「コアラ」はよく眠る!
なので私も”眠りのパートナー”として「コアラ」を選び
就寝の際には深い眠りという恩恵を受けている!
「コアラ」の主食はユーカリだ!
しかし人間はユーカリを食べられない!
なぜならユーカリにはシアン化水素
つまりは猛毒である青酸が含まれているからだ!
「コアラ」の腸の中に住む微生物は
驚くべき事に
そんな青酸を分解する能力を持っている!
しかし!
そんな魔法のような微生物は
ある条件が満たされないと真面目には働かない!
青酸の分解を促進するために!
「コアラ」は眠らなければいけない!
そう!
「コアラ」という生き物が
24時間のうち18〜20時間も眠る理由は
ユーカリを食べるからなのだ!
長時間の睡眠は体内で青酸を分解するためなのだ!
食べるから寝る!
寝るからまた食べられる!
この見事なまでの合理性は
「香川うどんツアー2013」に出掛けた私に
大きな影響を与えた!
連日の「FIFA コンフェデレーションズ・カップ」観戦で
完全に体内時計がくるってしまった私は
ちょいと「うどん」を食べたら
すぐに眠たくなる体質になっていた!
自動車を運転してくれる「隈本さん」には悪いが
この「コアラ食」こそが
私に誰より多くの食欲をもたらしたのである!
「着いたで!」
と言われて目を覚ますと
私はもう空腹だった!
午前10時!
開店同時の「あたりや」にて
到着してから2杯目の「うどん」をいただいた!
「山形」で生まれた私は
真っ黒な出汁(だし)に
七味唐辛子をふった「うどん」で育った!
それが「うどん」だと聞いていた!
しかし!
44歳となった今では
そんな「うどん」を食べる事ができない!
透き通った出汁に生姜を乗せる!
これが私にとっての「うどん」に変わった!
香川県で「うどん」屋さんに行けば
当然のようにおろし金と生姜のかたまりが用意され
それを好きなだけすりおろして「うどん」に乗せる!
この生姜の味がどうしようもないほど心を揺らすのだ!
「あたりや」の「うどん」に感動した我々は
名物犬ケンシロウを怒らせないように
そっと車に乗り込んだ!
そして私だけは早くも眠りに就いた!
「着いたで!」
どこをどう走ったのかもわからない!
とにかくとんでもなく田舎な景色だった!
時計は11時を示してしたので
1時間近くは走ったのだろう!
先の「さか枝」と「あたりや」は
かつて女優「牧野エミ」に連れられ訪れたお店だったが
「たむら」というそのお店は
初めて行く場所だった!
ほとんど小屋のような「たむら」では
普通の食堂ならば入ったらものすごく怒られそうな厨房に
ずかずかと入り込んで注文する!
1時間眠った事で猛烈に空腹となった私には
当然のようにありがたいご馳走である!
「隈本さん」とその夫人「のぶちゃん」は
一口食べるなりうなった!
「隈本さん」に至っては
まだ3軒目なのに「たむら」がベストだと言って聞かない!
「プロフェッサーうどん」の異名を持つ「カミさん」も
なにやら感動したような表情だ!
その感動が過ぎたのか
「カミさん」は料金を払わずに店を出た!
「お金もらったかなぁ?」
といった呑気な店主の言葉で
ふと我に帰ったほどだった!
「着いたで!」
その言葉で目覚めると時刻は11:30!
そもそも消化のいい「うどん」だ!
30分の睡眠は私の食欲をリセットする!
「がもううどん」は”揚げ”がおいしい
と「プロフェッサーうどん」が薦めた!
だが私はあえて温泉たまごを乗せてみた!
器の中に冷たい「うどん」玉を入れてもらったら
後は全部自分で盛りつけをする!
タンクに入った生醤油を麺の上に2〜3周!
それだけで恐ろしいほどおいしい食べ物になる!
だめだ!
写真を見るだけで「うどん」が食べたくなって来た!
「着いたで!」
時刻は13:30だったので
今回はかなり長い睡眠だった!
「コアラ食」に徹する私は
既に”飢え”と呼べるほどの空腹を感じていた!
到着したお店は「上戸(じょうと)」!
そこの「うどん」を食べるのは
なかなか難しい!
ずいぶんと中心地から離れた場所に位置しており
品切れと同時に閉店してしまうからだ!
しかも電話番号を公表していないお店であるため
事前に開店を確認する事もできない!
つまりものすごく長距離を移動して辿り着いても
閉店している可能性がとても高いのだ!
しかし!
「プロフェッサーうどん」が
”男麺(おとこめん)”と呼んで譲らない
がしがしに歯ごたえの強い「上戸」の麺は
一度食べたら忘れられない食感なのだ!
