あしたの編集者:その1「お願いされる」(1,946字)
ぼくはこれまで放送作家、秋元康さんのアシスタント、サラリーマン、作家などいくつかの仕事をしてきた。その中で編集をしたことはなかった。ただ、作家をしながら何人かの編集者とおつきあいさせていただいた。そして、ぼく自身も作家でありながら、本についての企画やアイデアをいろいろと考えてきた。
そんなとき、ひょんなきっかけから岩崎書店という児童書の出版社で本の編集を担当することとなった。これは青天の霹靂で、全く予想していなかった。だから、ぼく自身これまで編集について深く考えたり、勉強したりしたことがなかった。それで、最初はできるのかどうか分からなかった。
しかしながら、実際に編集作業をスタートさせると、自分がこれまで放送作家をしたり、あるいは本を書いたりしながらいろいろ考えてきたことは、その多くが編集の仕事につながっているということが分かった。
そこで今回からは、本の編集について書いていきたい。
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