>すさまじいですね……。 もちろん、あっちの連中は、特に運動家は日本とは比べものにならないほど過激で、フェミニストだけの特殊事情ではないでしょうが、だからといって許される話ではありません。 お恥ずかしいことですが、海外の事情には疎くて、知識がありません。詳細をお教えいただけないでしょうか。 アメリカではビッグレッドというアダ名で呼ばれる有名なフェミ二ストが主導して、男性権利運動に対して暴力的な手段で威嚇を行い、講演会を中止させようと何度も暴動を起こしました。何故そこまで男性権利運動の存在を恐れたかというと、フェミ様の目的は男女対等ではなく、男尊女卑的な社会の中でマッチョ男を永遠に糾弾し続けながら、男たちから養分を吸い続けることだったからです。フェミは王子様の作った社会のお姫様になることを望んでおり、『人間社会全体のシステム設計やインフラ設計』に関して将来自ら責任をとる気なんて毛頭ありません。そして、更に言えば『永遠の被害者』としての立場を譲るつもりもありません。 つまり、男性権利運動が主張するような真のジェンダーフリー社会が訪れると今までのように養分を吸い続けることが出来なくなり、自立せざるを得なくなってしまう……それはフェミ様にとっては脅威でしかない訳です。 『女=被害者』という役回りをきっちり演じさせてくれるのはマッチョ男なので、フェミ様が本当に好きなのはマッチョ男なのです(男らしくない非モテ男は当然嫌悪)。 その証拠に地球上に存在する全てのフェミ二ストが『内面がマッチョで表面的にはリベラルに振る舞う男』を求めています。前に島本さんがこういった現代の男性に求められている規範を『ネオマッチョイズム』と呼称し、批判していましたね。 フェミ様にとっての男の好みを順番に並べると、 リベマッチョ>>>>>バカマッチョ(DQN)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>負け犬チンポ騎士>>>>>>>>>私と兵頭さん率いる喪男 こんな感じでしょうね……。 >そうそう、彼らは男性性が何よりも憎く、弱者男性を殺してはその死体を貢ぎ物としてフェミニストに献上している。 フェミニストが望む貢ぎ物が強者男性の権力であることには、永久に気づけずに。 ネット上では負け犬チンポ騎士に多く遭遇しますが、彼らのようなイタイ男に対する的を射た女性のツイートがあったので引用します。 女というものをわかってて総取りするためにチン騎士やってるアルファはまだいいんだけど、非モテのチン騎士は見ててこっちが辛くなるんだよな。モテ男がセックストラブルで争ってる時に、チンコ入れさせてもらってないのに一生懸命女かばってる非モテのチン騎士みると涙出る。 (´;ω;`)ウッ…可哀想すぎます。 >ここはどうでしょう。 基本、フェミニストはナショナリズムを肯定しませんし(市川師匠はさすがに戦前の人ですし……)。 もちろん、内心は弱者男性など死ねばいいと思っているかも知れませんが……。 ただし、戦後の著書で醜い言い訳をしていたというのは(本当に不勉強で知らなかったのですが)いかにもですね。 少々私の説明が足りなかったので、今回はより詳しくフェミと戦争の関係を論じていきたいと思います。 女性解放運動には、女性にも、男性同様に、個人の自律や選択の自由、能力主義的な評価を保障すべきだという個人主義的・自由主義的な潮流がありました。こうしたフェミの理念は、戦後、国家が資本主義を父権主義的に管理していた時代には、資本主義に対する批判として有効に機能してきました。しかし、国家が管理する資本主義が崩れ、グローバル化したネオリベ的な資本主義が登場すると、個人主義的・自由主義的なフェミは、このネオリベ的な資本主義に奉仕するようになってしまいました。