毎月16日を語呂合わせで「ひろの日」と定め
このホームページでは
と題したトーク番組を生配信している!
有料会員登録制であるため
商売が苦手な私はあまり多くは宣伝していないのだが
毎回私が”ゆっくり喋ってみたい人”を招いて
何のコーナーも構成台本もなく
気の向くままにトークを進めては
すさまじくひろいでいる!
先月は
「あっくん」こと「西野亮廣」を迎え
1時間番組のところを90分間喋ってしまった!
私が”もっと喋りたい”と思えば
どれだけ長く喋っても文句を言われない
そんな番組なのだ!
一昨日は5月16日!
「ひろの日」だった!
『語るひろぐ』のゲストは主に芸人や俳優なのだが
私が”ゆっくり喋ってみたい人”であれば
世間に顔を知られていない人でも迎えてしまう!
過去には
延々と「昆虫」の話に興じた事もある!
そんなわけで昨日は!
かねがね”ゆっくり喋ってみたい”と思っていた人物で
フィギュア製作会社を経営する
「吉川正紀」君に声をかけてみた!
私はそもそも
自分とは完全に無関係な職業の人から
その業務内容などを聞き出すのが
とんでもなく好きだ!
ワークショップなどを行えば
当然そうした話題の宝庫となり
居酒屋で朝まで色んな業務内容を聞き続ける!
本人にしてみれば
「こんな話おもしろいですか?」
といったところなのだろうが
就職というものをした事のない私には
あまりにも大きなひろぎである!
牧場を経営する者!
精神科で働く者!
ゲームの卸売り業者!
製薬会社社員!
鹿肉の販売員!
住職などなど!
今こうして列挙していてもわくわくしてしまう!
そんなわけで今回は
「吉川」君という人物をより深くひろぐために
いつも配信している吉本興業の会議室ではなく
「吉川」君の工房にお邪魔し
そこから配信してみようという冒険に挑んでみた!
「僕も粘土でいろいろ作るのが趣味なんです!」
工房に着くなり大興奮を始めた!
まぁこんな場所である!
見ておわかりだろうが
「平井」の顔は
展示されているどの作品よりも作りが甘い!
「吉川」君の友人や
私の知り合い
工房と番組のスタッフも含めて
10名を越える観覧者が集まった中
『語るひろぐ』はスタートした!
写真左が「吉川」君!
番組が始まるなり
「吉川」君は一人の造形師を視聴者に紹介した!
「池上陽二」氏は
その業界ではかなり名のある造形師なのだそうだ!
そんな人が
番組配信の1時間という中で
何かを作ってくれると言う!
精巧なフィギュアが立ち並ぶそこにいて
私は是非とも自分のフィギュアが見てみたくなった!
しかし普通の私では企画として物足りない!
「何か」と私が一緒になった物がいいだろう!
そこでさっそくカメラに向かい
「私(後藤ひろひと)と何かを足したもの」
の「何か」を募集してみた!
画面には一斉に書き込みが流れた!
その中で「池上」さんは
「アメリカン・コミックのヒーロー」
という言葉に反応した!
「じゃあ後藤さんとアメコミ・ヒーローを足してみます!」
そして製作スタート!
私と「吉川」君がトークを楽しむ途中
「ちょっと池上さんの様子見てみましょうか?」
とサブ・カメラで作業場を写すと
どういうわけか観覧者全員が何かを作っていた!
「平井」はもちろん
”すべりの魔術師”「グッチ」や
ノーテンパーなデザイナー「笹田」君までもが
何かを一生懸命こねていた!
みんな完全に子供の顔になっていた!
私と「吉川」君のトークを観覧しに来たはずなのに
誰も聞いてはくれず
ただ無心に何かを作っていた!
私が聞き出した「吉川」君の業務内容は
つまりこういう事だった!
ゲームメーカーや玩具メーカーなどから
「○○のフィギュアを作って欲しい」
と依頼がある!
