なにしろ
『絶対服従SHOW インプロビアス・バスターズ』
の稽古が愉快だ!
即興演劇のイベントなのに稽古をするのか?
と思われる方は多いかもしれないが
俳優それぞれが瞬時に決断した
独自の発想だけをもって
観客を沸かせるほどの即興劇を作るためには
それはそれは深い練習が必要だ!
「こんな事をやってみよう!」
「こんな即興劇の作り方を聞いたのだが!」
といったメンバーからの様々な提案を
まずは密室状態で実験する!
たいして面白くならなければ
「こうしてみたらどうか?」
「ここがいけなかったのではないか?」
とメンバーみんなで話し合う!
そして面白くなるまでやってみる!
かくして
「これは面白いぜ!」
となれば次の段階として
稽古場に疑似観客「リドラー」を迎える!
『バットマン』に登場する
なぞなぞを武器とする悪役「リドラー」にちなんで
Piper作品『The Left Stuff』を上演する際に
私がそう命名した!
『The Left Stuff』も
「インプロビアス・バスターズ」も
お客さんの要求がなければ先へは進まない!
「インプロビアス・バスターズ」は
その究極とも言える内容のイベントだ!
「さて!
舞台に現れた3人の男女!
一体何者なのでしょう?」
客席を歩き廻る私にそう尋ねられた観客は
今舞台上にいる俳優が誰なのかを
好き勝手に決める事ができる!
あなたならば誰と言ってみたいだろう?
「なるほど!
では彼らはあなたがおっしゃる者になります!
ではそんな彼らが今
どこかとんでもない場所にいるそうです!
それはどこですか?」
手など挙げる必要はない!
客席からは自由に言葉が飛び交う!
できるだけ無茶な言葉が欲しい!
”学校の先生達が教室にて”
ではつまらない!
”野球選手がサッカーグラウンドにて”
でもまだ足りない!
”三人の志賀直哉が城崎にて”
ぐらいからだんだん面白くなってくる!
”国会議員が平均台の上で”
とか
”メキシコ人一家が瓶の中で”
とかいういかれ具合まで発展すれば
それはもう最高の遊び場だ!
「インプロビアス・バスターズ」達の中で
絶対に破ってはいけないルールは唯一つ!
”他人を否定しない事”!
まずはお客さんの無茶な要求に従い
更には共演者達の無責任な発言にも
「そうそう」と肯定する事が義務づけられている!
すると?
どうなるの?
そこから先は見てもらわなければわかるまい!
今回で7回目を数える
『絶対服従SHOW インプロビアス・バスターズ』が
本日大阪で開催される!
今回は新メンバーとして
漫才コンビ「アキナ」の
「山名文和(やまな・ふみかず)」君と
お笑い芸人にして女子プロボクサーである
「安田由紀奈(やすだ・ゆきな)」ちゃんが
参加してくれる事となった!
これまではある程度の固定メンバーで開催してきたため
「バスターズ」同士の信頼が深まる一方で
お互いの発想が読まれ始めていた!
”こう言えばあいつはこうするだろうな”
という安心感が強まったせいで
”こいつ何をするかわかんないぞ!”
という恐怖感や危機感が失われてしまった!
そうして引き起こされるハプニングこそが
即興演劇の最高に楽しいポイントなのだ!
そのために必要な未知のニュー・フェイスが
コードネーム「タイフーン」を名乗った
「山名」君と
コードネーム「ボクドル」を名乗った
「由紀奈」ちゃんだったわけだ!
最終稽古には10名を越える
疑似観客「リドラー」を招いた!
好き勝手に意地悪な言葉を投げつける「リドラー」が
多ければ多いほど面白い事になる!
私のワークショップ「Royal Plant」のメンバーは
既に私の影響で意地悪な発想の人間になっているため
使い勝手は抜群に高い!
しかしそれだけでは退屈だろうと
私は更にちょいとユニークな「リドラー」を招集した!
まずは「デルシネ」と称した私の映画
『エル・シュリケンvs悪魔の発明』で
「エル・シュリケン」さんのマスクを作ってくれた職人
「西中」氏!
会うのも二回目だったのだが
「おみやげ持って来ましたよー!」
と言いながら笑顔ですごい物を差し出した!
なんと!
一昨年引退した名レスラー
”流星仮面”
「マスクド・スーパースター」
のサイン入りマスクだ!
聞けば「西中」氏は
頼まれてもいないのに
「マスクド・スーパースター」の試合用マスクを自作し
本人にプレゼントしたところ
本国アメリカでの最後の試合で
着用してくれもらえたという過去を持つ偉人だ!