しかも、フェミは、ネオリベの犠牲になったのではなく、ネオリベの発展に積極的貢献してしまったのだとナンシー・フレイザー師匠は言います。 第一に、夫が外で働き、妻は家庭にとどまるという家族像は、戦後、国家が資本主義を管理していた時代のものでした。フェミは、この家族像を破壊して共働きを広めましたが、これはネオリベには好都合でした。共働きによって女性の労働力が増えた分だけ、賃金上昇は抑圧され、雇用は不安定化し、生活水準が下がりました。労働者たちは、生活水準の低下を埋め合わせるべく、労働時間を増やしましたが、これが賃金抑圧や雇用の不安定化をさらに悪化させるという悪循環を生じさせました。 第二に、フェミは、経済至上主義を批判し、家庭内暴力や性差別など、非経済的・文化的な問題に焦点を当て過ぎてしまい、経済的な問題に対して鈍感になり、ネオリベの台頭に対して抵抗力を持たなくなりました。 第三に、フェミは、福祉国家における父権主義を批判し、国家の役割を狭めようと運動しました。しかし、その運動もまた、市場化と政府の交代を狙うネオリベに手を貸す結果となったのです。 こうしてフェミが単なるネオリベの『侍女』へとなり果ててしまったことをナンシー・フレイザー師匠は嘆いています。 簡単にまとめると、1970年くらいまでは国家が管理する資本主義だったが、今はそうではなくなっている。で、その変化を無視し続けた結果、保守・フェミともネオリベの『侍女』へとなり果ててしまったといった感じです。 要するにフェミは左派に見せかけて、実は右派になり下がったとナンシー・フレイザー師匠に言われている訳ですが、殆どのフェミたちには自覚がないようです……。 自民党の今の安倍内閣はジェンダー(女性利権)以外の政策はかなり右寄りなんですが、フェミ(と彼女らの理論で利用してるLGBT)の利権は守るといった感じで、日本の右派政権自体がもう完全にフェミの支配下にあると言っても過言ではありません。 ネオリベ(新自由主義)は『自由』を掲げてはいますが、必然的に国家主義と結びつきます。何故なら、『戦争』が絡んでくるからです。 アメリカでもネオリベによって格差が広がり、貧困層の若者たちが軍の進学支援制度をめあてに入隊して、イラクなどに行かされて死にました。 ネオリベの『自由』は、あくまで投資家や企業家の経済活動の自由であって、万人の自由ではありません。 格差が広がれば、当然国は不安定になり、社会がバラバラになって『根ざすもの』や『属する集団』を失った人々が増え、自殺率や失業率も増加し、負の悪循環から抜け出すことは益々困難になっていくことでしょう。 「自分は『勝ち組』になれない、取るに足らない人間だ……」と思った時は「自分は日本人だ‼︎」と自信を持ち、中韓をけなしてスカッとしようと思う時があると思います(私も中韓は嫌いですwww)。ですが、フェミのボーイフレンドであるネオリベは愛国心を煽ることで格差や貧困や未婚の問題から人々の目をそらさせ、何でも中韓のせいにして国をまとめることで非モテ男を第3次世界大戦に向けて戦闘用チンポ騎士に改造しようと企んでいます。 近い将来、この地球上に起こることを私なりに予言していきたいと思います。 20XX年、北朝鮮が韓国を奇襲。 第2次朝鮮戦争が始まる。しかし、米日の全面支援のもとに韓国軍が短期間で北朝鮮を制圧。 20XX年、第5次中東戦争勃発。イスラエルとシリアを核にアラブ諸国が複雑に分裂。その後十数年間戦火収まらず。 20XX年、ロシアに軍事クーデター発生。旧ソビエト領の回復を目指し、東欧に侵攻。