金比羅山(こんぴらさん)のふもとにある旅館で
曇り空ながらも爽やかな朝を迎えた!
「のぶちゃん」こと「わかいのぶこ」嬢が見ている
テレビの音で私の目は覚めた!
我が家ではテレビを見る習慣がない!
まぁ厳密に言えば
「サッカー」中継や
「格闘技」中継や
「映画」や「海外ドラマ」などは
ずいぶんと多く見てはいるのだが
それらはどれも
有料の専門チャンネルなどで視聴するものだから
地上波で流れている
いわゆるコマーシャルという物を
まぁ見た事がない!
コマーシャルを見た事がなければ
当然のように
”今売れているタレント”
”今売れている俳優”
”今売れているミュージシャン”
などをまるで知らない!
これは舞台のキャスティングをも行う私には
たいそう致命的な事だ!
プロデュース・チームがタレント名鑑を並べ
沢山の候補を出してくれるのだが
結局一人として知っている名前も顔もない!
「なんで知らないんですか!
じゃああなたが最近注目している若手って
一体誰ですか?」
厳しい質問だ!
私が注目している若手と言えば
来期より「セルタ・デ・ヴィーゴ」から
「リバプール」に移籍するスペイン人フォワード
「イアゴ・アスパス」だ!
しかしそこで「アスパス」の名前など
出せるはずもない!
そんな事をしたら翌日から
「後藤アスひと」とか「後藤パスひと」とか呼ばれて
はげしい見下しに遭うに違いない!
だから私は会議でひたすら沈黙を通すのである!
正直言って
『The Left Stuff』で出演してもらった
「相武紗季」ちゃんにしても
会うまでまったく知らなかった!
会って初めて
我が家の3軒隣の不動産屋さんに
「のぼり」として毎日はためいている子だと気がついた!
しかしながらそれでもテレビを見ない私は
彼女がお店の看板やポスター以外で活躍している姿を
いまだに見た事がない!
世間の人達はそんな私を”世間知らず”と呼ぶ!
これはなかなか難しい戦いだ!
私は少なくとも
群衆の中に国連事務総長「パン・ギムン」がいても
ちゃんと見分ける事ができるのに!
そんなわけで早朝から旅館のテレビで
「のぶちゃん」による
最近のテレビ界に関する講義を受けた!
私が見ていた『ふたりっこ』などは
8:15から始まっていたのだが
今のNHKの”朝の連続テレビ小説”は
15分も早い
8:00から放映されていると知らされ
たいそう驚いた!
他にも沢山のテレビ知識をいただき
まさに「早起きは三文の徳」と言いたいが
前夜の
”ババを引いた人はジャイアント馬鹿の口調で話す”
というユニークなルールで行われたババ抜きの流れから
「早起きは十六文の徳」
と言うべきだろう!
ちなみに新ゲーム「馬場抜き」で
最も多く使われた馬場言葉は
カードを引く際の
「僕にもひけたー」
だった!
さぁ!
馬場もほどほどにして
「うどん」を食べよう!
前の晩にしっかり眠ってしまったので
前日の「コアラ食」から人間食に切り替わった私は
元気いっぱいで車に乗り込んだ!
朝の9:30!
到着したのは「やまうちうどん」!
ここはかつても訪れた事のある大好きな製麺所だ!
「プロフェッサーうどん」こと「カミさん」は
ここの”ゲソ天”をも推した!
なのでさっそく”ゲソ天”をもらい
「あつあつ」で「うどん」を食べた!
「あつあつ」というのは
単純にものすごく熱いという意味ではない!
香川県にある多くの「うどん」店が
「かけうどん」に関して
以下のような呼称システムを採用している!
あつあつ=麺が熱い・出汁が熱い
ひやあつ=麺が冷たい・出汁が熱い
ひやひや=麺が冷たい・出汁が冷たい
あつひや=麺が熱い・出汁が冷たい
これをしっかり覚えて理解しておかないと
それぞれのお店の味の真価を見逃したり
より沢山のお店でより多くの量を食べるための
ペース配分を誤ったりするのだと
「プロフェッサーうどん」をはじめとする
讃岐うどん通は語る!
例えば寝起きの一杯となれば
胃により優しい
「あつあつ」を食べる事で
更なる食欲がわいて来るのだ!
