堀潤のテレビでは言えない話

雪の中の首都決戦 東京都知事選の行方は?

2014/02/09 19:45 投稿

  • タグ:
  • 堀潤
  • 東京都知事選挙
  • 原発作業員

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     * 堀潤のテレビでは言えない話 vol.27 

     ~「直接民主制の実験」の巻~

         

    発行:8bitNews  2014.2.4 (毎月発行)

               

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本日2月9日は東京都知事選挙の投開票日。20年に一度と言われた大雪の影響で、投票率も午後6時の段階で31.57ポイントと、前回よりも11ポイント程低い数字です。まだ間に合いますので、みなさん、是非投票に向かって下さい。
今回の都知事選挙候補を取材している中で、印象に残った候補の言葉を紹介します。

一般に選挙公約に若い世代の将来を考える政策が少なく、票田である高齢者向けのアピールで当選を果たすケースが目立つ点について。「僕が泡沫だと揶揄されたように、若者たちのことも泡沫だと思ってるんですよ彼らは」という言葉。
この図をご覧下さい。
東京の若い世代が投票に行っていない現状がわかります。
皆さんが有する権利をぜひ行使して下さい。

宜しくお願いします。
若い世代の政治参加がないのはとても寂しく感じます。
僕らの国を僕らの手で。僕らの東京をぼくらの一票でデザインしていきましょう。

8bitNewsには、各候補の選挙戦の様子が投稿されています。
主要メディアが報じない候補の様子も。
ぜひご活用下さい。
http://8bitnews.org

ということで、今回のブロマガも最後まで宜しくお願い致します。


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さて、もう一つ、皆さんにお願いが。
8bitNewsでは、ジャーナリストクラウドファンディングを、Shooting Starの皆さんと共に運営を開始しました。
1号案件は、パラリンピックをはじめ障がい者スポーツの取材を続けてきたNPO団体「パラフォト」の取材資金支援プロジェクトです。本来であればカメラマン6人を送り込みたいところですが、資金難にあえぎ、現在3人分の取材資金しか用意できていません。彼らの地道な取材により、選手達の心の励みにもなっています。2020年の東京パラリンピック取材を成功させるのが彼らの夢でもあります。
ぜひ皆さんの力をお貸し下さい。


8bitNews×ShootingStar                   
ジャーナリストクラウドファンディングスタート!!
【ソチに行きたい!資金難に苦しむソチ・パラ五輪取材カメラマンチームのスポンサー大募集!】

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http://8bitnews.org/?p=1124


支援はこちらからぜひ。
http://shootingstar.jp/projects/75


ではでは、今号のコンテンツはこちらです!↓


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├○    堀潤のテレビでは言えない話  vol.272014.2.9

├○

├○  01.【堀潤のソーシャルメディア日記から】

├○  特別編「東京都知事選挙「原発は争点になるのか?」」

├○ ~東京新聞世論調査担当加藤記者に聞く~

├○

├○  02.【ルポルタージュ】

├○  次世代メディアへの創造力+α

├○  特別編『告発「福島第一原発収束作業日記」著者インタビュー』

├○  堀潤×ハッピー(現役原発作業員)ストレートインタビュー収録

├○ 

├○  03.【ルポルタージュ】

├○  コバマイの下克上研究者の道 『被害者学編』

├○  最近気がつくと床で寝ています。

├○  第9回「つながる、伝える、つづける

├○

├○  04.【ルポルタージュ】

├○  フクシマ日常論 ラジオ福島・大和田メール

├○  第10回「堀潤×大和田新 いわき取材ルポ報告」

├○

├○

├○  05.【告知】今週のスケジュール& お知らせ

├○

└───────────────────────────────┘



前回「Vol.27」へのリンクはこちらです。

[リンク] http://ch.nicovideo.jp/horijun/blomaga/ar426365


未読の方は併せてお楽しみ下さい。


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┗■  01.【活動日記】堀潤のソーシャルメディア日記

   

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このコーナーでは堀潤の普段の取材や番組出演などから
選りすぐりの対談やルポについてあらためて皆さんとシェアします。
毎日新聞や講談社現代ビジネス、Yahoo!個人などとも連動しております。
そちらもぜひ!

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特別編

「どうなる東京都知事選挙?「脱原発は争点になるのか?」」

~東京新聞世論調査担当加藤記者に聞く~

 

東京には神奈川、埼玉、千葉など近県から仕事や学校、ショッピングなどの目的で約280万人近くが訪れる街。
都民以外にとっても大切な選挙。
そもそも、「原発関連政策」を東京都知事選の争点にすることの是非を問う意見もありますが、注目されている争点のひとつです。今回は、
東京新聞・社会部記者 加藤裕治(ひろはる)さんと共に、各候補の政策を検証。都民だからこそ考えるべきエネルギー問題についてお伝えします。


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■「原発は争点にすべきテーマ」その理由とは?

加藤:こんばんは。お願いします。


堀:どうですか、都知事選。新聞社の社内といってもかなり追い込みじゃないんですか?

加藤:追い込みで、追い込みすぎて、その担当記者が今みんな外に出はらっているんですよね。ですからわりと静かですが、残っている者はやっぱり緊張感高まってるという感じです。

堀:そういう中で加藤さんは具体的に都知事選に対してはどのような業務を担当しているんですか?

加藤:私は主に原発担当なんですけれども、都知事選では世論調査の関連を担当しています。

堀:加藤さんは原発の問題というのは、震災以前からいろいろな所で取材を続けてきたそうですね。

加藤:取材を続けてきたというよりも、原発が建っている、そういう福井県と石川県で働いていたんですが、そういうところで働いていたもんで、嫌でも付き合いができてしまう、取材しなきゃいけなくなるという感じでした。

堀:政府がエネルギー基本計画の見直しのなかで、もんじゅについても白紙撤回するという報道があって、ただ一方で閣僚のみなさんからまだそういうことを決めた事実はないというコメントが即座にはいってくるなど、ちょっとまだ多少揺れてますよね。このもんじゅの問題については、加藤さんはどう思われてますか?

加藤:白紙撤回と言いますけれども、白紙撤回するのは高速増殖、要するに発電しながらプルトニウムを増やす、これを撤回するというだけで、報道で言うと、発電によって生じる放射線の廃棄物、こういうものを、非常に半減期の長いこれを減らす、それではもんじゅを使い続けるという話になってます。これはもう以前からもんじゅ不要論出る度に、こういう形で活かしたらどうだろうか?という話が出ては消え出ては消えする話です。

堀:高速炉の特性として高速で動く中性子に核物質をぶつけることによって、その半減期を減らしてくと、そして圧縮していく、量を減らしていくという技術なんですってね。僕も先ほど原子力工学の田坂広志さんに聞くと、40年ぐらい前からこの研究てのはあるけれども、まだまだ飛躍的に技術が進歩してる分野ではないと、ほとんど何かが進んでいる訳ではないんだという話をされていましたが、このあたりは?

 

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