EU、米日が限定的ながら出兵して東欧を支援。ヨーロッパ大陸に緊張高まる。 20XX年、ヨーロッパ全域がロシアの支配下に入る。中国がロシアに宣戦布告。インドは中国を攻撃。 ついに米国が日本を伴ってロシアとの全面戦争に踏み切り、地球は第3次世界大戦に突入。同時に米国がヨーロッパ戦線において限定核兵器使用。 20XX年、ロシアが日本を本格核攻撃したのをきっかけに全面核戦争突入。核攻撃及びその後の核の冬のために、数年を経ずして全人類の90%が死滅。5分の4の国家が消滅。 20XX年の全面核戦争と核の冬を辛うじて生き残った私と兵頭さん率いる喪男解放軍は放射能を逃れて地下シェルターへ潜り、完全な地下生活者と化していた。 そうなっても、わずかに残った汚染度の低い緑の土地を争い、乏しい自然の食糧を求め、それに世紀を越えた怨念も加わり、人類間に戦火が絶えることはなかった。 それどころか時と共に戦火は激しさを加え、恐るべき新兵器の開発合戦によって、ついに地球を再び南北で二分して相争う残忍なまでの戦争へと発展していた。 その結果、大地は完全に荒れ果て、大気は厳重な装甲で身を覆わない限り即刻死を招くほど汚染しきってしまった。 喪男たちはそのためにも、敵を倒すためにも、武装した巨大な魔神(マシン)の怪物に搭乗して闘わねばならなかった。 くる日も、またくる日も……。 そんなある日、敗走する喪男解放軍のロボット部隊を追って、チンポ騎士軍飛行戦艦の編隊がミサイルやビーム砲を乱射しながら、いよいよ我々の二次元に迫った。 喪男解放軍ロボット部隊が、しらみ潰しに殲滅されていく‼︎ ついに喪男解放軍最強ニュー・ホモサピエンス部隊に出撃命令が下った。 キャプテンである私を先頭に愛する二次元美少女キャラのグッズを纏った喪男達が愛機へ走る。 「戦況はどうなっていますか、兵頭さん⁉︎」 「最悪でござるwww チンポ騎士軍のロボット部隊は超合金フェミZで出来てるらしいですぞwww」 「やはり、フェミがバックに潜んでいましたか……。ですが、私には女災理論ニューZで出来た最強の魔神(マシン)ポコチンガーZがあります‼︎ 私たちの辞書に『負け』なんて文字はありません! 兵頭さん、必ず生きて戻りましょう!」 「了解でありんすwww 俺氏の最強の魔神(マシン)グレートヒョードーに敵うロボットなど存在しないでござるwww」 戦場に赴くと、至る所が猛爆を受けていた。 爆発のたびに喪男解放軍が虫ケラのように粉砕されていく。 チンポ騎士軍のロボット部隊は新型兵器を駆使して、悪鬼の如く暴れ狂った! 風を巻いて黄金の光が走った! 最先陣を切っていたチンポ騎士軍のロボット部隊が、突如、凄まじい刃の一撃を食らった! 蒙々たる爆煙をついて、勇壮なシルエットが浮かび上がる。 地響きを立ててチンポ騎士軍に迫った。 それはポコチンガーZ! その姿がおぼろげに浮かび上がったとき、早くもその手にはポコチンガー・ブレードが振りかぶられていた‼︎ 竜が吼える如く、稲妻が疾駆する如く、唸りを生じ閃光を発してポコチンガー・ブレードが一閃した‼︎ ポコチンガーZは降り注ぐビームをものともしない。 チンポ騎士軍がビーム・ガンを投げ捨てた。光熱刀を抜き放って突進する。 しかし一瞬後、光熱刀は腕ごと切り飛ばされていた! 返す刀で、真っ向唐竹割りにポコチンガー・ブレードを切り下ろす‼︎ 阿修羅の如く暴れ回るポコチンガーZの背後数十メートルに、いつの間にかフェミ戦艦が忍び寄っていた。 「何ッ、まさかチンポ騎士共はこいつを接近させるための囮だったのか!」 ポコチンガーZが愕然として振り向く。だが、既に遅い。 至近距離から光電磁砲が炸裂した‼︎ さすがのポコチンガーZも避ける術がない。 