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忙しい社会人や主婦が抱える悩みとして、『肩こり』が挙げられています。何よりも肩が凝ると体がだるくなったり、頭痛・吐き気を催したりと辛い体の不調をもたらします。しかし、肩こりといっても原因はさまざま。またか、仕方がない…などとあきらめずに凝りを上手にほぐしていきましょう。

どうして肩が凝るの?

肩こりの直接の原因は、筋肉が硬く縮こまることです。これにより血流が滞り、筋肉に老廃物が蓄積されてしまい、痛みが起こるのです。そして、さらなる悪影響がこの痛み!痛みを感じると筋肉が余計に縮こまるため、肩こりもひどくなるという悪循環に陥ってしまうのです。また、肩こりはストレスにも注意しなければなりません。ストレスを感じると自律神経のバランスが乱れ、血行が悪くなります。
これらを頭に入れて、普段の日常生活から及ぼしている凝りを見直してみましょう。


肩こりが起こる原因って?

肩こりは私たちが何気なく過ごしている日常生活から起こります。女性ならではの肩こりの原因の代表的なのはこちらの3つ!

1 目の疲れ

OLに肩こりが多いのはもしかしたらこれが原因かも?パソコンを休みなく長時間使っている方は特に注意!また、まぶたがピクピクしていたり、目が充血しやすかったりする場合は目がかなり疲れています。他にもメガネやコンタクトレンズの度数があっていないものをつけている場合も目が感じるストレスは大きいくなります。

目の筋肉に疲労が溜まると、首や肩の筋肉がそれをカバーするようにと働くため、肩こりが起こるのです。
そうなる前に目を疲れさせないこと!目の疲れ対策には、長時間のパソコンや読書は一時間に一度は遠くを見たり、しばらく目を閉じたりして意識して休めましょう。
また目の疲れのツボとして『晴明』があります。晴明とは目頭の少し上、眉毛の生え際あたりにあります。そこをつまむような感覚で押すと目の疲れが取れスッキリします。また、食品ではブルーベリーが効果的。

2 冷え症

体が冷えて肩までカチンカチンに固まってしまい、ほぐれにくい凝りに発展している恐れが!特に女性は冷え症でお悩みのかたも多いと思います。
平熱が低かったり、入浴はいつもシャワーだけを使っているかた、運動する習慣がないかた、風邪をひきやすかったりと体調不良を起こしやすかったりするかたは、肩こりが痛みを感じないくらいに慢性化している恐れが!?

効率よく体を温めるには、足首などの首のつく体の部分を温めるとよいでしょう。また筋肉が少ないと血行も悪くなりがちなので、筋力不足による冷えも防ぐには適度な運動を、苦手な方は家でのストレッチを毎日の習慣に。
お風呂をシャワーで済ましているかたは入浴をし、肩こりが酷い方は、肩に温かいタオルを乗せるのも良いでしょう。
最後に食品では体が温まる作用のあるネギやショウガが効果的。

3 姿勢

肩こりでもっとも多いとされるのが姿勢が悪い故に引き起こる肩こり。長時間同じ姿勢でいると、どうしても筋肉が緊張状態が続くため、血液の流れが悪くなり、肩こりが起こります。他にも、足を組む癖があったりひじをつく癖があったり、日頃から猫背だったり女性ならではの姿勢が肩こりを招いている恐れがあります。

デスクワークをする際は、時々ストレッチをするなどして体を動かしましょう。デスクの下でも出来るだけ足首回しや、肩が凝ってきたら首回し、肩回しをして筋肉の緊張をほぐしてあげることが大切です。
また体が疲れていると、姿勢まで悪くなりがち。疲れが溜まる夕方も姿勢が悪くなりがちです。正しい姿勢でいることが肩こりの防止になるので、意識して姿勢を注意してみましょう。

肩こりの原因は人それぞれですが、すべて共通しているのは自分たちの普段の日常生活に原因があるということ。そして、それが肩こりの引き金となっているということを頭に入れ、体が不調を訴える前に、普段の日常生活を見直してみましょう。

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