「レンタカーを12時間借りてドライブに行こう!」
と「カミさん」が言い出した!
「カミさん」はドライブがしたいだけなので
行き先はどこでもいいと言う!
なんなら私のリクエストで
行きたい所へ連れて行ってくれると言う!
「福井の恐竜なんちゃらに行きたいんちゃうの?」
たしかにそうだ!
私は常々”福井の恐竜なんちゃら”に行きたがってきた!
恐らく「カミさん」が言わんとした
「福井県立恐竜博物館」は
今の私にとってエジプトのピラミッドよりも
行ってみたい場所だ!
連れて行っていただけるものならば
この上ないひろぎを得る事になろう!
しかしだ!
私はたいそう困惑した!
以前「姫路城」に日帰り旅行した際も
私は「カミさん」に多大なる悪印象を与えた!
様々な理由から「運転免許証」を持たない私は
助手席に座ると
”全ての通行人が一斉に道路に飛び込む”
という妄想に怯える!
”あらゆる自動車が突然方向を変える”
”立ち並ぶ建物が一斉に倒壊する”
果ては
”空を舞う数百羽の鳥が
同時に向きを変えてフロントガラスに激突する”
という幻覚まで見えてしまう!
「助手席に座る人は
運転手を楽しませるのが義務」
と「カミさん」は正論を唱えるのだが
そんな妄想と格闘しながら
横に座る人を楽しませるなど
それこそ妄想に過ぎない!
そんなところに救いの大食い女神が現れた!
「私も行きます!
運転もしますよ!」
劇団「空晴(からっぱれ)」の座長
「べっち」こと「岡部尚子」女史だ!
「ただし私の要求として
福井名物のソースカツ丼を食べる事!」
さすがは”浪速のオバQ”と呼ばれるだけの事はある!
片道4時間を経て
目的はソースカツ丼だ!
かくして運転席に「カミさん」!
助手席に「べっち」!
後部座席に妄想作家を乗せて
朝8時に大阪を発った!
その道中の陽気な事!
(三味線が入る)
「カミさん」の道の間違え具合は
相変わらず頂点を極めんとしている!
「なんでやろなぁ?
なんでずっと西に向かってるんやろぉ?」
福井県に行くのであれば
大阪からの方向は北北東だ!
しかし「カミさん」は
アメリカ大陸の存在を信じて疑わなかった
かのクリストファー・コロンブスのごとく
ひたすら西へとサンタマリア号を進めた!
「うん・・・
変やねぇ・・・
もう宝塚やもんねぇ・・・」
そこにアメリカ大陸は無かった!
我々は福井県とは全く無関係な方向に位置する
兵庫県へと遠出してしまった!
「楠見さんすごいですわぁ!
あんまり冷静やから
道間違ってる事に全然気づきませんでしたわぁ!
さすが女優ですね!」
「べっち」のコメントに至っては
南向きぐらいにずれていた!
かなりの時間をロスしながらも
我々は正軌道に乗り
サービスエリアで運転手が交代した!
まさにその直後である!
「まぁええやん!
立命館大学のキャンパスとか見られたし!
”つっちー(土田英生)の大学やんな?」
福井県に行こうという時に
兵庫県を眺めた末
京都まで観光できるとは思ってもいなかった!
この先一体何度高速道路を降りたら
福井県に近づけるのだろうか?
助手席にすら座れない私は
ただ祈るしかなかった!
まさに様々な紆余曲折があり
我々は4時間半ほどかけて
遂に正しい場所で高速道路を降りる事に成功した!
そこは幻とまで思いかけていた福井県だった!
さっそく「福井県立恐竜博物館」にほど近い
「西洋料理やまだ」に車を停めた!
なんでもかなり人気の
ソースカツ丼屋さんなのだそうだ!
私は自分の胃に合わせて
”カツ丼”の”大”を注文した!
どこでもそうなのかもしれないが
この店ではあえて
”ソースカツ丼”とは呼ばないようだ!
普通の玉子とじのカツ丼が来てしまったら
どうしようか?
とも思ったが
それはそれで好きな食べ物なので歓迎しよう!
しかしやがて運ばれて来たものは
まさに”ソースカツ丼”であり
”大”だった!
なにしろ蓋が閉まらないほどだ!
早起きをして遊ぶと
だいたい昼食を食べた時点で眠たくなる!
しかし今回は違った!
昼食後に向かう場所が
念願の「福井県立恐竜博物館」なのだ!
博物館に近づくにつれ
ちょいとおかしな景色が見え始めた!
何も知らない人が夜道で迷ってこれを見たら
さぞかしひーっとなる事だろう!
「鬼」や「天狗」の伝説などは
こういう事から生まれたのだと私は考えている!
はてさて!
今回このまま書き続けると
あまりに前半と後半の内容が違い過ぎるので
「福井県立恐竜博物館」でのひろぎは
次回の『ひろぐ』でレポートしたいと思う!
ご期待いただきたい!