凄まじいパワーがいちどきに襲いかかった‼︎ 次の瞬間、兵頭さんが搭乗するグレートヒョードーがポコチンガーZの機体を覆い隠し、恐ろしい威力を発揮する光電磁砲がグレートヒョードーの背中を貫いた。 ポコチンガーZはその場で棒立ちになっている。 ボロボロになったグレートヒョードーの機体は動かない、……いや、動けなかった。 兵頭さんの身体から滴り落ちる血の湖が、徐々に湖岸を広げていく。 「ひょ、……兵頭さん?」 盾となったグレートヒョードーの下から、ポコチンガーZは這い出てきた。 「逃げ、……逃げるでござる……。は、早く……。ングッ!」 命の残り火が真っ赤な血となって、兵頭さんの口から零れ落ちる。 「……俺氏の存在を肯定してくれた顔面核爆弾師匠を死なせたくなかったですぞ。顔面核爆弾師匠がいたから頑張れた。辛かったけど、俺氏、生きてて本当に良かった……」 声はもう、切れ切れだった。 視線の定まらないままに、兵頭さんは私を見つめる。 夢を摑み切れなかった兵頭さんの手に、私は額を押しつけた。 「死なないでくれよぉ、兵頭さんッ! まだ、何も始まってない。なのに……私を一人にしないでくれぇーーーーッッ!」 「初めて……顔面核爆弾師匠に会った時から、俺氏は君に運命を感じてたんですぞ。顔面核爆弾師匠は、独りなんかじゃないでござる……」 途切れがちな声で兵頭さんは言う。 「……兵頭さん」 地下シェルターで、兵頭さん率いる喪男たちとバカ騒ぎしたあの時間がかけがえのないもののように思い起こされ、胸を掻きむしりたくなるほどの愛おしさがこみ上げてきた。 「……顔面核爆弾師匠。君、あんまり友達いないでありんすね?」 「ん?」 「……しょうがないから、俺氏が君の親友になってやるでござる」 私は歯が砕けるほど歯を食いしばって、微笑んだ。 「……ふふふ、実は困ったことに友達少ないんですよ。ありがと、兵頭さん……」 束の間、私と兵頭さんの視線が絡んだ。 ――さらば、我が愛する親友よ…… 兵頭さんは静かに眼を閉じた。 兵頭さんの身体に触れようと、私は消えかかる力をその手に託す。 そして、兵頭さんの手から、命が消えた。 細められた半眼は、もはやこの世のなにも映していなかった。 兵頭さんの口からは、赤い血が唾液と混じって長い糸を引いて錘のように落ちる。 兵頭さんの命と引き換えに、私の身体には温もりが残された。 だが、命のない温もりは、いずれ消える。 兵頭さんの死と連れだって、私の手の届かない過去へと、温もりは消えていく。 ――チクッッッショオオオオオオオオッ‼︎! 私の怒りが、唸り声となってほとばしる。 ――私は空っぽだった。兵頭さんと出会った時、彼も空っぽだった。似たもの同士だった。一緒にいる事で、互いを満たしていた……。 兵頭さんが旅立ってから、喪男のままセックスする事も無く、友達もいないまま60数年の月日が経った。私もずいぶんと年を取った。 喪男解放軍の最後の生き残りとして、フェミ率いるチンポ騎士軍とは相変わらず戦う毎日を繰り返している。 ある日、風邪をこじらせてしまった私は震える寒さの中で毛布にくるまって寝ていた。 だんだん意識が遠くなる中、私はコクピットの中でかつての仲間達のことを思い出していた。 結局、みんなの夢を叶えることは出来なかったよ。 私はもう一生孤独のままなのか……。 「いいえ、顔面核爆弾師匠は独りじゃないでござる」 この独特の面白い話し方は、どこかで聞き覚えがあるような……。 「顔面核爆弾師匠! ようやくまた会えたでござるwww これからはずっと、ずっと、ずっと一緒ですぞwww」 そこには60年以上前に亡くした心の底から愛した親友の姿があった 。 「兵頭さん……⁉︎ 本当に兵頭さんなの……?」 「一緒に行くでござるwww」 震える涙が止まらない。 「兵頭さん……」 私は兵頭さんの手を受け取ると、永遠に続く光の中へと旅立っていった。
