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消化機能が未熟で抵抗力も弱く、噛む力も弱い乳幼児期。この時期にあげない方が良い、避けた方が良い食品は、けっこう多くあるんです。今回はママが気を付けてあげたい食品を、リストにしてまとめました。

あげてはいけないもの~

はちみつ・牛乳

はちみつは乳児ボツリヌス症を起こす可能性が高いため、1歳まで食べてはいけません。それ以降も慎重に少しずつはじめましょう。また牛乳も、飲ませるのは1歳を過ぎてからです。

ナッツ類

窒息の危険や、気管支に入りやすいので肺炎を起こす可能性があります。3歳まではあげないようにしましょう。

生もの

乳幼児は消化機能や抵抗力が弱く、生ものの寄生虫や細菌の感染にかかりやすくなっています。3歳までは生ものを与えるのはやめましょう。

お餅、白玉、こんにゃくゼリーなど

歯が生えたといっても、モチモチした食感の食品は、喉に詰まらせる可能性があります。3~4歳までは食べさせないようにしましょう。


避けたり、調整が必要なもの

卵など、アレルギー反応の高いもの

卵・乳製品・そば・ピーナッツ・小麦はアレルギーの発祥数が多く、重症度が高いもの。発疹から、意識障害や呼吸困難などを起こしてしまうこともあります。他にもアレルギーを引き起こす食品は結構あります。
はじめての食べ物を試す場合は、少量から。食後にいつもと違った様子が見られたら、すぐに受診しましょう。

塩分、糖分のとりすぎ

腎機能の未熟な乳幼児に塩分の高い食事を与えると、腎臓に負担がかかり、脱水や発熱を引き起こすなどの症状が現れます。また、塩分・糖分の高い食事に慣れてしまうと薄味を食べないだけでなく、肥満の原因にもなります。できるだけ薄味を心掛けましょう。(発熱時の水分補給用の甘いものは別です。)

食品添加物の多いもの

食品添加物についてはいろいろな意見がありますが、アレルギーや子供の病気が増えたのは添加物が一因という説があります。現代は数え切れないほどの食品添加物がありますので、全て分けるのは無理な話。けれども以下のようなものは避けたり、あげる回数を減らしたほうが良いでしょう。

・即席めん
・清涼飲料水
・ハム・ソーセージ
・菓子パン・ピザ

トランス型脂肪酸

トランス型脂肪酸とは脂肪酸の一種で、人工的に生成される副産物。脳の発育を阻害したり、悪玉コレステロール、免疫機能やアレルギーへの悪影響があるといわれています。

・マーガリン、ショートニングを使った焼き菓子
・アイスやケーキ、ポテトチップスなど
・カップ麺
・ファーストフードのフライドポテト、チキンナゲットなど
・冷凍食品

カフェイン

カフェインは子供にとっても刺激物。コーヒー・紅茶はもちろん、緑茶や烏龍茶も避けましょう。どうしてもあげる時は水などで薄めましょう。

香辛料

自律神経を刺激してしまうので、幼児期は避けましょう。

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