なんと幸いにして
我々の後に3名ほど入店したところで
「上戸」は閉店となってしまった!
我々はぎりぎりのところで
”男麺”を堪能した!
はてさて!
ここでちょいとだけ「うどん」から離れてみよう!
「上戸」の店舗は
とてもユニークな駅と並んで建っている!
JR箕浦駅(みのうらえき)は
なんとJRの車両を半分に切断した物を改造し
駅舎として使用しているのだ!
こんな景色を見ると私は思わずひろいでしまう!
鉄道マニアを表す「鉄ちゃん」という言葉を
私は自分には使わない!
私ごときの浅い鉄道知識では
「鉄ちゃん」と呼ばれる人々に対して失礼だからだ!
私程度の鉄道好きであれば
「しゅっぽ」から発展した私なりの専門用語
「しゅっぱー」が適当だろう!
では「しゅっぱー」と「鉄ちゃん」の決定的違いは何か?
「しゅっぱー」は鉄道車両の写真を撮る際に
自分も写るのだ!
さて!
そうこうするうちに
実に健康的でエネルギー吸収率の高い
「コアラ食」を続ける私と
他のメンバーとの間に食欲の差が生じ始めた!
なんだかみんな「うどん」に疲れ始めていた!
相変わらず運転手を務める「隈本さん」が
「どこか観光で行きたいところはないか?」
と尋ねてくれたので
私はカーナビの隅に見えたあるポイントを指差した!
「この県立丸亀競技場ってとこに行きましょうよ!」
不思議なもので誰も反対はしなかった!
私は「スタジアム」という建造物が大好きだ!
しかもこの「うどん」で名高い丸亀市の名を持つ競技場ならば
ひょっとしたら私が気になって仕方のなかった
ある「サッカー」チームのホームグラウンドかもしれない!
正解だった!
そこは「JFL」所属チームの中でも
”いいの?本当にその名前でいいの?”
と何度も確認したくなるランキングで1位を独走する
「カマタマーレ讃岐」
のホームグラウンドだった!
「カマタマーレ」の由来は
「釜玉うどん」と
イタリア語で海を表す「マーレ」の合成語だそうだ!
心の中から質問が込み上げた!
いいの?
本当にその名前でいいの?
さっそく小さなグッズコーナーで
チームのシャツを購入した!
ピッチにさえ入らなければ
競技場には自由に出入りできるようだったので
ちょいとひろいだ!
そんな事をしていたら
みんなの食欲も戻って来たようだったので
その日最後の「うどん」へと向かった!
製麺所を兼ねた香川の「うどん」屋さんは
だいたいどこも夕方で閉店する!
なので16時に到着した
「長田in香の香(かのか)」が
その日の「うどん」納めとなったわけだ!
せっかく「カマタマーレ讃岐」のシャツまで購入したので
ここは「釜あげうどん」にした!
やっぱりどういう食べ方をしても
おいしいものはおいしい!
香川県に到着してから
およそ半日で6軒の「うどん」屋さんを巡った!
しかもその間!
より多くのお店で食べるべく
”一杯全部は食べ切らない”
という節制を行っていた
「プロフェッサーうどん」の麺を
ずいぶん頂戴していたので
私が食べた量は合計して7杯は越えていた!
なのにまだ「うどん」が食べたかった私だが
その余力は明日使う事にしよう!
かくして一行は金比羅山(こんぴらさん)のふもとにある
温泉旅館にチェックインした!
あとはもう温泉でぐったりひろごうと思っていたのに
「のぶちゃん」が金比羅山に登ろう
と言い出した!
そんなパワー配分を全く考えていなかった私は
途中まで登ったところで3人を頂上へと見送った!
「私にできる事はここまでだ!」
けどなんだか
一人だけ思い出が少なくなるのも悔しいので
ものすごくひろいでいるような写真だけ
数枚撮影して下山した!
やがて全員が旅館に戻ったところで
入浴を済ませると
飲み屋に繰り出し
カウンターの中のモニタで
「カミさん」がレギュラー出演していたドラマ
『鴨、京都へ行く。』の最終回を見た!
音がうまく聞こえなかったが
なんだか登場人物みんなが泣いているようだったので
きっと感動の最終回だったのだろう!
まだ飲み足りなかったので
旅館の自動販売機で缶ビールをがっしゃんがっしゃん購入し
4人部屋で飲んで騒いだ!
”ババを持っている人はジャイアント馬場の口調で話す”
という特殊ルールによるババ抜きを提案し実行した!
びっくりするほどくだらなかった!
(やってみるがいい!)
一泊二日で行った「香川うどんツアー」なのに
『ひろぐ』では3回に別れそうだ!
仕方がない!