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兵頭新児の女災対策的随想
(ID:63064431)
>すさまじいですね……。
もちろん、あっちの連中は、特に運動家は日本とは比べものにならないほど過激で、フェミニストだけの特殊事情ではないでしょうが、だからといって許される話ではありません。
お恥ずかしいことですが、海外の事情には疎くて、知識がありません。詳細をお教えいただけないでしょうか。
アメリカではビッグレッドというアダ名で呼ばれる有名なフェミ二ストが主導して、男性権利運動に対して暴力的な手段で威嚇を行い、講演会を中止させようと何度も暴動を起こしました。何故そこまで男性権利運動の存在を恐れたかというと、フェミ様の目的は男女対等ではなく、男尊女卑的な社会の中でマッチョ男を永遠に糾弾し続けながら、男たちから養分を吸い続けることだったからです。フェミは王子様の作った社会のお姫様になることを望んでおり、『人間社会全体のシステム設計やインフラ設計』に関して将来自ら責任をとる気なんて毛頭ありません。そして、更に言えば『永遠の被害者』としての立場を譲るつもりもありません。
つまり、男性権利運動が主張するような真のジェンダーフリー社会が訪れると今までのように養分を吸い続けることが出来なくなり、自立せざるを得なくなってしまう……それはフェミ様にとっては脅威でしかない訳です。
『女=被害者』という役回りをきっちり演じさせてくれるのはマッチョ男なので、フェミ様が本当に好きなのはマッチョ男なのです(男らしくない非モテ男は当然嫌悪)。
その証拠に地球上に存在する全てのフェミ二ストが『内面がマッチョで表面的にはリベラルに振る舞う男』を求めています。前に島本さんがこういった現代の男性に求められている規範を『ネオマッチョイズム』と呼称し、批判していましたね。
フェミ様にとっての男の好みを順番に並べると、
リベマッチョ>>>>>バカマッチョ(DQN)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>負け犬チンポ騎士>>>>>>>>>私と兵頭さん率いる喪男
こんな感じでしょうね……。
>そうそう、彼らは男性性が何よりも憎く、弱者男性を殺してはその死体を貢ぎ物としてフェミニストに献上している。
フェミニストが望む貢ぎ物が強者男性の権力であることには、永久に気づけずに。
ネット上では負け犬チンポ騎士に多く遭遇しますが、彼らのようなイタイ男に対する的を射た女性のツイートがあったので引用します。
女というものをわかってて総取りするためにチン騎士やってるアルファはまだいいんだけど、非モテのチン騎士は見ててこっちが辛くなるんだよな。モテ男がセックストラブルで争ってる時に、チンコ入れさせてもらってないのに一生懸命女かばってる非モテのチン騎士みると涙出る。
(´;ω;`)ウッ…可哀想すぎます。
>ここはどうでしょう。
基本、フェミニストはナショナリズムを肯定しませんし(市川師匠はさすがに戦前の人ですし……)。
もちろん、内心は弱者男性など死ねばいいと思っているかも知れませんが……。
ただし、戦後の著書で醜い言い訳をしていたというのは(本当に不勉強で知らなかったのですが)いかにもですね。
少々私の説明が足りなかったので、今回はより詳しくフェミと戦争の関係を論じていきたいと思います。
