百田尚樹のテレビでは伝えられない話

ブロマガ配信小説『カエルの楽園』第二回

2015/10/09 12:13 投稿

コメント:14

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『カエルの楽園』

      2

 ソクラテスとロベルトはしばらく池の中に体を浮かべていました。
 もうハトの姿はありません。
 水の温もりが二匹のアマガエルの疲れた体を癒しました。
「ロベルト、大丈夫か」
 ソクラテスはロベルトに声をかけました。
「足を痛めたみたいだけど、たいしたことはない」
「それはよかった」
 その時、後ろから「あなたたちは誰?」という声がしました。
 振り返ると、岸辺から一匹のメスのツチガエルがこちらを見ていました。
「ぼくらはソクラ

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コメント

百田尚樹 百田尚樹
(著者)

>>7
アニメにしたら、全国各地で上映禁止運動が起こりそうです^^;

No.13 111ヶ月前

百田センセ、これ、面白いです!
大学生の時に読んだ「動物農場」を思い出しました(^_^)
次回も楽しみにしています。

No.14 111ヶ月前

憲法9条のお話ですね。日本人は全く持って「憲法9条さえあれば平和!」だと思い込んでおる
このお話を読めばそんなことはない!かも!?しれないぞ。。。と気づくきっかけになるのかもしれません(笑)
平和は相手があってこそ。
これ、信じきっている人に読ませたいです!
次も楽しみにしています!

No.15 111ヶ月前
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