ここからは、一人の画家について深く知ることで、その美的感覚を丸ごと体の中に取り組んでいく――ということを目指す。そうすることで、自分の中の美的感覚を深めていく。美的感覚が深まれば、価値判断についての見識が深まり、審美眼が身につく。審美眼が身につけば、物事の正誤を違うことなく判別できるようになる。
なぜかといえば、正しいことというのはたいてい美しいからだ。そして誤りというのは、たいてい醜い。これは逆のこともいえて、この世は美しいものこそ正解なのである。その反対に醜いものは誤りなのだ。
だから、審美眼を身につけることは非常に重要なのである。それは文字通り人生の羅針盤だ。
人生は決断の連続である。そこかしこに分かれ道が現れるので、そのたびにどちらへ進むか選択をしなければならない。自分自身で審美眼を発揮しなければならない場面は無数にある。
そのため、人生の良し悪しは審美眼の良し悪しによって決まると
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