した」ことに意義が生じてしまうんですね。
それは丁度、『セーラームーン』で何が描かれたかは一切、今に至るまで一度も語られないまま、ただ「原作者」という肩書きを与えられたお飾りが女性であったことだけが、意味を持っているのと、全く同じに。

>あ、すみません。
>『乱交パーティー会場』というのは単なる揶揄でして、それだけオタク界もリア充化したなと。

まあ、コスプレの流行自体が「サブカルとかリベラル君くらい関係ない人がやってきて、何か女狩りをしていった」ということでしかありませんからね。

>『萌え』が敵の手に堕ちた現状から察するにオタク界のトップはとっくの昔に寄生主をオタクからフェミ(&戦闘員のロリコン)へと完全にチェンジしたんじゃないでしょうか?

まあ、彼らも一枚岩ではありませんが、一昔前の彼らの戦略は(これは例えば、『電波男』出版直後をイメージするならば)非モテ男を拉致して、秘密基地のボスとフェミ様に献上していたのが、目下は「自分をオタクだと思い込んでいる一般ペド」をボスと「自分をネオリブだと思い込んでいる一般フェミ」様に献上しつつあるのでは……といった感じがしないでもありません。

>だとしたら、オタクはとっくの昔に滅んだという解釈も可能ですね……。

どうなんでしょう。
オタクはずっといるけど、「評論家」の言葉の上にはまともに乗ったことがない、とは言えるかも知れません。
目下の萌えブームの衰退は一応、彼らと関係ないんでは……とは思っているんですが……。

No.4 82ヶ月前

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兵頭新児の女災対策的随想

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