★【皆さんにお願い】
この作品の著作権は百田尚樹にあります。したがって、このテキストを作者に無断でネット上にアップしたり、メールで拡散したりする行為は、著作権法違反にあたります。くれぐれもそのような行為はお慎み下さるようお願いいたします。
※(著作権を故意に侵害した者は、一〇年以下の懲役または一〇〇〇万円以下の罰金に処せられます)
『カエルの楽園』
2
ソクラテスとロベルトはしばらく池の中に体を浮かべていました。
もうハトの姿はありません。
水の温もりが二匹のアマガエルの疲れた体を癒しました。
「ロベルト、大丈夫か」
ソクラテスはロベルトに声をかけました。
「足を痛めたみたいだけど、たいしたことはない」
「それはよかった」
その時、後ろから「あなたたちは誰?」という声がしました。
振り返ると、岸辺から一匹のメスのツチガエルがこちらを見ていました。
「ぼくらはソクラ
ここから先は有料になります
ニコニコポイントで購入する
チャンネルに入会して購読する
- この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
(ID:52258088)
こういうお話を待っていました!笑ってしまうほど滑稽で、とても恐ろしくゾッとする、まさにモデルは私たちの祖国、日本ですね!是非、小学校の教科書にのせてほしい。