女性解放運動には、女性にも、男性同様に、個人の自律や選択の自由、能力主義的な評価を保障すべきだという個人主義的・自由主義的な潮流がありました。こうしたフェミの理念は、戦後、国家が資本主義を父権主義的に管理していた時代には、資本主義に対する批判として有効に機能してきました。しかし、国家が管理する資本主義が崩れ、グローバル化したネオリベ的な資本主義が登場すると、個人主義的・自由主義的なフェミは、このネオリベ的な資本主義に奉仕するようになってしまいました。しかも、フェミは、ネオリベの犠牲になったのではなく、ネオリベの発展に積極的貢献してしまったのだとナンシー・フレイザー師匠は言います。
第一に、夫が外で働き、妻は家庭にとどまるという家族像は、戦後、国家が資本主義を管理していた時代のものでした。フェミは、この家族像を破壊して共働きを広めましたが、これはネオリベには好都合でした。共働きによって女性の労働力が増えた分だけ、賃金上昇は抑圧され、雇用は不安定化し、生活水準が下がりました。労働者たちは、生活水準の低下を埋め合わせるべく、労働時間を増やしましたが、これが賃金抑圧や雇用の不安定化をさらに悪化させるという悪循環を生じさせました。
第二に、フェミは、経済至上主義を批判し、家庭内暴力や性差別など、非経済的・文化的な問題に焦点を当て過ぎてしまい、経済的な問題に対して鈍感になり、ネオリベの台頭に対して抵抗力を持たなくなりました。
第三に、フェミは、福祉国家における父権主義を批判し、国家の役割を狭めようと運動しました。しかし、その運動もまた、市場化と政府の交代を狙うネオリベに手を貸す結果となったのです。
こうしてフェミが単なるネオリベの『侍女』へとなり果ててしまったことをナンシー・フレイザー師匠は嘆いています。
簡単にまとめると、1970年くらいまでは国家が管理する資本主義だったが、今はそうではなくなっている。で、その変化を無視し続けた結果、保守・フェミともネオリベの『侍女』へとなり果ててしまったといった感じです。
要するにフェミは左派に見せかけて、実は右派になり下がったとナンシー・フレイザー師匠に言われている訳ですが、殆どのフェミたちには自覚がないようです……。
自民党の今の安倍内閣はジェンダー(女性利権)以外の政策はかなり右寄りなんですが、フェミ(と彼女らの理論で利用してるLGBT)の利権は守るといった感じで、日本の右派政権自体がもう完全にフェミの支配下にあると言っても過言ではありません。
ネオリベ(新自由主義)は『自由』を掲げてはいますが、必然的に国家主義と結びつきます。何故なら、『戦争』が絡んでくるからです。
アメリカでもネオリベによって格差が広がり、貧困層の若者たちが軍の進学支援制度をめあてに入隊して、イラクなどに行かされて死にました。
ネオリベの『自由』は、あくまで投資家や企業家の経済活動の自由であって、万人の自由ではありません。
格差が広がれば、当然国は不安定になり、社会がバラバラになって『根ざすもの』や『属する集団』を失った人々が増え、自殺率や失業率も増加し、負の悪循環から抜け出すことは益々困難になっていくことでしょう。
「自分は『勝ち組』になれない、取るに足らない人間だ……」と思った時は「自分は日本人だ‼︎」と自信を持ち、中韓をけなしてスカッとしようと思う時があると思います(私も中韓は嫌いですwww)。ですが、フェミのボーイフレンドであるネオリベは愛国心を煽ることで格差や貧困や未婚の問題から人々の目をそらさせ、何でも中韓のせいにして国をまとめることで非モテ男を第3次世界大戦に向けて戦闘用チンポ騎士に改造しようと企んでいます。
近い将来、この地球上に起こることを私なりに予言していきたいと思います。
