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『カエルの楽園』第二章
翌日、再び元老会議が開かれました。
この日も、何もするべきではないというガルディアンたちの意見と、ウシガエルが登ってこられないように策を練るべきだというプロメテウスの意見とがまっこうからぶつかり、一日かかっても結論は出ませんでした。
ところが、その日の夜、南の崖の上に、今度はウシガエルが二匹現れたという情報がもたらされました。これまでは一匹だったのが二匹になったということで、カエルたちも恐怖にふるえました。
にもかかわらず、翌日に開かれた元老会議でも議論は相変わらず平行線のままでした。
その日の会議の終わりに、プロメテウスは言いました。
「このままでは何も進みません。そこで、別の案を提案したいと思います。スチームボートに、南の崖を見張ってもらうというのはどうでしょう」
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今度は集団的自衛権の話ですね。非常に示唆深いです。
ワシ(米国)に見限られたら大変だぞ!それでもこれだけネガティブキャンペーンはられると普通のカエルは表だって声をあげられないですよね。これもカエルたちを笑えません……。