それぐらいひろいだのだから!
なので私も”眠りのパートナー”として「コアラ」を選び
就寝の際には深い眠りという恩恵を受けている!
「コアラ」の主食はユーカリだ!
しかし人間はユーカリを食べられない!
なぜならユーカリにはシアン化水素
つまりは猛毒である青酸が含まれているからだ!
「コアラ」の腸の中に住む微生物は
驚くべき事に
そんな青酸を分解する能力を持っている!
しかし!
そんな魔法のような微生物は
ある条件が満たされないと真面目には働かない!
青酸の分解を促進するために!
「コアラ」は眠らなければいけない!
そう!
「コアラ」という生き物が
24時間のうち18〜20時間も眠る理由は
ユーカリを食べるからなのだ!
長時間の睡眠は体内で青酸を分解するためなのだ!
食べるから寝る!
寝るからまた食べられる!
この見事なまでの合理性は
「香川うどんツアー2013」に出掛けた私に
大きな影響を与えた!
連日の「FIFA コンフェデレーションズ・カップ」観戦で
完全に体内時計がくるってしまった私は
ちょいと「うどん」を食べたら
すぐに眠たくなる体質になっていた!
自動車を運転してくれる「隈本さん」には悪いが
この「コアラ食」こそが
私に誰より多くの食欲をもたらしたのである!
「着いたで!」
と言われて目を覚ますと
私はもう空腹だった!
午前10時!
開店同時の「あたりや」にて
到着してから2杯目の「うどん」をいただいた!
「山形」で生まれた私は
真っ黒な出汁(だし)に
七味唐辛子をふった「うどん」で育った!
それが「うどん」だと聞いていた!
しかし!
44歳となった今では
そんな「うどん」を食べる事ができない!
透き通った出汁に生姜を乗せる!
これが私にとっての「うどん」に変わった!
香川県で「うどん」屋さんに行けば
当然のようにおろし金と生姜のかたまりが用意され
それを好きなだけすりおろして「うどん」に乗せる!
この生姜の味がどうしようもないほど心を揺らすのだ!
「あたりや」の「うどん」に感動した我々は
名物犬ケンシロウを怒らせないように
そっと車に乗り込んだ!
そして私だけは早くも眠りに就いた!
「着いたで!」
どこをどう走ったのかもわからない!
とにかくとんでもなく田舎な景色だった!
時計は11時を示してしたので
1時間近くは走ったのだろう!
先の「さか枝」と「あたりや」は
かつて女優「牧野エミ」に連れられ訪れたお店だったが
「たむら」というそのお店は
初めて行く場所だった!
ほとんど小屋のような「たむら」では
普通の食堂ならば入ったらものすごく怒られそうな厨房に
ずかずかと入り込んで注文する!
1時間眠った事で猛烈に空腹となった私には
当然のようにありがたいご馳走である!
「隈本さん」とその夫人「のぶちゃん」は
一口食べるなりうなった!
「隈本さん」に至っては
まだ3軒目なのに「たむら」がベストだと言って聞かない!
「プロフェッサーうどん」の異名を持つ「カミさん」も
なにやら感動したような表情だ!
その感動が過ぎたのか
「カミさん」は料金を払わずに店を出た!
「お金もらったかなぁ?」
といった呑気な店主の言葉で
ふと我に帰ったほどだった!
「着いたで!」
その言葉で目覚めると時刻は11:30!
そもそも消化のいい「うどん」だ!
30分の睡眠は私の食欲をリセットする!
「がもううどん」は”揚げ”がおいしい
と「プロフェッサーうどん」が薦めた!
だが私はあえて温泉たまごを乗せてみた!
器の中に冷たい「うどん」玉を入れてもらったら
後は全部自分で盛りつけをする!
タンクに入った生醤油を麺の上に2〜3周!
それだけで恐ろしいほどおいしい食べ物になる!
だめだ!
写真を見るだけで「うどん」が食べたくなって来た!
「着いたで!」
時刻は13:30だったので
今回はかなり長い睡眠だった!
「コアラ食」に徹する私は
既に”飢え”と呼べるほどの空腹を感じていた!
到着したお店は「上戸(じょうと)」!
そこの「うどん」を食べるのは
なかなか難しい!
ずいぶんと中心地から離れた場所に位置しており
品切れと同時に閉店してしまうからだ!
しかも電話番号を公表していないお店であるため
事前に開店を確認する事もできない!
つまりものすごく長距離を移動して辿り着いても
閉店している可能性がとても高いのだ!
しかし!
「プロフェッサーうどん」が
”男麺(おとこめん)”と呼んで譲らない
がしがしに歯ごたえの強い「上戸」の麺は
一度食べたら忘れられない食感なのだ!