20XX年、北朝鮮が韓国を奇襲。
第2次朝鮮戦争が始まる。しかし、米日の全面支援のもとに韓国軍が短期間で北朝鮮を制圧。
20XX年、第5次中東戦争勃発。イスラエルとシリアを核にアラブ諸国が複雑に分裂。その後十数年間戦火収まらず。
20XX年、ロシアに軍事クーデター発生。旧ソビエト領の回復を目指し、東欧に侵攻。EU、米日が限定的ながら出兵して東欧を支援。ヨーロッパ大陸に緊張高まる。
20XX年、ヨーロッパ全域がロシアの支配下に入る。中国がロシアに宣戦布告。インドは中国を攻撃。
ついに米国が日本を伴ってロシアとの全面戦争に踏み切り、地球は第3次世界大戦に突入。同時に米国がヨーロッパ戦線において限定核兵器使用。
20XX年、ロシアが日本を本格核攻撃したのをきっかけに全面核戦争突入。核攻撃及びその後の核の冬のために、数年を経ずして全人類の90%が死滅。5分の4の国家が消滅。
20XX年の全面核戦争と核の冬を辛うじて生き残った私と兵頭さん率いる喪男解放軍は放射能を逃れて地下シェルターへ潜り、完全な地下生活者と化していた。
そうなっても、わずかに残った汚染度の低い緑の土地を争い、乏しい自然の食糧を求め、それに世紀を越えた怨念も加わり、人類間に戦火が絶えることはなかった。
それどころか時と共に戦火は激しさを加え、恐るべき新兵器の開発合戦によって、ついに地球を再び南北で二分して相争う残忍なまでの戦争へと発展していた。
その結果、大地は完全に荒れ果て、大気は厳重な装甲で身を覆わない限り即刻死を招くほど汚染しきってしまった。
喪男たちはそのためにも、敵を倒すためにも、武装した巨大な魔神(マシン)の怪物に搭乗して闘わねばならなかった。
くる日も、またくる日も……。
そんなある日、敗走する喪男解放軍のロボット部隊を追って、チンポ騎士軍飛行戦艦の編隊がミサイルやビーム砲を乱射しながら、いよいよ我々の二次元に迫った。
喪男解放軍ロボット部隊が、しらみ潰しに殲滅されていく‼︎
ついに喪男解放軍最強ニュー・ホモサピエンス部隊に出撃命令が下った。
キャプテンである私を先頭に愛する二次元美少女キャラのグッズを纏った喪男達が愛機へ走る。
「戦況はどうなっていますか、兵頭さん⁉︎」
「最悪でござるwww チンポ騎士軍のロボット部隊は超合金フェミZで出来てるらしいですぞwww」
「やはり、フェミがバックに潜んでいましたか……。ですが、私には女災理論ニューZで出来た最強の魔神(マシン)ポコチンガーZがあります‼︎ 私たちの辞書に『負け』なんて文字はありません! 兵頭さん、必ず生きて戻りましょう!」
「了解でありんすwww 俺氏の最強の魔神(マシン)グレートヒョードーに敵うロボットなど存在しないでござるwww」
戦場に赴くと、至る所が猛爆を受けていた。
爆発のたびに喪男解放軍が虫ケラのように粉砕されていく。
チンポ騎士軍のロボット部隊は新型兵器を駆使して、悪鬼の如く暴れ狂った!
風を巻いて黄金の光が走った!
最先陣を切っていたチンポ騎士軍のロボット部隊が、突如、凄まじい刃の一撃を食らった!
蒙々たる爆煙をついて、勇壮なシルエットが浮かび上がる。
地響きを立ててチンポ騎士軍に迫った。
それはポコチンガーZ!
その姿がおぼろげに浮かび上がったとき、早くもその手にはポコチンガー・ブレードが振りかぶられていた‼︎
竜が吼える如く、稲妻が疾駆する如く、唸りを生じ閃光を発してポコチンガー・ブレードが一閃した‼︎
ポコチンガーZは降り注ぐビームをものともしない。
チンポ騎士軍がビーム・ガンを投げ捨てた。光熱刀を抜き放って突進する。
しかし一瞬後、光熱刀は腕ごと切り飛ばされていた!
