「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第1回(1,573字)
ぼくはもともと勉強ができたわけではない。記憶力は平凡だし、頭の回転も速くない。
それでも、多くの競争に勝ってきた。合格した大学は競争率二〇倍の難関だったし、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった秋元康さんの弟子になったのも多くの希望者を差し置いてのことだった。
二〇〇八年には、書いていたブログが、はてなダイアリーという狭い世界の中ではあるが、最もブックマークされたブログになった。またこれをきっかけに、初めて書いた『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』という本が、二〇一〇年に発売された一〇万種類以上の本の中で一番売れた。
なぜ、こうした競争に勝てたのかといえば、それはあることに長けていたからだ。そのあることとは、勉強ができることではない。ぼくは、勉強はできなかった。しかしながら、「勉強の仕方」はよく知っていた。それを使って、先に述べた競争も勝ち抜くことができ
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コメント
コメントを書く(ID:405596)
私は今年で40歳ですが、子供の頃から勉強が得意ではなく
今もそれほど得意ではないので、今回の連載楽しみに拝読させて頂きます。
(著者)
>>1
ありがとうございます!
がんばります。