>>5 映画の中身で反論しないのは、それがぼくの作品ではないからです。あれは丸っきり監督の作品です。 ですので、映画の良さや悪さについては、無関係な他者としての立場からしか発言できず、その意味で、むしろ町山さんとは同じ外野の立場になってしまうのです。 しかしながら、原作者であるということは、世間の多くの人が「その内容に責任がある」と考えております。なんなら、ぼくの作品だと考えている方もいる。そこまでいかなくても、ぼくちんさんのように、「思い入れ」があると思われている方が多い。 しかしながら、「もしドラ」の映画に関して言えば、「自分が作った」という思い入れは皆無です。時々、「原作と映画は別物」と言う原作者の方もいらっしゃいますが、ぼくもまさにそういう感覚です。 そして、そういう感覚のままで発言すると、映画もぼくの作品だと思われている方との間にコミュニケーション不全が起こります。このすれ違いは、時間をかけて説明しても、なかなか埋まるものではありません。 なので、「何も言わない」という選択になっているのです。
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(著者)
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映画の中身で反論しないのは、それがぼくの作品ではないからです。あれは丸っきり監督の作品です。
ですので、映画の良さや悪さについては、無関係な他者としての立場からしか発言できず、その意味で、むしろ町山さんとは同じ外野の立場になってしまうのです。
しかしながら、原作者であるということは、世間の多くの人が「その内容に責任がある」と考えております。なんなら、ぼくの作品だと考えている方もいる。そこまでいかなくても、ぼくちんさんのように、「思い入れ」があると思われている方が多い。
しかしながら、「もしドラ」の映画に関して言えば、「自分が作った」という思い入れは皆無です。時々、「原作と映画は別物」と言う原作者の方もいらっしゃいますが、ぼくもまさにそういう感覚です。
そして、そういう感覚のままで発言すると、映画もぼくの作品だと思われている方との間にコミュニケーション不全が起こります。このすれ違いは、時間をかけて説明しても、なかなか埋まるものではありません。
なので、「何も言わない」という選択になっているのです。