どう変わったかといえば、より本質的になったのだ。お為ごかしやごまかしが利かなくなった。簡単にいうと、ずるができなくなった。
先日、公園を歩いていたら3歳くらいの息子を激詰めしている母親に遭遇した。子供が駄々をこねていたのだが、それに対して母親は、「それならお母さん帰っちゃうよ!」と完全なパワハラ・モラハラで対応していた。
ぼくも、そういうやり方で人と接したことがあるので、これも偉そうなことはいえないが、もうそういう育て方――コミュニケーションの仕方は通用しない。なぜかというと、パワハラ・モラハラは「親の方が立場が上」という前提で成り立っているのだが、その前提がそもそもまやかしだからだ。
その母親に限らず多くの親は、子供を育てて「あげている
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