返す刀で、真っ向唐竹割りにポコチンガー・ブレードを切り下ろす‼︎
阿修羅の如く暴れ回るポコチンガーZの背後数十メートルに、いつの間にかフェミ戦艦が忍び寄っていた。
「何ッ、まさかチンポ騎士共はこいつを接近させるための囮だったのか!」
ポコチンガーZが愕然として振り向く。だが、既に遅い。
至近距離から光電磁砲が炸裂した‼︎
さすがのポコチンガーZも避ける術がない。
凄まじいパワーがいちどきに襲いかかった‼︎
次の瞬間、兵頭さんが搭乗するグレートヒョードーがポコチンガーZの機体を覆い隠し、恐ろしい威力を発揮する光電磁砲がグレートヒョードーの背中を貫いた。
ポコチンガーZはその場で棒立ちになっている。
ボロボロになったグレートヒョードーの機体は動かない、……いや、動けなかった。
兵頭さんの身体から滴り落ちる血の湖が、徐々に湖岸を広げていく。
「ひょ、……兵頭さん?」
盾となったグレートヒョードーの下から、ポコチンガーZは這い出てきた。
「逃げ、……逃げるでござる……。は、早く……。ングッ!」
命の残り火が真っ赤な血となって、兵頭さんの口から零れ落ちる。
「……俺氏の存在を肯定してくれた顔面核爆弾師匠を死なせたくなかったですぞ。顔面核爆弾師匠がいたから頑張れた。辛かったけど、俺氏、生きてて本当に良かった……」
声はもう、切れ切れだった。
視線の定まらないままに、兵頭さんは私を見つめる。
夢を摑み切れなかった兵頭さんの手に、私は額を押しつけた。
「死なないでくれよぉ、兵頭さんッ! まだ、何も始まってない。なのに……私を一人にしないでくれぇーーーーッッ!」
「初めて……顔面核爆弾師匠に会った時から、俺氏は君に運命を感じてたんですぞ。顔面核爆弾師匠は、独りなんかじゃないでござる……」
途切れがちな声で兵頭さんは言う。
「……兵頭さん」
地下シェルターで、兵頭さん率いる喪男たちとバカ騒ぎしたあの時間がかけがえのないもののように思い起こされ、胸を掻きむしりたくなるほどの愛おしさがこみ上げてきた。
「……顔面核爆弾師匠。君、あんまり友達いないでありんすね?」
「ん?」
「……しょうがないから、俺氏が君の親友になってやるでござる」
私は歯が砕けるほど歯を食いしばって、微笑んだ。
「……ふふふ、実は困ったことに友達少ないんですよ。ありがと、兵頭さん……」
束の間、私と兵頭さんの視線が絡んだ。
――さらば、我が愛する親友よ……
兵頭さんは静かに眼を閉じた。
兵頭さんの身体に触れようと、私は消えかかる力をその手に託す。
そして、兵頭さんの手から、命が消えた。
細められた半眼は、もはやこの世のなにも映していなかった。
兵頭さんの口からは、赤い血が唾液と混じって長い糸を引いて錘のように落ちる。
兵頭さんの命と引き換えに、私の身体には温もりが残された。
だが、命のない温もりは、いずれ消える。
兵頭さんの死と連れだって、私の手の届かない過去へと、温もりは消えていく。
――チクッッッショオオオオオオオオッ‼︎!
私の怒りが、唸り声となってほとばしる。
――私は空っぽだった。兵頭さんと出会った時、彼も空っぽだった。似たもの同士だった。一緒にいる事で、互いを満たしていた……。
兵頭さんが旅立ってから、喪男のままセックスする事も無く、友達もいないまま60数年の月日が経った。私もずいぶんと年を取った。
喪男解放軍の最後の生き残りとして、フェミ率いるチンポ騎士軍とは相変わらず戦う毎日を繰り返している。
ある日、風邪をこじらせてしまった私は震える寒さの中で毛布にくるまって寝ていた。
だんだん意識が遠くなる中、私はコクピットの中でかつての仲間達のことを思い出していた。
結局、みんなの夢を叶えることは出来なかったよ。
私はもう一生孤独のままなのか……。
「いいえ、顔面核爆弾師匠は独りじゃないでござる」
この独特の面白い話し方は、どこかで聞き覚えがあるような……。
「顔面核爆弾師匠! ようやくまた会えたでござるwww これからはずっと、ずっと、ずっと一緒ですぞwww」
そこには60年以上前に亡くした心の底から愛した親友の姿があった 。
「兵頭さん……⁉︎ 本当に兵頭さんなの……?」
「一緒に行くでござるwww」
震える涙が止まらない。
「兵頭さん……」
私は兵頭さんの手を受け取ると、永遠に続く光の中へと旅立っていった。