なんと幸いにして
我々の後に3名ほど入店したところで
「上戸」は閉店となってしまった!
我々はぎりぎりのところで
”男麺”を堪能した!
はてさて!
ここでちょいとだけ「うどん」から離れてみよう!
「上戸」の店舗は
とてもユニークな駅と並んで建っている!
JR箕浦駅(みのうらえき)は
なんとJRの車両を半分に切断した物を改造し
駅舎として使用しているのだ!
こんな景色を見ると私は思わずひろいでしまう!
鉄道マニアを表す「鉄ちゃん」という言葉を
私は自分には使わない!
私ごときの浅い鉄道知識では
「鉄ちゃん」と呼ばれる人々に対して失礼だからだ!
私程度の鉄道好きであれば
「しゅっぽ」から発展した私なりの専門用語
「しゅっぱー」が適当だろう!
では「しゅっぱー」と「鉄ちゃん」の決定的違いは何か?
「しゅっぱー」は鉄道車両の写真を撮る際に
自分も写るのだ!
さて!
そうこうするうちに
実に健康的でエネルギー吸収率の高い
「コアラ食」を続ける私と
他のメンバーとの間に食欲の差が生じ始めた!
なんだかみんな「うどん」に疲れ始めていた!
相変わらず運転手を務める「隈本さん」が
「どこか観光で行きたいところはないか?」
と尋ねてくれたので
私はカーナビの隅に見えたあるポイントを指差した!
「この県立丸亀競技場ってとこに行きましょうよ!」
不思議なもので誰も反対はしなかった!
私は「スタジアム」という建造物が大好きだ!
しかもこの「うどん」で名高い丸亀市の名を持つ競技場ならば
ひょっとしたら私が気になって仕方のなかった
ある「サッカー」チームのホームグラウンドかもしれない!
正解だった!
そこは「JFL」所属チームの中でも
”いいの?本当にその名前でいいの?”
と何度も確認したくなるランキングで1位を独走する
「カマタマーレ讃岐」
のホームグラウンドだった!
「カマタマーレ」の由来は
「釜玉うどん」と
イタリア語で海を表す「マーレ」の合成語だそうだ!
心の中から質問が込み上げた!
いいの?
本当にその名前でいいの?
さっそく小さなグッズコーナーで
チームのシャツを購入した!
ピッチにさえ入らなければ
競技場には自由に出入りできるようだったので
ちょいとひろいだ!
そんな事をしていたら
みんなの食欲も戻って来たようだったので
その日最後の「うどん」へと向かった!
製麺所を兼ねた香川の「うどん」屋さんは
だいたいどこも夕方で閉店する!
なので16時に到着した
「長田in香の香(かのか)」が
その日の「うどん」納めとなったわけだ!
せっかく「カマタマーレ讃岐」のシャツまで購入したので
ここは「釜あげうどん」にした!
やっぱりどういう食べ方をしても
おいしいものはおいしい!
香川県に到着してから
およそ半日で6軒の「うどん」屋さんを巡った!
しかもその間!
より多くのお店で食べるべく
”一杯全部は食べ切らない”
という節制を行っていた
「プロフェッサーうどん」の麺を
ずいぶん頂戴していたので
私が食べた量は合計して7杯は越えていた!
なのにまだ「うどん」が食べたかった私だが
その余力は明日使う事にしよう!
かくして一行は金比羅山(こんぴらさん)のふもとにある
温泉旅館にチェックインした!
あとはもう温泉でぐったりひろごうと思っていたのに
「のぶちゃん」が金比羅山に登ろう
と言い出した!
そんなパワー配分を全く考えていなかった私は
途中まで登ったところで3人を頂上へと見送った!
「私にできる事はここまでだ!」
けどなんだか
一人だけ思い出が少なくなるのも悔しいので
ものすごくひろいでいるような写真だけ
数枚撮影して下山した!
やがて全員が旅館に戻ったところで
入浴を済ませると
飲み屋に繰り出し
カウンターの中のモニタで
「カミさん」がレギュラー出演していたドラマ
『鴨、京都へ行く。』の最終回を見た!
音がうまく聞こえなかったが
なんだか登場人物みんなが泣いているようだったので
きっと感動の最終回だったのだろう!
まだ飲み足りなかったので
旅館の自動販売機で缶ビールをがっしゃんがっしゃん購入し
4人部屋で飲んで騒いだ!
”ババを持っている人はジャイアント馬場の口調で話す”
という特殊ルールによるババ抜きを提案し実行した!
びっくりするほどくだらなかった!
(やってみるがいい!)
一泊二日で行った「香川うどんツアー」なのに
『ひろぐ』では3回に別れそうだ!
仕方がない!
それぐらいひろいだのだから!
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