偉人か?
偉人だ!
そして更なる「リドラー」は
過去の『ひろぐ』記事でもおなじみ!
「なんらかの先輩」こと
「西出コーチ」だ!
元ヤンマーディーゼル・サッカー部
(現在で言う「セレッソ大阪」!)
に所属した伝説の酔いどれFW!
元サッカー選手の意地悪など
是非聞いてみたいではないか!
「なんらかの先輩」は
奥さんと娘さんまで連れての
仲良し家族で「リドラー」となってくれた!
それだけでは私の腹はおさまらなかった!
私は「吉川」君を呼んだ!
関西ではトップの造形師で
誰も喜ばないであろう
私の「胸像」を作製中のあの人物だ!
あの「胸像」はあれから一体どうなったのだろう?
と思っていると
「今日持って来てます!」
と言って箱の中からすごい物を取り出した!
よくご覧いただきたい!
以前は確か「ハナ肇」状態で
胸から上しかない
正真正銘の「胸像」だったのだが
今回見たらば!
なんと!
腕が生えたぞ!
しかもとっても私な腕だ!
PiperのFacebookページでは
このポーズの名前を募集します!
そしてこの「胸像」が
量産されるべきかどうかのご意見も伺います!
かくして様々な方面から
たいそう意地悪な「リドラーズ」を集めた事により
常連「バスターズ」までもが
若干緊張している中で
最終稽古が行われた!
すごかった!
「リドラーズ」の意地悪がすごければすごいほど
「バスターズ」の実力が発揮された!
「未来人と侍がスカイツリーの先端で」!
「隣町のガキ大将同士が洗濯機の中で」!
「社長と部長と係長がNASAで」!
君らの頭は正常か?
と思えるほどいかれた発想を繰り出す「リドラーズ」!
しかしそれにまったく動じる事なく
「バスターズ」は驚異の即興劇を炸裂させた!
あれほど大声で笑い続ける稽古場など
そうそうあったものではない!
稽古を終えて
「バスターズ」も「リドラーズ」も
一緒になって感想を語り合った!
結果的にその晩で最も破壊力の強かった「バスター」は
「ボクドル」こと「安田由紀奈」ちゃん
という事になった!
私を含め誰もそれを否定しなかった!
これは大変な事だ!
突如現れた新人に
全ての話題をさらわれるかもしれない!
「バスターズ」はお互いを絶対に信頼しながらも
常にライバルでなければいけない事を
「ボクドル」が思い出させてくれた!
さーて!
今夜私は客席の中を歩き廻り
観客の意地悪なアイディアを聞き出す役をひろぐ!
もしも興味があれば
是非ともご参加いただきたい!
そして!
毎月16日は「ひろの日」!
今月の『語るひろぐ』のゲストは
『絶対服従SHOW インプロビアス・バスターズ7』
にも出演してくれる
「Elvis」こと「国木田かっぱ」氏に決定した!
深いようで浅い我々の付き合い!
彼が一体何者なのかを
根掘り葉掘り聞き出してみたいと思う!
この機会に是非会員登録を!
(月額315円)
更に!
更に重要な事をお伝えしたい!
先程も「西中」氏の件で登場した
私が監督・脚本を務め上映館にも出現する映画
デルシネ第1作
『エル・シュリケンvs悪魔の発明』
の東京上映が決定した!
よくよく見れば場所は幕張なので
厳密に言えば千葉なのだが
厳密に言えば千葉なのに
東京を名乗っている巨大娯楽施設がある以上
これを東京上映と称しても
もさほど問題はないはずだ!
一見すると平日の午前中開催に見えるが
来年のこの日は"成人の日"!
成人じゃない者にとっては
降ってわいたようなお休みだ!
ならばさっさと早起きして幕張に来て
映画に出るのがいいでしょうよ!
もちろん当日の現場を仕切るのは
映像ではない私本人です!
さぁ!
私の映画に!
レッツ出ろ!
2014年1月13日(月)
■デルシネ『エルシュリケンVS悪魔の発明』
出演者 後藤ひろひと
特別ゲスト エル・シュリケン
会場 よしもと幕張イオンモール劇場
開場 10:30 AM
開演 11:00 AM
料金 前売 大人2,000円 子供1,000円
当日 大人2,300円 子供1,300円
詳しくは劇場ホームページをご覧ください!
http://www.yoshimoto.co.jp/makuhari/sp/schedule01.php#day13
『絶対服従SHOW インプロビアス・バスターズ』
の稽古が愉快だ!
