ブロマガ配信小説『カエルの楽園』第十回
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『カエルの楽園』第二章
プロメテウスの言葉は、元老会議を見ていたカエルたちに衝撃を与えました。
たしかにナパージュのカエルたちは「三戒」を守って、他のカエルを信じて争いはしませんが、ウシガエルの国には「三戒」はありません。ないものを守るはずはありません。
「たしかに、そうだよな」
ロベルトがソクラテスに言いました。ソクラテスは心の中で、そんなことは最初からわかっていたことではないかと思いましたが、口にはしませんでした。
プロメテウスはさらに言いまし
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コメント
コメントを書く(ID:51096387)
「ナパージュのカエルたちの欠点は善良すぎることと、カエルの言うことを信用し過ぎること…」本当にその通りですね。私は若い頃に単身外の国に飛び出して酷い目に遭いまくったお陰でそれに気づきましたが、この国では未だにそれに気づいていない仲間達が多く……ひやひやします。
(ID:30667076)
風のなかのマリア、スズメバチの生きる姿に感動しました。(スズメバチの生態も大変勉強になりました)
今回のカエルの楽園、カエルを通して今の日本のおかしいところが見事に描かれていてひきこまれます。正直、カエルたちを笑えないところが怖いです……。
(ID:2877858)
ある程度のメディアリテラシーを持っている読者以外にはピンとこないのでは?と思いましたが、そういう人がこれを読んでどういう反応をするのか?気になりますね。思わぬケミストリーがおこればいいのですが・・・。