劣化する人:その6(1,543字)
みなさんは「自分の能力をどう配分するか?」ということについて考えたことがあるだろうか?
おそらく、頻繁に考える人は劣化しないし、考えない人は劣化する。人間は、それほど多くの能力を同時には保有できない。ある能力が伸びれば、ある能力が縮む。そういうトレードオフとなっている。
そして、人はその「伸ばす能力」を選択することができる。だから、自分の能力配分をある程度デザインできるのだ。これこそが、人間という種が持つ大きな特徴であり、また才能といえよう。
ぼくが好きな話の一つに、「ニホンザルは世界最北端の猿」というものがある。ニホンザルより北には、野生の猿は生息していない。
逆に「日本最南端のリンゴ」という話もある。富山県より南では、リンゴは温かすぎて栽培に向かない。ぎりぎり富山県が、商品化に耐えうる品質を保証できる。
リンゴ生産の最適地は、いうまでもなく青森県だ。だから、青森県に行くと「石を投げれば
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