即興演劇のイベントなのに稽古をするのか?
と思われる方は多いかもしれないが
俳優それぞれが瞬時に決断した
独自の発想だけをもって
観客を沸かせるほどの即興劇を作るためには
それはそれは深い練習が必要だ!
「こんな事をやってみよう!」
「こんな即興劇の作り方を聞いたのだが!」
といったメンバーからの様々な提案を
まずは密室状態で実験する!
たいして面白くならなければ
「こうしてみたらどうか?」
「ここがいけなかったのではないか?」
とメンバーみんなで話し合う!
そして面白くなるまでやってみる!
かくして
「これは面白いぜ!」
となれば次の段階として
稽古場に疑似観客「リドラー」を迎える!
『バットマン』に登場する
なぞなぞを武器とする悪役「リドラー」にちなんで
Piper作品『The Left Stuff』を上演する際に
私がそう命名した!
『The Left Stuff』も
「インプロビアス・バスターズ」も
お客さんの要求がなければ先へは進まない!
「インプロビアス・バスターズ」は
その究極とも言える内容のイベントだ!
「さて!
舞台に現れた3人の男女!
一体何者なのでしょう?」
客席を歩き廻る私にそう尋ねられた観客は
今舞台上にいる俳優が誰なのかを
好き勝手に決める事ができる!
あなたならば誰と言ってみたいだろう?
「なるほど!
では彼らはあなたがおっしゃる者になります!
ではそんな彼らが今
どこかとんでもない場所にいるそうです!
それはどこですか?」
手など挙げる必要はない!
客席からは自由に言葉が飛び交う!
できるだけ無茶な言葉が欲しい!
”学校の先生達が教室にて”
ではつまらない!
”野球選手がサッカーグラウンドにて”
でもまだ足りない!
”三人の志賀直哉が城崎にて”
ぐらいからだんだん面白くなってくる!
”国会議員が平均台の上で”
とか
”メキシコ人一家が瓶の中で”
とかいういかれ具合まで発展すれば
それはもう最高の遊び場だ!
「インプロビアス・バスターズ」達の中で
絶対に破ってはいけないルールは唯一つ!
”他人を否定しない事”!
まずはお客さんの無茶な要求に従い
更には共演者達の無責任な発言にも
「そうそう」と肯定する事が義務づけられている!
すると?
どうなるの?
そこから先は見てもらわなければわかるまい!
今回で7回目を数える
『絶対服従SHOW インプロビアス・バスターズ』が
本日大阪で開催される!
今回は新メンバーとして
漫才コンビ「アキナ」の
「山名文和(やまな・ふみかず)」君と
お笑い芸人にして女子プロボクサーである
「安田由紀奈(やすだ・ゆきな)」ちゃんが
参加してくれる事となった!
これまではある程度の固定メンバーで開催してきたため
「バスターズ」同士の信頼が深まる一方で
お互いの発想が読まれ始めていた!
”こう言えばあいつはこうするだろうな”
という安心感が強まったせいで
”こいつ何をするかわかんないぞ!”
という恐怖感や危機感が失われてしまった!
そうして引き起こされるハプニングこそが
即興演劇の最高に楽しいポイントなのだ!
そのために必要な未知のニュー・フェイスが
コードネーム「タイフーン」を名乗った
「山名」君と
コードネーム「ボクドル」を名乗った
「由紀奈」ちゃんだったわけだ!
最終稽古には10名を越える
疑似観客「リドラー」を招いた!
好き勝手に意地悪な言葉を投げつける「リドラー」が
多ければ多いほど面白い事になる!
私のワークショップ「Royal Plant」のメンバーは
既に私の影響で意地悪な発想の人間になっているため
使い勝手は抜群に高い!
しかしそれだけでは退屈だろうと
私は更にちょいとユニークな「リドラー」を招集した!
まずは「デルシネ」と称した私の映画
『エル・シュリケンvs悪魔の発明』で
「エル・シュリケン」さんのマスクを作ってくれた職人
「西中」氏!
会うのも二回目だったのだが
「おみやげ持って来ましたよー!」
と言いながら笑顔ですごい物を差し出した!
なんと!
一昨年引退した名レスラー
”流星仮面”
「マスクド・スーパースター」
のサイン入りマスクだ!
聞けば「西中」氏は
頼まれてもいないのに
「マスクド・スーパースター」の試合用マスクを自作し
本人にプレゼントしたところ
本国アメリカでの最後の試合で
着用してくれもらえたという過去を持つ偉人だ!