すると「吉川」君は
自分の会社の造形師軍団の中から
「それを作るならば彼がいい!」
という適任者を選び
注文に合ったフィギュアの原型を
私がお邪魔した工房で製作する!
それが完成すれば「吉川」君はそれを持って
中国に渡航し
大量生産の指示と契約を行う!
やがて完成した物を依頼者に納品し
それらがおもちゃ屋さんに並ぶというわけだ!
なるほど!
そういう仕組みでフィギュアという物は流通していたのか!
やがて約束の1時間が過ぎたところで
番組はエンディングへと入った!
まずはみんなが作っていた作品を
見せてもらおう!
一つ目は非常にシンプルな作品!
作ったのはなんとお寺の住職さんだ!
そうなるとどことなくありがたい!
続いてはこんなのも!
どうしても1時間という制限があると
みんな納得できるところまで
辿り着けないままに終わってしまう!
次の作品はかなりユニークだ!
吉本興業にはこの人形によく似た
「田中」さんという社員がいる!
「田中」さんは私を「後藤氏」と呼ぶ!
さて!
デザイナー「笹田」君はこれ!
残念ながら半分作ったところで時間切れ!
口元は「池上」さんの指導によるものだと言う!
そうなると「池上」さんの作品への期待が
自然と高まってしまう!
「グッチ」が作ったのは
なんとも荒々しい私だ!
実を言えば私は
これぐらい男らしい顔に憧れているので
たいそう気に入っている!
さぁ!
「男性ブランコ平井」の作品を見てみよう!
すごい!
先の本人の写真と見比べていただきたい!
ものすごく手抜きのような顔だが
これこそが「平井」の顔だ!
しかもなぜだか「かぶとむし」だ!
コウノトリがあまりの醜さに処分のつもりで彼を落とした
と伝えられる兵庫県豊岡市では
こういう「かぶとむし」が樹液をすすっているのだろう!
そしてここで
全員を驚愕させた作品をお見せしよう!
モデルをしている「ほっぺ」ちゃんが
ヨーダを作った!
これはすごいぞ!
みんなで拍手した!
さーて!
さーて!
いよいよ「池上」さんが作った作品を
お目にかけよう!
私「後藤ひろひと」と
「アメリカン・コミック」の合成!
いや!
「アメリカン・コミック」に登場する
「後藤ひろひと」!
みなさん心してご覧いただきたい!
これだ!!!
どうだこれは!
視聴者からのリクエストを!
たった一時間で!
なんという事だろうか!
マスクをしているはずなのに
明らかに私である!
これはもう驚きを通り越して
感動してしまった!
”技術の日本”とはよく言ったものである!
素晴らしいです「池上」さん!
かくしてかつてないほどひろいだ
『語るひろぐ』は感動の中で終了した!
みんなで撮影した記念写真の右側で
すっくと立って見下ろしているメガネの男性が
「ゴッドハンド池上」さんである!
昨日になって「吉川」君から連絡があった!
この粘土素材は最後にオーブン加熱で焼かなければ
柔らかいままなのだが
全ての作品の焼き作業が終わったと言う!
しかし!
「バットマン」ならぬ「ゴットマン」は
「ゴッドハンド池上」氏がまだ手を加えたいらしく
今もなお作業中なのだそうだ!
ならば来月6月16日の「ひろの日」に
誰がゲストであろうとも
完成品を持参して登場していただこうと考えている!
これまで私は
「私が楽しんでいるだけなのにお金を取るなんて!」
という否定的な考えで
『語るひろぐ』をあまり宣伝しなかったが
ここに来て考えを変えたいと思う!
『語るひろぐ』は
そこいらの安っぽいバラエティ番組などよりも
ずっと面白い事を見せている!
是非とも月額324円を惜しまず
入会登録していただきたい!
今後も更にひろぐ企画を
次々とご用意するつもりだ!
あーひろいだひろいだ!
では!
本日の私!
山形県の方はラジオ『グッとモーニン!!』で!
その他の地域の方々は『ミヤネ屋』でお会いしましょう!