「やまうちうどん」を食べた我々は
そこから少々道に迷った!
次に目指すお店の所在地を
カーナビに打ち込んでみるのだが
そんな住所はない
といったような反論をカーナビから受けた!
そんな時
とても「香川うどんツアー2013」にふさわしい話題が
車内で語られ始めた!
私のこのホームページで開設されている
有料動画チャンネルでは
毎月16日を「ひろの日」と定め
ちょいと変わったゲストを招いては
『語るひろぐ』と題して
トーク番組の生配信を行っている!
先月16日のゲストは
「吉本新喜劇」の名優
「島田一の介」氏にお願いした!
そこで「一の介」氏から聞いた秘話が
話題の発端だった!
「一の介」氏による登場ギャグ
「おじゃまします」
は字には書けない必殺技の一つなのだが
その「おじゃまします」は
実はコメディアン「南州太郎(なんしゅう・たろう)」氏の
「おじゃまします」を
そのまま拝借したものなのだそうだ!
「一の介」氏はてっきり「南州太郎」氏が
亡くなっているものと思い
勝手に借用したらしいのだが
ある時ドラマに出ている姿を見て
大慌てしたのだそうである!
「南州」氏は現在もご存命だ!
私が車中でその話をすると
「隈本さん」がこう言った!
「うちの親父は南州太郎さんに似てるて評判やったよ!」
当然私は「隈本さん」のお父さんの顔は知らない!
しかし天性の悪役顔をした「隈本さん」だ!
きっとお父さんは「南州太郎」さんを
ちょいと怖くしたような顔なのだろう!
するとだ!
「隈本」夫人である「のぶちゃん」がそれに続いた!
「あたしは当然隈本のお父さんの顔は知ってるけど
南州太郎さんいう人の顔を知らないです!」
そこに「カミさん」がこう乗せて来た!
「あたしは隈本さんのお父さんの顔も
南州太郎さんの顔も知らんけどな!」
どうだ!
これほど「香川うどんツアー2013」にふさわしい会話が
他にあるだろうか!
これはまさに
「あつあつ」
「ひやあつ」
「ひやひや」
「あつひや」
の関係に他ならないではないか!
隈本 =南州太郎知ってる・お父さん知ってる
後藤 =南州太郎知ってる・お父さん知らない
カミさん=南州太郎知らない・お父さん知らない
のぶ =南州太郎知らない・お父さん知ってる
これは”うどんの女神”の微笑みに違いない!
それを示す奇跡として
我々が乗る車は
過去の所在地を破棄して移転した
「山下うどん」へ偶然に到着する事ができた!
「南州太郎」さんは知っているけど
「隈本さん」のお父さんの顔は知らない私は
当然「ひやあつ」を注文した!
「おじゃまします」なおいしさだった!
「山下うどん」を食べ終えて
時刻は11:00!
いけない!
急がなければ!
”麺は急げ”とはこの事だ!
次に向かう先は
”水平線から朝日が昇る瞬間を写真に撮る”
にも近い
時間との勝負を有する「うどん」屋さん!
その名も
「日の出製麺所」だった!
なんとこの製麺所は
営業時間が11:30から12:30!
メインの業務である製麺が完全に優先されており
店舗として営業しているのは
1日のうち
わずか1時間しかないのだ!
そしてこのお店こそ
「香川うどんツアー」では決して外す事のできない
私の大のお気に入りの味を出してくれるお店だ!
しかもかけうどんは1杯100円!
そこに温泉たまごを乗せても
わずかに150円である!
もしもここ数回の『ひろぐ』記事を読んで
あなたも「香川うどんツアー」に出てみたくなったら
まずは11:30〜12:30には
「日の出製麺所」を訪れるように
スケジュールを組むといいだろう!
このわずかな営業時間を中心に時間割りを作ると
全てが楽になる!
なんとか営業時間内に到着するも
「日の出製麺所」の前には長蛇の列ができていた!
しかし我々も含めてみんなが待っているのは
たかが一杯100円の「うどん」!
素敵だ!
なんて素敵な光景なのだろう!
身分も階級も
富めるも貧しいもなく
みんなが100円を握りしめて
一杯の「うどん」に
ものすごくわくわくしている!
