華やかに幕を開けた新年度。それとは裏腹に新しい環境や人間関係などにそろそろ気疲れが出てくるころ。特に運動もしていないのに体がだるい、ぼんやりとしてスッキリしない、倦怠感が抜けない、気持ちが沈んでしまう…そんな症状に陥りやすい5月。休養して体を休めたいものですが仕事をしていてはなかなかそうはいきません。
特に疲労は、発熱や痛みなど体に何かしらの異常があるというサイン!放っておくと慢性化した慢性疲労を招いたり、自律神経失調症やうつ病になってしまう可能性も…!本日はそんな疲労を癒す対策法をご紹介いたします。
5月病には心身の癒しが必要
休みの日には心身リラックス。
平日の仕事で疲れ、週末や休みの日には一日寝ていたり、部屋でゴロゴロしたくなったり…。しかし、これもまた、疲労を悪化させてしまう恐れも。
疲労回復にはまず、正しい生活習慣が基本。休みの日でもいつもより少し遅くまで寝るのは良しとして一日中、体を動かさず寝ている、部屋から出ずにゴロゴロするということは避けましょう。予定の有無に関わらず自分のリラックスできる時間を作り、心身を癒すことも大切です。また、何も考えない時間を作るなど自分自身を甘やかす時間も心が疲れているときには効果的。
食事でエネルギー回復。
疲労やストレスが溜まり心身が疲れると食欲もなくなりがち。ですが、栄養を摂らずにはこの問題は回避できません。疲労回復には、バランスの摂れた食事でエネルギーと各栄養素をしっかりと摂ることが大切。
おすすめはエネルギー代謝を活性化させるビタミンB群をしっかりと摂ること!そんな食事方法については下記でご紹介。
全身疲労に効果的な食材
疲労に必要な栄養素はビタミンB群。
ビタミンB1…魚・肉・豆など。
ビタミンB2…肉・魚・牛乳・納豆など。
ビタミンB1の吸収を高めてくれるアリシン…にんにく
同じく硫化アリル…玉ねぎ・ねぎ・ニラ・らっきょう
スタミナ強化に有効なアスパラギン酸…豆・大豆もやし・アスパラガスなど。
疲労に効果的な食事方法とは?
1…体力アップのためにエネルギー源を摂ることは基本。
疲労回復のために一番必要なのは活力の源となる糖質(ご飯などの主食に含まれる)をしっかりと摂ること。そしてそれプラス大切なのはタンパク質(魚・肉・大豆)です。これらを体内で効率よく利用するためにはミネラルとビタミンがおすすめ。
2…ビタミンB群を毎日の食事に取り入れて!
ビタミンB群の多い豚肉・魚・納豆などは毎日取り入れたいもの。特に納豆や魚でも刺身といったものはそのまま食べられ、栄養損失がなくおすすめです。ビタミンB群は水溶性。なので煮るよりも、焼く・炒めるといった調理方法が良いでしょう。
特に全身疲労や精神的な疲労は5月に出やすいとも言われています。必要なことは一日3食をきちんと摂り、生活リズムを整える、休日にストレス解消・リラックスをする、エネルギー代謝に不可欠なビタミンB群をしっかりと摂取、この3つが重要ポイントです。
疲れが溜まってきたな、この疲れだいぶ前から続いているな…少しでもそう感じたら早めの疲労回復をしましょう。
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