女性なら愛する男性といつか子どもをもちたいと願うのは極めて自然なこと。ですが、子どもが生まれることで、ライフスタイルをどのように変えるか、ちゃんと心の準備はできていますか?
適齢期だから、子どもがいるほうが女として幸せだとなんとなく思う、、そんな安易な理由で決断できるほど、子どもをもつということは単純なことではありません。パートナーと子どもについて話し合う上でも、ぜひ考えておきたいことをいくつかまとめてみました。
自分たちにとって理想的な家族とはなにか?
まず、自分が考える理想の家族像をよく考えてみましょう。子どもはひとりで、ライフスタイルはあまり変えたくないタイプ?でも、パートナーの意見はどうでしょうか?子どもは多いほどいい、絶対男の子がひとりは欲しい、という意見かも知れません。
一口に“子どもをもつ”といっても、様々なパターンがあり、育児方針もいろんな考え方があります。どんなふうに子育てをしたいか、パートナーにはどのように子育てに関わってもらいたいか、ふたりで具体的に話し合っておくことは、後々ケンカをしないためにも大切です。
パートナーに“お金を出して”と言うことに抵抗はないか?
シビアなようですが、お金のやりとりにそのカップルの力関係が表れます。共働きであれば、自分の稼いだお金をある程度自由にできますが、育児休暇に入ったり、仕事を辞めたりして収入が無くなった途端、パートナーにお金の話を持ち出すことに抵抗感を覚える女性も多いのです。
もちろん、働き続けるほうにとっても、経済的な責任感やプレッシャーは大きなもの。お金のことでギクシャクしないためにも、お金の使い方、管理はあらかじめ二人で決めておき、余計なストレスを抱えないようにしましょう。
これを機に、家計簿をつけてお金の管理をしっかり明確化することもおすすめです。
どれだけの時間を子どもや家族に費やしたいと思うか?
今までは自分最優先でいられても、子どもができると圧倒的な時間をとられてしまいます。ずっとではないにしろ、とりあえず数年は、そういう時間の使い方になることを覚悟したほうが良いでしょう。
今の自分はそれを受け入れられますか?もしまだ準備ができていないと思う場合、自分の時間をどう使いたいか、優先順位を考えてみて。今すぐではなくても、○年後なら、という目安も考えやすくなります。
今のパートナーとの絆は、子どもをちゃんと育ててゆけるほど強いものか?
子どもをもとうと決心するからには、安心して育てられる環境を用意したいもの。今のパートナーとの絆は、それにふさわしく安定した強いものであるか、よく考えてみるチャンスです。
子育てをサポートしてくれる人は誰か?
子育ては、ひとり、あるいはカップルだけで出来るものではありません。お互いの両親、親戚、友だち、託児所、ベビーシッター、ときには様々なサポートが必要となってきます。頼めばすぐに来てくれる両親が近くに住んでいれば大分助かりますが、そうでない人も多いはず。そんなケースこそ、“子育てサポートネットワーク”を自ら開拓することが大切です。いつ、だれに、どれだけサポートしてもらえるか、出産前からかなり計画的かつシビアに考えておきましょう。
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