お金をかけずにたった三ヶ月で知的生産性を爆発的に飛躍させる方法:その17(1,592字)
ここからは、一人の画家について深く知ることで、その美的感覚を丸ごと体の中に取り組んでいく――ということを目指す。そうすることで、自分の中の美的感覚を深めていく。美的感覚が深まれば、価値判断についての見識が深まり、審美眼が身につく。審美眼が身につけば、物事の正誤を違うことなく判別できるようになる。
なぜかといえば、正しいことというのはたいてい美しいからだ。そして誤りというのは、たいてい醜い。これは逆のこともいえて、この世は美しいものこそ正解なのである。その反対に醜いものは誤りなのだ。
だから、審美眼を身につけることは非常に重要なのである。それは文字通り人生の羅針盤だ。
人生は決断の連続である。そこかしこに分かれ道が現れるので、そのたびにどちらへ進むか選択をしなければならない。自分自身で審美眼を発揮しなければならない場面は無数にある。
そのため、人生の良し悪しは審美眼の良し悪しによって決まると
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