それは、至極まっとうな意見ではあると思う。実際、そういう本が欲しいという先生がいたという。しかし、そこで痛感したのは、「もうニーズのある本を出してはダメだ」ということだ。「読者の声を聞いてはいけない」ということである。読者の声を聞いていたら、岩崎書店は潰れてしまう。
なぜかというと、そういうニーズのある情報は、我々が本にして提供する前に、彼ら自身がインターネットなどで得ることができるからだ。小学校で英語を教えること、またそれに対して先生方が情報を求めていることは、誰でも知っている。そういう誰でも知っていることについては、岩崎書店が本を作
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岩崎さんの師匠の秋元康さんも、マーケティングはしないと仰ってましたね。