だから、「諦めが肝心」というけれど、本当にそうなのである。世の中には「諦めないことがだいじ」と勘違いしている人も多いが、それは全く逆である。むしろ「諦めることがだいじ」だ。
では、人生を前に進ませ、競争時代を生き抜くために、どのように諦めたらいいのか? 諦めるための具体的な方法は?――ということについて、今回は書いてみたい。
ところで、こう話してもまだ「諦めないことがだいじなのでは?」と思う方もいるかもしれないので、ぼく自身の諦めた経験について話してみたい。
ぼくは、夢を諦めた経験がある。他にもいろいろなことを諦めてきたが、32歳のとき、小説家に成ることを諦めた。
小説家はぼくの夢だった。命を賭け
コメント
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>>1
まさに、その歌通りの世界ですね。ぼくもその曲のことをよく思い出しました。
(著者)
>>2
おっしゃるように、行動はだいじですね。まずそこだけは、石にしがみついてでも担保しなければならないのかなと。
(著者)
>>3
ありがとうございます。文章って、頭で考えながらも、自分の中の未確定などろどろとした部分を出せていけると、俄然面白くなるものだと思っています。