私はこの「日の出製麺所」に来るたびに
なんだかとっても幸せな気分になる!
ラップで根元を巻いた青ネギを
自分で「はさみ」で切って丼に落とし
胡麻をふって生姜を乗せて!
いただきます!
「モッカ」という不思議な名前の
古い古い喫茶店でコーヒーを飲んでいると
「次のお店で最後にしようか」
という声があがった!
いいだろう!
大好きな「日の出製麺所」で
持ち帰りの「うどん」もどっさり購入した!
悔いはない!
かくして最後の「うどん」として選んだのは
「中村」というお店!
「釜あげうどん」がおいしいと評判らしいので
「大」を注文した!
香川にある「うどん」屋さんで
一つ奇妙なのは
「中」というサイズがあまり存在しない点だ!
「うどん」を1玉ならば
それは「小」と呼ばれ
2玉が「大」と呼ばれる!
3玉頼むと「特大」とか呼ばれて
結局「中」がないお店が多い!
中間層意識が高い日本において
この風習は多分に奇妙だ!
ひょっとして香川県民は
「中」である事を
たいそう嫌う県民なのではないだろうか?
そう考えた私は
インターネットのとある検索システムで
香川県内に住む
「小山」さん
「中山」さん
「大山」さん
らの人数(軒数)を割り出してみた!
結果は以下のようなものだった!
小山 388
中山 566
大山 412
「中」が一番多かった!
何の関係もなかった!
「中の女王」と呼ばれる
「中村中(なかむら・あたる)」ちゃんも
香川県でコンサートをやれば
ちゃんと盛り上がるのだそうだ!
楽しくおいしかった「香川うどんツアー2013」!
帰りに「道の駅」に寄って
「ピンバッジ」を購入した!
翌日が『ミヤネ屋』出演日だったので
衣装にこっそり付けるバッジが欲しかったのだ!
香川では最近
「香川県を”うどん県”に改名しよう!」
というあんぽんたんなキャンペーンが展開されており
私はそんな”うどん県”の県章バッジを購入した!
なかなか素敵なデザインなので
放送中も誰にも不審がられる事はなかった!
2時間番組のうち
1時間45分ほどが天気予報という
なんとも予報に満ちた不思議な『ミヤネ屋』だった!
かくして幕を降ろしたこのツアー!
巡りに巡ったのは計10軒の「うどん」店だった!
そもそも食べ物に飽きるという事のない私は
もう一泊して
更に10軒巡っても平気だった!
そんな思いを「Facebook」に投稿したところ
すぐにメッセージを書き込んでくれたのは
この3連載記事の初回に登場した
「うどんの父」!
映画監督の「本広克行」氏だった!
香川県出身であり
映画よりも「うどん」を愛する彼に
私が巡った全ての店名を知らせると
返信としてこう書き込んでくれた!
「同行したかったですね〜!
まだまだすごいお店にお連れしますよ!
マジで案内しましすよ!」
多少は洒落ながらも
「うどん県」の県章をつけて
全国ネットの番組に出演したからには
この誘いを断るわけなどいかない!
「香川うどんツアー2013」には
PART IIもあるのだろうて!
もしも私が巡った以外に
おすすめのお店などをご存知であれば
PiperのFacebookページに
是非その情報を書き込んでいただければ
とんでもなく幸いである!
さーて!
やっとこのツアーの事を書き切ったので
買って帰った「日の出製麺所」の「うどん」を
今から食べるとしようかね!
ちなみに今月16日の「ひろの日」ゲストが決定した!
『ひろぐ』には再三登場する
驚異のがっかり野郎「グッチ」!
最近では即興劇イベント
「インプロビアス・バスターズ」で
驚くべき特殊能力を発揮している
私の義理の弟「クスミヒデオ」!
そこにバイオリニストの「まるむし」君が加われば!
それは縮小版の「みにまむす」
通称「みくろむす」だ!
「グッチ」とトークをしても
きっと面白くないので
いっぱい演奏もしてもらおうと思う!
この機会に是非ご加入下さいな!
はい!
と言うわけで
香川県のとある公園に置かれた
廃車となった「路面電車」車内で
夫婦の記念写真を撮影したら
思いっきりの「心霊写真」でした!