と「カミさん」が言い出した!
「カミさん」はドライブがしたいだけなので
行き先はどこでもいいと言う!
なんなら私のリクエストで
行きたい所へ連れて行ってくれると言う!
「福井の恐竜なんちゃらに行きたいんちゃうの?」
たしかにそうだ!
私は常々”福井の恐竜なんちゃら”に行きたがってきた!
恐らく「カミさん」が言わんとした
「福井県立恐竜博物館」は
今の私にとってエジプトのピラミッドよりも
行ってみたい場所だ!
連れて行っていただけるものならば
この上ないひろぎを得る事になろう!
しかしだ!
私はたいそう困惑した!
以前「姫路城」に日帰り旅行した際も
私は「カミさん」に多大なる悪印象を与えた!
様々な理由から「運転免許証」を持たない私は
助手席に座ると
”全ての通行人が一斉に道路に飛び込む”
という妄想に怯える!
”あらゆる自動車が突然方向を変える”
”立ち並ぶ建物が一斉に倒壊する”
果ては
”空を舞う数百羽の鳥が
同時に向きを変えてフロントガラスに激突する”
という幻覚まで見えてしまう!
「助手席に座る人は
運転手を楽しませるのが義務」
と「カミさん」は正論を唱えるのだが
そんな妄想と格闘しながら
横に座る人を楽しませるなど
それこそ妄想に過ぎない!
そんなところに救いの大食い女神が現れた!
「私も行きます!
運転もしますよ!」
劇団「空晴(からっぱれ)」の座長
「べっち」こと「岡部尚子」女史だ!
「ただし私の要求として
福井名物のソースカツ丼を食べる事!」
さすがは”浪速のオバQ”と呼ばれるだけの事はある!
片道4時間を経て
目的はソースカツ丼だ!
かくして運転席に「カミさん」!
助手席に「べっち」!
後部座席に妄想作家を乗せて
朝8時に大阪を発った!
その道中の陽気な事!
(三味線が入る)
「カミさん」の道の間違え具合は
相変わらず頂点を極めんとしている!
「なんでやろなぁ?
なんでずっと西に向かってるんやろぉ?」
福井県に行くのであれば
大阪からの方向は北北東だ!
しかし「カミさん」は
アメリカ大陸の存在を信じて疑わなかった
かのクリストファー・コロンブスのごとく
ひたすら西へとサンタマリア号を進めた!
「うん・・・
変やねぇ・・・
もう宝塚やもんねぇ・・・」
そこにアメリカ大陸は無かった!
我々は福井県とは全く無関係な方向に位置する
兵庫県へと遠出してしまった!
「楠見さんすごいですわぁ!
あんまり冷静やから
道間違ってる事に全然気づきませんでしたわぁ!
さすが女優ですね!」
「べっち」のコメントに至っては
南向きぐらいにずれていた!
かなりの時間をロスしながらも
我々は正軌道に乗り
サービスエリアで運転手が交代した!
まさにその直後である!
「まぁええやん!
立命館大学のキャンパスとか見られたし!
”つっちー(土田英生)の大学やんな?」
福井県に行こうという時に
兵庫県を眺めた末
京都まで観光できるとは思ってもいなかった!
この先一体何度高速道路を降りたら
福井県に近づけるのだろうか?
助手席にすら座れない私は
ただ祈るしかなかった!
まさに様々な紆余曲折があり
我々は4時間半ほどかけて
遂に正しい場所で高速道路を降りる事に成功した!
そこは幻とまで思いかけていた福井県だった!
さっそく「福井県立恐竜博物館」にほど近い
「西洋料理やまだ」に車を停めた!
なんでもかなり人気の
ソースカツ丼屋さんなのだそうだ!
私は自分の胃に合わせて
”カツ丼”の”大”を注文した!
どこでもそうなのかもしれないが
この店ではあえて
”ソースカツ丼”とは呼ばないようだ!
普通の玉子とじのカツ丼が来てしまったら
どうしようか?
とも思ったが
それはそれで好きな食べ物なので歓迎しよう!
しかしやがて運ばれて来たものは
まさに”ソースカツ丼”であり
”大”だった!
なにしろ蓋が閉まらないほどだ!
早起きをして遊ぶと
だいたい昼食を食べた時点で眠たくなる!
しかし今回は違った!
昼食後に向かう場所が
念願の「福井県立恐竜博物館」なのだ!
博物館に近づくにつれ
ちょいとおかしな景色が見え始めた!
何も知らない人が夜道で迷ってこれを見たら
さぞかしひーっとなる事だろう!
「鬼」や「天狗」の伝説などは
こういう事から生まれたのだと私は考えている!
はてさて!
今回このまま書き続けると
あまりに前半と後半の内容が違い過ぎるので
「福井県立恐竜博物館」でのひろぎは
次回の『ひろぐ』でレポートしたいと思う!
ご期待いただきたい!
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ひろぐ
後藤ひろひと
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