P_Erdos のコメント

反対の角度からの見方を書いてみます。

まず、DV。
暴力によって支配することに強い快感が伴うことから暴力を振るう側に常に強い誘引がある。支配欲。あるいは優位に立ちたいと思う気持ち。ここに第一の原因がある。

次に、ブラック企業。
その企業の社長はだいたいにおいて、非常にやる気があり、気合いが入っている。24時間働くことも厭わない。むしろそれが普通。そうしたパワーが企業の成長を導くと本気で信じている。そして、それを社員にも、部分的にせよ共有せよ、この会社にいる限りは、と迫る。こんな会社にとっては労働基準法は足枷でしかない。自然、労基法は無視し、ブラック化する。

この場合、DVの場合と違い、社長は従業員を思うがままに動かしたいという支配欲からそうしているというよりも、利益追求という会社の目的に沿って、会社のしもべとして上のような行動にでている。利益追求のため、さらには従業員にとってもよかれと思って上のような行動に出ている。なので、パラレルには説明できない。

こういう会社がよくないのか。やりたくない人を働かなければ生活していけないという弱い立場につけこんで半ば強制的に社長の儲けの理念にしたがわせるというのであれば問題が大きいですが、自発的にその社長についていくと思っているひとたちについては労基法は邪魔ものでしかない。

どうみるべきか。社会にもたらす効用から判断すべきなのか。だとすると、労基法(違反するとブラック企業と評価される)は社会が先にすすむのを阻害するかもしれないと思う。

No.2 139ヶ月前

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