曇り空ながらも爽やかな朝を迎えた!
「のぶちゃん」こと「わかいのぶこ」嬢が見ている
テレビの音で私の目は覚めた!
我が家ではテレビを見る習慣がない!
まぁ厳密に言えば
「サッカー」中継や
「格闘技」中継や
「映画」や「海外ドラマ」などは
ずいぶんと多く見てはいるのだが
それらはどれも
有料の専門チャンネルなどで視聴するものだから
地上波で流れている
いわゆるコマーシャルという物を
まぁ見た事がない!
コマーシャルを見た事がなければ
当然のように
”今売れているタレント”
”今売れている俳優”
”今売れているミュージシャン”
などをまるで知らない!
これは舞台のキャスティングをも行う私には
たいそう致命的な事だ!
プロデュース・チームがタレント名鑑を並べ
沢山の候補を出してくれるのだが
結局一人として知っている名前も顔もない!
「なんで知らないんですか!
じゃああなたが最近注目している若手って
一体誰ですか?」
厳しい質問だ!
私が注目している若手と言えば
来期より「セルタ・デ・ヴィーゴ」から
「リバプール」に移籍するスペイン人フォワード
「イアゴ・アスパス」だ!
しかしそこで「アスパス」の名前など
出せるはずもない!
そんな事をしたら翌日から
「後藤アスひと」とか「後藤パスひと」とか呼ばれて
はげしい見下しに遭うに違いない!
だから私は会議でひたすら沈黙を通すのである!
正直言って
『The Left Stuff』で出演してもらった
「相武紗季」ちゃんにしても
会うまでまったく知らなかった!
会って初めて
我が家の3軒隣の不動産屋さんに
「のぼり」として毎日はためいている子だと気がついた!
しかしながらそれでもテレビを見ない私は
彼女がお店の看板やポスター以外で活躍している姿を
いまだに見た事がない!
世間の人達はそんな私を”世間知らず”と呼ぶ!
これはなかなか難しい戦いだ!
私は少なくとも
群衆の中に国連事務総長「パン・ギムン」がいても
ちゃんと見分ける事ができるのに!
そんなわけで早朝から旅館のテレビで
「のぶちゃん」による
最近のテレビ界に関する講義を受けた!
私が見ていた『ふたりっこ』などは
8:15から始まっていたのだが
今のNHKの”朝の連続テレビ小説”は
15分も早い
8:00から放映されていると知らされ
たいそう驚いた!
他にも沢山のテレビ知識をいただき
まさに「早起きは三文の徳」と言いたいが
前夜の
”ババを引いた人はジャイアント馬鹿の口調で話す”
というユニークなルールで行われたババ抜きの流れから
「早起きは十六文の徳」
と言うべきだろう!
ちなみに新ゲーム「馬場抜き」で
最も多く使われた馬場言葉は
カードを引く際の
「僕にもひけたー」
だった!
さぁ!
馬場もほどほどにして
「うどん」を食べよう!
前の晩にしっかり眠ってしまったので
前日の「コアラ食」から人間食に切り替わった私は
元気いっぱいで車に乗り込んだ!
朝の9:30!
到着したのは「やまうちうどん」!
ここはかつても訪れた事のある大好きな製麺所だ!
「プロフェッサーうどん」こと「カミさん」は
ここの”ゲソ天”をも推した!
なのでさっそく”ゲソ天”をもらい
「あつあつ」で「うどん」を食べた!
「あつあつ」というのは
単純にものすごく熱いという意味ではない!
香川県にある多くの「うどん」店が
「かけうどん」に関して
以下のような呼称システムを採用している!
あつあつ=麺が熱い・出汁が熱い
ひやあつ=麺が冷たい・出汁が熱い
ひやひや=麺が冷たい・出汁が冷たい
あつひや=麺が熱い・出汁が冷たい
これをしっかり覚えて理解しておかないと
それぞれのお店の味の真価を見逃したり
より沢山のお店でより多くの量を食べるための
ペース配分を誤ったりするのだと
「プロフェッサーうどん」をはじめとする
讃岐うどん通は語る!
例えば寝起きの一杯となれば
胃により優しい
「あつあつ」を食べる事で
更なる食欲がわいて来るのだ!
