岩崎夏海(著者) のコメント

岩崎夏海 岩崎夏海
(著者)

>>3
「同情」というのは自分の不幸と他人の不幸のちょうど中間くらいでしょうか。だから、アルジェリア人の死亡記事には他人過ぎて、ぴんとこないけど日本人の死亡記事は他人過ぎず自分過ぎず、ちょうど中間くらいの頃合いでしょうか。その中で、情報の送り手がある種の儀式的に冷徹にそれを発信する時、受け手のむしろ内奥、ネットワークの途切れたところに喜びが発生するのではないでしょうか。ですからそれは、他者とほとんど共有し得ない喜びなのです。

No.4 144ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

ハックルベリーに会いに行く

ハックルベリーに会いに行く

月額
¥880  (税込)
このチャンネルの詳細