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伝説の超視点画家が危険な新作を公開!

2013/10/08 00:00 投稿

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以前の『ひろぐ』記事にて
「超視点画」に関して記した!

「絵がへたなのではない!
 その人にはそう見えているのだ!」

という新理論を元に私が生み出した言葉が
「超視点」だ!
「色弱」の人達が見ている色は
正常な色覚を持つ人に説明できない!
しかし「超視点」という特殊能力は
簡単に明らかにする事ができる!
”お題”を与えて描かせればいいのだ!

そんなわけで
先日我が家において
”たこ焼き”や”お好み焼き”を焼いては食べ続ける
そこはかとなく大阪なイベント
「こなもんパーティ」
が開催された際
私はそこにいた参加者達の中に
「超視点」を持つ者はないかと
探りを入れてみた!
参加者は劇団「空晴(からっぱれ)」
「べっち」こと「岡部尚子」女史!
同じく「空晴」の俳優
「ジョー君」こと「上瀧昇一郎」君!
更に最近ではうちの「カミさん」を「ママ」と呼び
我が家の内部を
世帯主である私以上に知る存在となった
「ゲイブ」こと「ガブリエルみき」
それに私と「カミさん」を加えるという顔ぶれだった!


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もう面白かった!
「べっち」が描いた彼女は
成長して短大に進学したような
そんな空気を放っていた!
思春期を経たのか
昔ほど奔放ではなさそうだ!
正確には「うんちゃ」ではなく
「んちゃ」なはずだ!
きっと短大に進むまでの過程の中で
口癖になんらかの変化があったのだろう!
もしくは周囲に描いた物に
言葉が左右されてしまったのだろう!

じーっと見ていると
だんだん面白くなって来るのが
これら2枚の絵だ!
まずは「ゲイブ」による物!


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そして「ジョー君」による物!


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なんなのだろう?
最初は何とも思わず見られるのだが
どちらの作品も
10秒ぐらい見つめた後に
また見たくなる魔力を持っている!
また見てしまってがっかりするのだが
目を離してしばらくすると
やっぱりまた見たくなる!
恐らく両作品とも
足の部分に魔力が秘められているのではないだろうか?

しかし!
しかーし!
これら3作品の中には
「超視点画」はない!
なぜならば私は何の名称も記載していないのに
作者が何を描こうとしたのかが
理解できるからだ!
これらは単に
”だめな絵”でしかない!
薄々感づいてはいたのだが
「超視点」の持ち主は
私に最も近い存在の人物だった!


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深刻だ!
この絵は先程の
「ゲイブ」と「ジョー君」に依頼した作品と
同じテーマで描かれた物だ!
なぜ「カミさん」は
まったく迷いのないペンタッチで
これが描けるのだろう?
なんなら自信にすらあふれている!
本来この架空の動物の最も特徴的な箇所は
頭頂部からうさぎのように立つ耳であるはずだ!
ところが!
「カミさん」による作品では
耳はあろう事か我々同様の位置にあり
なんともいたましい事に
頭頂部には割れたガラス片が突き刺さっている!

「カミさん」は不思議な存在だ!
天性の「超視点画家」達は
そのペンの動きに不安がこもるものだ!
”これでいいのだろうか?”
”これを描いて誰かに怒られはしないか?”
そんな不安が線として現れる!
なのに「カミさん」は
明らかな「超視点」を持ちながらも
線にまったくブレが無い!

時として我々一般人同様の
「凡視点」な作品を描く事もあるのだが
それでもどこかに「超視点」を含んでいる!
力強い線で作品を描いた末に
「はいこれ!」
とよどみない発声で提出されると
なんだかこれでいいような気もする!
いいやだめだ!
手は!!!
手は!!!!


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私はこの日の最後に
ある「アメリカン・コミック」のヒーローを
課題として与えた!
「カミさん」はかつて
「とあるヒーロー」を描いた事で
大きな話題を呼んだ事がある!
そしてその「超視点」による「とあるヒーロー」は
一人のアーティストを刺激し
「決して訴えられないオリジナル・ヒーロー」
へと変貌を遂げて更なる話題をふりまいた!
それではこのほど私が求めた
「アメリカン・コミック・ヒーロー」とは
一体何か?
まずは「べっち」による作品で
私の出題を理解していただきたい!


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実はこの「べっち」作品も
しばらくするとまた見たくなる種類の物だ!
本来放射線状に描かれるべき顔や身体の模様が
見事な格子柄になってしまっている!
このヒーローが
どうしても国連のマスコットのように見えるのは
それが理由だ!
更に言えば口元も不可解だ!
まぁいい!
これをご覧いただけば
もう私の出題はおわかりいただけた事だろう!
では続いて
「セクシー・ハリケーン」の異名を持つ
「ゲイブ」による同題作品をご覧いただきたい!


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いい具合にやらかしてくれた!
線の不安定さから診断するに
これは軽度な「超視点画」の一枚だ!
蜘蛛の力を身につけた人間よりかはむしろ
下水道で人間化してしまった亀に近似している!
ここまであちゃらかなのに
なぜ”軽度”と表現したのか?
それはこの絵の中に
何を描こうとしたのかを理解させる
ヒントが多数介在しているからだ!
実際のモデルはそうではないのだが
手足の数を数えてみた時に
彼女の”伝えたい”という心が読み取れる!
この絵は何かを伝えようとする絵だ!

では!
最後にご覧いただこう!
もう「カミさん」とは書かない!
なんだか名前を書かないとアンフェアな気がする!
女優「楠見薫(くすみかおる)」が描いた
同題作品からは
”伝えたい”という気持ちが
一切汲み取れない!
なんなら
「ほんでこれを描かせてどないやねん!」
というふてくされた態度すらが感じ取れる!
そして何と言っても!
”禁断の絵”と呼ばれても仕方のない
左手に関する危険な描写が
我々の心をバナナのように握りしめる!
女優「楠見薫」から米国コミック業界への挑戦状!
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