「やまうちうどん」を食べた我々は
そこから少々道に迷った!
次に目指すお店の所在地を
カーナビに打ち込んでみるのだが
そんな住所はない
といったような反論をカーナビから受けた!
そんな時
とても「香川うどんツアー2013」にふさわしい話題が
車内で語られ始めた!
私のこのホームページで開設されている
有料動画チャンネルでは
毎月16日を「ひろの日」と定め
ちょいと変わったゲストを招いては
『語るひろぐ』と題して
トーク番組の生配信を行っている!
先月16日のゲストは
「吉本新喜劇」の名優
「島田一の介」氏にお願いした!
そこで「一の介」氏から聞いた秘話が
話題の発端だった!
「一の介」氏による登場ギャグ
「おじゃまします」
は字には書けない必殺技の一つなのだが
その「おじゃまします」は
実はコメディアン「南州太郎(なんしゅう・たろう)」氏の
「おじゃまします」を
そのまま拝借したものなのだそうだ!
「一の介」氏はてっきり「南州太郎」氏が
亡くなっているものと思い
勝手に借用したらしいのだが
ある時ドラマに出ている姿を見て
大慌てしたのだそうである!
「南州」氏は現在もご存命だ!
私が車中でその話をすると
「隈本さん」がこう言った!
「うちの親父は南州太郎さんに似てるて評判やったよ!」
当然私は「隈本さん」のお父さんの顔は知らない!
しかし天性の悪役顔をした「隈本さん」だ!
きっとお父さんは「南州太郎」さんを
ちょいと怖くしたような顔なのだろう!
するとだ!
「隈本」夫人である「のぶちゃん」がそれに続いた!
「あたしは当然隈本のお父さんの顔は知ってるけど
南州太郎さんいう人の顔を知らないです!」
そこに「カミさん」がこう乗せて来た!
「あたしは隈本さんのお父さんの顔も
南州太郎さんの顔も知らんけどな!」
どうだ!
これほど「香川うどんツアー2013」にふさわしい会話が
他にあるだろうか!
これはまさに
「あつあつ」
「ひやあつ」
「ひやひや」
「あつひや」
の関係に他ならないではないか!
隈本 =南州太郎知ってる・お父さん知ってる
後藤 =南州太郎知ってる・お父さん知らない
カミさん=南州太郎知らない・お父さん知らない
のぶ =南州太郎知らない・お父さん知ってる
これは”うどんの女神”の微笑みに違いない!
それを示す奇跡として
我々が乗る車は
過去の所在地を破棄して移転した
「山下うどん」へ偶然に到着する事ができた!
「南州太郎」さんは知っているけど
「隈本さん」のお父さんの顔は知らない私は
当然「ひやあつ」を注文した!
「おじゃまします」なおいしさだった!
「山下うどん」を食べ終えて
時刻は11:00!
いけない!
急がなければ!
”麺は急げ”とはこの事だ!
次に向かう先は
”水平線から朝日が昇る瞬間を写真に撮る”
にも近い
時間との勝負を有する「うどん」屋さん!
その名も
「日の出製麺所」だった!
なんとこの製麺所は
営業時間が11:30から12:30!
メインの業務である製麺が完全に優先されており
店舗として営業しているのは
1日のうち
わずか1時間しかないのだ!
そしてこのお店こそ
「香川うどんツアー」では決して外す事のできない
私の大のお気に入りの味を出してくれるお店だ!
しかもかけうどんは1杯100円!
そこに温泉たまごを乗せても
わずかに150円である!
もしもここ数回の『ひろぐ』記事を読んで
あなたも「香川うどんツアー」に出てみたくなったら
まずは11:30〜12:30には
「日の出製麺所」を訪れるように
スケジュールを組むといいだろう!
このわずかな営業時間を中心に時間割りを作ると
全てが楽になる!
なんとか営業時間内に到着するも
「日の出製麺所」の前には長蛇の列ができていた!
しかし我々も含めてみんなが待っているのは
たかが一杯100円の「うどん」!
素敵だ!
なんて素敵な光景なのだろう!
身分も階級も
富めるも貧しいもなく
みんなが100円を握りしめて
一杯の「うどん」に
ものすごくわくわくしている!