偉人か?
偉人だ!
そして更なる「リドラー」は
過去の『ひろぐ』記事でもおなじみ!
「なんらかの先輩」こと
「西出コーチ」だ!
元ヤンマーディーゼル・サッカー部
(現在で言う「セレッソ大阪」!)
に所属した伝説の酔いどれFW!
元サッカー選手の意地悪など
是非聞いてみたいではないか!
「なんらかの先輩」は
奥さんと娘さんまで連れての
仲良し家族で「リドラー」となってくれた!
それだけでは私の腹はおさまらなかった!
私は「吉川」君を呼んだ!
関西ではトップの造形師で
誰も喜ばないであろう
私の「胸像」を作製中のあの人物だ!
あの「胸像」はあれから一体どうなったのだろう?
と思っていると
「今日持って来てます!」
と言って箱の中からすごい物を取り出した!
よくご覧いただきたい!
以前は確か「ハナ肇」状態で
胸から上しかない
正真正銘の「胸像」だったのだが
今回見たらば!
なんと!
腕が生えたぞ!
しかもとっても私な腕だ!
PiperのFacebookページでは
このポーズの名前を募集します!
そしてこの「胸像」が
量産されるべきかどうかのご意見も伺います!
かくして様々な方面から
たいそう意地悪な「リドラーズ」を集めた事により
常連「バスターズ」までもが
若干緊張している中で
最終稽古が行われた!
すごかった!
「リドラーズ」の意地悪がすごければすごいほど
「バスターズ」の実力が発揮された!
「未来人と侍がスカイツリーの先端で」!
「隣町のガキ大将同士が洗濯機の中で」!
「社長と部長と係長がNASAで」!
君らの頭は正常か?
と思えるほどいかれた発想を繰り出す「リドラーズ」!
しかしそれにまったく動じる事なく
「バスターズ」は驚異の即興劇を炸裂させた!
あれほど大声で笑い続ける稽古場など
そうそうあったものではない!
稽古を終えて
「バスターズ」も「リドラーズ」も
一緒になって感想を語り合った!
結果的にその晩で最も破壊力の強かった「バスター」は
「ボクドル」こと「安田由紀奈」ちゃん
という事になった!
私を含め誰もそれを否定しなかった!
これは大変な事だ!
突如現れた新人に
全ての話題をさらわれるかもしれない!
「バスターズ」はお互いを絶対に信頼しながらも
常にライバルでなければいけない事を
「ボクドル」が思い出させてくれた!
さーて!
今夜私は客席の中を歩き廻り
観客の意地悪なアイディアを聞き出す役をひろぐ!
もしも興味があれば
是非ともご参加いただきたい!
そして!
毎月16日は「ひろの日」!
今月の『語るひろぐ』のゲストは
『絶対服従SHOW インプロビアス・バスターズ7』
にも出演してくれる
「Elvis」こと「国木田かっぱ」氏に決定した!
深いようで浅い我々の付き合い!
彼が一体何者なのかを
根掘り葉掘り聞き出してみたいと思う!
この機会に是非会員登録を!
(月額315円)
更に!
更に重要な事をお伝えしたい!
先程も「西中」氏の件で登場した
私が監督・脚本を務め上映館にも出現する映画
デルシネ第1作
『エル・シュリケンvs悪魔の発明』
の東京上映が決定した!
よくよく見れば場所は幕張なので
厳密に言えば千葉なのだが
厳密に言えば千葉なのに
東京を名乗っている巨大娯楽施設がある以上
これを東京上映と称しても
もさほど問題はないはずだ!
一見すると平日の午前中開催に見えるが
来年のこの日は"成人の日"!
成人じゃない者にとっては
降ってわいたようなお休みだ!
ならばさっさと早起きして幕張に来て
映画に出るのがいいでしょうよ!
もちろん当日の現場を仕切るのは
映像ではない私本人です!
さぁ!
私の映画に!
レッツ出ろ!
2014年1月13日(月)
■デルシネ『エルシュリケンVS悪魔の発明』
出演者 後藤ひろひと
特別ゲスト エル・シュリケン
会場 よしもと幕張イオンモール劇場
開場 10:30 AM
開演 11:00 AM
料金 前売 大人2,000円 子供1,000円
当日 大人2,300円 子供1,300円
詳しくは劇場ホームページをご覧ください!
http://www.yoshimoto.co.jp/makuhari/sp/schedule01.php#day13
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ひろぐ
後藤ひろひと
月額:¥330 (税込)
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