こんにちは、渡辺早織です。
突然ですが、みなさん、インドのアーユルヴェーダって知っていますか?
“なんだろう?”
“聞いたことはあるけど詳しく知りたい!”
という方も多いかもしれません。
ヨガやマッサージはやってるよ!という女性は多いので耳にしたことがある人もいるかな?
このアーユルヴェーダはヨガだけでなく、他の要素とあわせてトータルヘルシーをゲットするインドの考え方。
そんなアーユルヴェーダについて今回はちょっと書いてみたいと思います♪
“アーユルヴェーダのコンセプトは
じわじわと生命力、自分のパワーを引っ張り出す、自分の自然治療である”
アーユルヴェーダって何?
アーユルヴェーダとは古来インドの約5000年前からある伝統医学。
アーユスはライフ(生命)、ヴェーダはスタディ(学)。
アーユルヴェーダは
“この人”、“この人全体”をホリスティック(総合的)に見ることでその人にあった食事、ハーブ、マッサージ・ヨガで健康になろうというもの。
アーユルヴェーダの東洋医学とは逆に、パーツパーツで考える西洋医学はたとえば頭が痛かったら頭痛薬を、皮膚が荒れたら皮膚薬を・・といったように処方するが、アーユルヴェーダは家族、食生活、睡眠、過去歴史、怪我や遺伝などその人の今のライフスタイル全体からとらえる。
仕事をしてる人、激しいスポーツをやっている人、やっていない人 などなど色々なファクターを見て、この人はこの時この年齢でこの人の場合はこういう食べ物を食べた方がいい。というような考えです。
”アーユルヴェーダで考える3つの体質“ドーシャ”
その人全体をホリスティックに見るアーユルヴェーダでは、その人がどんな傾向にあるのかを3つの体質に分類するドーシャというものがあります。
これを手がかりにアーユルヴェーダの食生活をその人にあったものにすることができるのです。
その3つとは、
ヴァータ(風)
ピッタ(火)
カパ(水)
ヴァータ
ヴァータの人は乾燥肌タイプ。
肌だけではなく、髪や目も乾燥しやすい。
たとえば、じゃがいもやひよこ豆などガスが身体にたまるものをたくさん食べない方がいい。
ピッタ
ピッタの人はオイリー肌タイプ。
ピッタはあらゆる不純物に敏感なので自然で純粋な食事、水などをとるといいです。また唐辛子などの刺激のある辛いものを食べない方がいい。
カパ
カパの人はぽっちゃりさんタイプ。
鼻炎になりやすいなど水分量が多い傾向があります。ミルク、ヨーグルトなど乳製品を食べない方がいい。
などなどざっくりとわけることができます。
ちょっと調べたらインターネットでドーシャチェックができるサイトを見つけたのでよければ試してみてください。
また、実は食事にはコンビネーションがとても大事。
たとえば、バナナと牛乳を一緒に取らない方がいいとか、ウコンとコショウを一緒に食べると効果が1000倍になるとか、実は色々あってすごく大切なのだそうです。
食べる時間ももちろん大事でフルーツは夜に食べるとよくないとか、できるだけお腹が空っぽの時に食べた方がいいなど。
アーユルヴェーダで考える食生活はある種の処方。どういう風に、何時に、どのくらい、どんなコンビネーションで食べるかなどとそれぞれ自分自身を見直してみることが大切なのです。
アーユルヴェーダ “ハーブ”
今は食事について話しましたが、アーユルヴェーダで必要なもう一つの要素はハーブ。ハーブを食べることで病気を予防しようとアーユルヴェーダでは考えます。
消化器系が悪い人はこういうハーブ、ホルンのバランスがよくない人はこういうハーブと言ったように毎日中心に食べることが大切だとされています。
心臓、血液循環、冷え性など色々な病気を防ぐためのハーブがあるのです。
ドーシャごとにおすすめのハーブがさっきのサイトにも載っていたのでよければ見てみてください!
アーユルヴェーダ “マッサージ・ヨガ”
日本で1番知られているのが、マッサージ、ヨガです。
シロダーラとって頭にオイルをたらしつづけることで一種の瞑想状態になり癒し効果があります。脳のマッサージとも言われているのだとか。
もちろん、マッサージもアーユルヴェーダの中には色々あり、その人によって、怪我によってマッサージは変わるのです。
現在多くの日本女性が興味を持っているヨガ。
私もヨガはリラックス効果が高くてとても好きなのですが、そのヨガのポーズもその人の怪我やその人によって、した方がいいポーズは変わってくるのだそう。
自分の体調をみてポーズを・・ということは考えたことがなかったので驚きでした!
まさにホリスティック、総合的な観点でその人の美、健康を追求するアーユルヴェーダ。
食生活・睡眠、ハーブ、マッサージ・ヨガ。アーユルヴェーダはこれらの要素から出来ているのです。
う~ん、深い!
自分のことを知って自分にあった食事やヨガをしたらもっともっと楽しそうだなぁ。
アーユルヴェーダ生活、はじめてみませんか?
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