私はこの「日の出製麺所」に来るたびに
なんだかとっても幸せな気分になる!
ラップで根元を巻いた青ネギを
自分で「はさみ」で切って丼に落とし
胡麻をふって生姜を乗せて!
いただきます!
「モッカ」という不思議な名前の
古い古い喫茶店でコーヒーを飲んでいると
「次のお店で最後にしようか」
という声があがった!
いいだろう!
大好きな「日の出製麺所」で
持ち帰りの「うどん」もどっさり購入した!
悔いはない!
かくして最後の「うどん」として選んだのは
「中村」というお店!
「釜あげうどん」がおいしいと評判らしいので
「大」を注文した!
香川にある「うどん」屋さんで
一つ奇妙なのは
「中」というサイズがあまり存在しない点だ!
「うどん」を1玉ならば
それは「小」と呼ばれ
2玉が「大」と呼ばれる!
3玉頼むと「特大」とか呼ばれて
結局「中」がないお店が多い!
中間層意識が高い日本において
この風習は多分に奇妙だ!
ひょっとして香川県民は
「中」である事を
たいそう嫌う県民なのではないだろうか?
そう考えた私は
インターネットのとある検索システムで
香川県内に住む
「小山」さん
「中山」さん
「大山」さん
らの人数(軒数)を割り出してみた!
結果は以下のようなものだった!
小山 388
中山 566
大山 412
「中」が一番多かった!
何の関係もなかった!
「中の女王」と呼ばれる
「中村中(なかむら・あたる)」ちゃんも
香川県でコンサートをやれば
ちゃんと盛り上がるのだそうだ!
楽しくおいしかった「香川うどんツアー2013」!
帰りに「道の駅」に寄って
「ピンバッジ」を購入した!
翌日が『ミヤネ屋』出演日だったので
衣装にこっそり付けるバッジが欲しかったのだ!
香川では最近
「香川県を”うどん県”に改名しよう!」
というあんぽんたんなキャンペーンが展開されており
私はそんな”うどん県”の県章バッジを購入した!
なかなか素敵なデザインなので
放送中も誰にも不審がられる事はなかった!
2時間番組のうち
1時間45分ほどが天気予報という
なんとも予報に満ちた不思議な『ミヤネ屋』だった!
かくして幕を降ろしたこのツアー!
巡りに巡ったのは計10軒の「うどん」店だった!
そもそも食べ物に飽きるという事のない私は
もう一泊して
更に10軒巡っても平気だった!
そんな思いを「Facebook」に投稿したところ
すぐにメッセージを書き込んでくれたのは
この3連載記事の初回に登場した
「うどんの父」!
映画監督の「本広克行」氏だった!
香川県出身であり
映画よりも「うどん」を愛する彼に
私が巡った全ての店名を知らせると
返信としてこう書き込んでくれた!
「同行したかったですね〜!
まだまだすごいお店にお連れしますよ!
マジで案内しましすよ!」
多少は洒落ながらも
「うどん県」の県章をつけて
全国ネットの番組に出演したからには
この誘いを断るわけなどいかない!
「香川うどんツアー2013」には
PART IIもあるのだろうて!
もしも私が巡った以外に
おすすめのお店などをご存知であれば
PiperのFacebookページに
是非その情報を書き込んでいただければ
とんでもなく幸いである!
さーて!
やっとこのツアーの事を書き切ったので
買って帰った「日の出製麺所」の「うどん」を
今から食べるとしようかね!
ちなみに今月16日の「ひろの日」ゲストが決定した!
『ひろぐ』には再三登場する
驚異のがっかり野郎「グッチ」!
最近では即興劇イベント
「インプロビアス・バスターズ」で
驚くべき特殊能力を発揮している
私の義理の弟「クスミヒデオ」!
そこにバイオリニストの「まるむし」君が加われば!
それは縮小版の「みにまむす」
通称「みくろむす」だ!
「グッチ」とトークをしても
きっと面白くないので
いっぱい演奏もしてもらおうと思う!
この機会に是非ご加入下さいな!
はい!
と言うわけで
香川県のとある公園に置かれた
廃車となった「路面電車」車内で
夫婦の記念写真を撮影したら
思いっきりの「心霊写真」でした!
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